サイトアイコン チコちゃんに叱られる!

なんで男の子は”ワル”に憧れちゃうの?→ついつい動物に戻っちゃうから。本能のままに生きるのがかっこいいとおもっちゃう。

今回は、2020年10月30日金 チコちゃんに叱られる!「▽ドーナツの穴▽ワルの秘密▽野菜の大きさ」の番組内容を紹介。


なんで男の子は”ワル”に憧れちゃうの?




確かに、小学生や中学生はワルにあこがれちゃいますね。


いったいなぜ?





なんで男の子は”ワル”に憧れちゃうの?


本日の1つめ目の話題。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番昔ワルだったけど今はステキな大人ってだーれ?」


アッコさんになるかと思いましたが、岡村さんが今日は先発がなかったので立候補。


チコちゃん「なんで男の子は”ワル”に憧れちゃうの?」


岡村さん、「親の敷いたレールからはみ出そうとする、男はそういう生き物だから。」


チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


正解にいたらず、叱られちゃいました。


和田さんにも質問。


和田さん「自分に出来ない事や自分に無いモノに憧れる感性から来る。」



チコちゃんの答えは、「ついつい動物に戻っちゃうから。」



ついつい動物に戻っちゃうから


男が不良に憧れるのは動物的本能が目覚めてしまっているから。


例えば百獣の王ライオンを想像してみましょう。


ライオンはお腹が空けば狩りをして、眠くなれば気ままに寝るという本能に従って生きています。





ところが人間の場合は「本能のままに生きる」というのは社会的にアウト。


すなわち、「社会のルールからはみ出すワル=本能のままに生きている」。


例としてワルと野生の動物たちの行動を照らし合わせてみましょう。


肩を揺らして歩くのは動物でいう所の威嚇行動で、縄張りの主張だったり。





暴走族がスピードに憧れるのは外敵から逃げる能力を誇示するため。





ガンを飛ばす、メンチを切るという威嚇も、相手を脅かして優位に立つという本能的行動の一種。





こういった動物的本能を隠さずに本能のままに生きているワル。


実は、動物としての人間の本能に訴えかけてくるものがあるとのこと。



ワルへの憧れは人類にとって重要な役割を担っている


「ワルに憧れる=子孫を残す事」につながるとのこと。


ワルに憧れて身なりや言動が異なってくると、集団の中では目立ちます。





この“目立つ”というのは動物にとっては非常に重要な要素。


動物はパートナーを見つけて子孫を残すために、さまざまな手を使って目立つ工夫をします。


人間にとってはワルになって目立つというのがパートナーを見つけるための工夫。


つまり、暴走族の特攻服・リーゼント・ド派手な改造バイクなどは全て「子孫を残す為」。




そう考えると、ちょっとかっこわるいかも。。


ワルに憧れて目立つ行動をとる男性には色んなホルモンが出る


人間は周囲から注目を浴びると脳の中で興奮ホルモンのアドレナリンと幸せホルモンのセロトニン、オキシトンが分泌。





この3つのホルモンによって気持ちが奮い立ち、さらに自分自身にうっとりしてナルシスト状態に。


こうして自信に満ち溢れた男性が女性の目線を感じると、男性からは女性を惹き付ける男性ホルモンであるテストステロンが分泌。





このテストステロンは“モテ”ホルモン。


このテストステロンのおかげで男性はさらに男らしさが増します。


それを見た女性は本能的に好意を抱くように。


もちろん、女性が男性に惹かれる要素は他にも沢山存在。


しかし、ワルの男を好きになってしまう女性の心理の奥にはこんなメカニズムが。



結論


というわけで、


「なんで男の子は”ワル”に憧れちゃうの?」は、


「ついつい動物に戻っちゃうから」


でした。



解説してくれたのは


生理学研究所の柿木隆介名誉教授。

柿木隆介教授


柿木 隆介

かきぎ りゅうすけ / KAKIGI, Ryusuke

所属部門: [ 安全衛生管理室 ] [ 統合生理研究部門 ]
略歴
九州大学医学部卒,医学博士。佐賀医科大学助手,ロンドン大学研究員,佐賀医科大学講師を経て1993年3月から現職。
専攻
神経生理学,神経内科学

代表的な論文・著書
H. Mochizuki, et al., J Neurophysiol. 102, 2657 (2009)
K. Inui, R. Kakigi, J Neurol Neurosurg Psychiatry 83, 551 (2012)
H. Okamoto et al., Sci Rep 4, e3927 (2014)
(研究所HPより)




生理学研究所


生理学研究所(せいりがくけんきゅうじょ、英語: National Institute for Physiological Sciences)は、自然科学研究機構を構成する、愛知県岡崎市にある大学共同利用機関。人体基礎生理学分野における日本の中核的な国立研究所である。人体の生命活動を総合的に解明することを目標に研究活動を行っている。

国家事業であるナショナルバイオリソースプロジェクトのニホンザル分野を担当している。

2010年4月現在、以下の6つの研究系と4つの研究施設及び技術課を有している。

研究系
分子生理研究系
細胞器官研究系
生体情報研究系
統合生理研究系
大脳皮質機能研究系
発達生理学研究系
研究施設
行動・代謝分子解析センター
多次元共同脳科学推進センター
脳機能計測・支援センター
情報処理・発信センター
また、岡崎共通研究施設の動物実験センター、岡崎統合バイオサイエンスセンターとも連携している。経理など管理業務は岡崎統合事務センターで行われている。 総合研究大学院大学の大学院生に対する教育も実施している。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。


過去放送日別一覧ページ



モバイルバージョンを終了