今回は、2020年5月8日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「▽電子レンジの秘密▽ランドセル▽ツバメの巣」の番組内容を紹介。
なんで電子レンジはチンって鳴るの?
たしかに、電子レンジは、昔から「チン!」ですよね。
なぜなんだろう?
なんで電子レンジはチンって鳴るの?
本日の2つめ目の話題。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、冷凍食品にお世話になっていそうな大人ってだーれ?」
岡村さんが立候補して、回答者に。
鍋焼きうどんは常にストックしているとのこと。
電子レンジの話題。
チコちゃん「なんで電子レンジはチンって鳴るの?」
岡村さん「チンの音が人間の耳に一番目立つ形で入って来る音だから。」
その後も、タイマーを発明したのはドイツの、ベッケン・タイマーさんとかむりやりの意見。
正解にいたらず、叱られちゃいました。
田中美佐子さんにも聞いてみますが、仏壇のチンや戦いのゴングの音なんかにからめますが、こちらも不正解
チコちゃんの答えは、「藤井寺市にサイクリングに行ったから」
チコちゃん「サイクリング、サイクリング、ヤッホー ヤッホー♪」
藤井寺市にサイクリングに行ったから
解説してくれたのは、シャープ(番組では元家電メーカー)社員の藤原康宏さん。
電子レンジのチンの音を開発した人。
電子レンジのあのチンの音は、自転車のベルの音とのこと。
昭和46年当時の初期の電子レンジ(型番:R-651)。
内部には本物の自転車のベルそのものが。
「チコジェクトX 挑戦者たち」
ナレーション:田口トモロヲ。
タイトルは「チンの音色よ鳴り響け ~入社4年目 若手社員の戦い~」。
時は昭和36年。
東京オリンピック開催を前に日本は高度経済成長期に突入して家電ブームが到来。
当時の家電の花形といえばカラーテレビ。
23歳当時の藤原さんが配属されたのはたった5、6人の電子レンジ部署。
国内初の電子レンジは1961(昭和36)年に東京芝浦電気(現在の東芝)からDO-2273Bという機種が発売。
シャープではその翌年にR-10が発売された時代。
当時は業務用で一部のレストランや食堂車などでの使用が主。
その頃に受けた顧客からのクレームが「出来上がったのに気付かなかった」。
あっという間に温まる電子レンジにまだ慣れていなかったため、中身を見てみると、また冷めてしまっている事が頻発。
そこで藤原さんは、「終了の合図」を知らせる装置のとり付けを考えます。
当時電子レンジが使われていたのは比較的静かな一般家庭ではありません。
うるさい調理場という音に囲まれた場所。
「めだつようにどんな音にすべきか?」を思案。
そんな時に、社内で催されたのがサイクリングのイベント。
サイクリング中に鳴らしたベルの音がとても人の注目を引き付けること経験。
会社のあった町は、自転車産業の街であった堺市の近く。
そこからいくつもの自転車ベルを取り寄せて理想的なベルを探します。
そして、電子レンジに組み込まれることに。
電子レンジは当時まだそれほど人気のなかった製品。
そのため、パッとした思い付きがすぐに製品に採用されるそんな時代だったとのこと。
こうして1967(昭和42)年にチンとなる電子レンジが誕生。
結果、この電子レンジは大ヒット。
後に家庭用にもチンのベルが搭載されることに。
当時の広告には、「『電子レンジでチンする』が今やレンジ調理の代名詞」や「自転車のベルを使った仕上がり報知装置」というキャッチフレーズも。
今ではチン以外の音が鳴る機種も多いのですが、未だに「チンする」という言葉が使用。
雑誌やチラシでも。
そして最後は、藤原さんがサイクリングで通ったという道を再び訪れます。
大阪府藤井寺市にある土師ノ里駅付近。
藤原さん「僕にとってプロフェッショナルとは、、人生の憧れに向かって取り組む姿勢かな?」
岡村さん「番組が、むちゃくちゃなってる。」
結論
というわけで、
「なんで電子レンジはチンって鳴るの?」は、
「藤井寺市にサイクリングに行ったから」
でした。
補足
当時の催されたサイクリングイベントのコースは大阪市からスタートして奈良県の當麻寺がゴールという道程(片道約30km)だったとのこと。
また、シャープでは日本初のターンテーブル搭載機も開発したとのこと。
解説してくれたのは
元家電メーカー(シャープ)社員の藤原康宏さん。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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