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日本のパワースポットベスト3→新谷尚紀名誉教授編、久留和海岸、一条戻橋、将門塚

今回は、2021年1月15日金 チコちゃんに叱られる!「▽金縛りって?▽メリーゴーラウンドの謎▽赤信号の秘密」の番組内容を紹介。


日本のパワースポットベスト3→新谷尚紀名誉教授編




本日の3つめ目の話題。

「目指せ大型連休!働き方改革のコーナー」





第11回目となる「大先生アワー だって好きなんだもん」


今回は日本の風習やしきたりを民俗学の視点から研究している新谷尚紀名誉教授。





そして今回のテーマは、「日本のパワースポットベスト3」



第3位 久留和海岸


子宝祈願の石が見つかるかもしれないパワースポット。


関東圏の神奈川県三浦半島の西側にある久留和海岸。




新谷教授「昔から海岸や水辺には神様や霊的な力が宿りやすいとされているんですが、三浦半島の久留和海岸には子産石(こうみいし)があり、触れただけで子宝に恵まれるといわれる石が稀に見つかるんです。」





これがその子産石。




女性が子産石を触った手でお腹を触ると子宝に恵まれるという言い伝え。


このキレイな真ん丸の石は波に洗われることで大きな岩から誕生すると考えられていて、その様子を赤ちゃんの誕生に見立てて子産石と呼ばれるように。




この子産石は日本各地の海岸で見られますが、久留和海岸は子産石の言い伝えを象徴する場所と考えられています。




研究の為に持ち帰ったそうですが、実際に触れた人が子宝を授かるという事が数多く起きていると個人体験報告。


ナレーション「信じるか信じないかはあなた次第。」


現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から海岸への立ち入りは控えましょう。



第2位 一条戻橋


死者の魂が戻るといわれている一条(一條)戻橋。



場所は、京都市上京区。





新谷教授「民俗学的に見ても川や橋は生と死の境界の象徴として古くから捉えられていました。」


一条(一條)戻橋は元々は土御門橋(つちみかどばし)という名前。


平安時代にある高名な学者が亡くなり、その棺がちょうどこの橋に差し掛かった時に別れを告げられなかった息子が駆けつけ「どうか息を吹き返して欲しい。」と願った所、




亡くなった思っていたその人が生き返ったという伝説が。





この死者の魂が戻ったという逸話から一条戻橋と呼ばれるように。


新谷教授「異なる世界。そういう事にも通じる異界、魔界の穴なんですね。」


その為にこの一条戻橋には万能のご利益があると古くから信じられてきたそう。



第1位 将門塚


ビジネスマンの守り神とされるのが、東京千代田区大手町のオフィス街の真ん中にある将門塚。





平将門の首塚。





新谷教授「私たち民俗学者の間でも、パワースポットといえばまずはここという場所です。最強のパワースポットと思われてきたんじゃないかという場所なんです。」


平将門は平安時代に朝廷に対して反乱を起こした罪でさらし首に。


その首が胴体を探して関東に飛んでこの地に落ちたという伝説が。





新谷教授「御霊信仰(ごりょうしんこう)という考え方があるんですが、不遇の死を遂げた人がその怨念や無念から怨霊となり祟りを起こす、それを畏れて、その怒りを鎮めて御霊として祀る、それによって平穏を実現しようというものです。」




平将門の霊力は一般的にいわれる御霊信仰を遥かに凌ぐ非常に強い力があるとされていました。


その影響なのかどうかは分かりませんが、過去に将門塚を取り壊そうとした際には関係者に怪我人が出たなんてお話も。


新谷教授「平将門の霊力というのは色んなご利益のパワーを令和の現在も発信し続けているんです。」


強いパワーを持つというこの場所は仕事や勝負事の成功を願って多くの人が訪れるパワースポットに。


というわけで民俗学者、新谷教授が選ぶ日本の最強のパワースポットランキングベスト3でした。





結論


というわけで、


「民俗学者、新谷教授が選ぶ日本の最強のパワースポットランキングベスト3」は、


「久留和海岸、一条戻橋、将門塚」


でした。



解説してくれたのは


民俗学の専門家、新谷尚紀教授

新谷 尚紀(しんたに たかのり、1948年11月18日 – )は、日本の民俗学者。
國學院大学教授、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学名誉教授。

経歴
広島県生まれ。
1971年早稲田大学第一文学部史学科卒業、1977年同大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。
1998年「死・葬送・墓制をめぐる民俗学的研究」で慶應義塾大学社会学博士。
山村女子短期大学助教授、国立歴史民俗博物館助教授、教授、総合研究大学院大学教授、2010年定年退官、名誉教授、國學院大学文学部教授。
(Wikipediaより)





今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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