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(再掲)カルビってなに?→結局、どこでもいい肉。脂身のある肉で、ロースやもも肉、どこの部位でもよい。

前回の「チコちゃんに叱られる!」​は、2020年6月5日(金)の再放送!

以下、過去の内容を再掲載したものです。

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今回は、2020年6月5日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「▽ゴムの秘密▽人一倍って?▽カルビ」の番組内容を紹介。


カルビってなに?




確かに、カルビって、どこの部位のお肉?





カルビってなに?


本日の2つめ目の話題。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、肉食系のステキな大人ってだーれ?


夏菜さん「色んな意味がありますもんね。」


と思わず笑っちゃっって、回答者に指名。


夏菜さん「(焼肉屋さんでは)ハラミとタン塩だけで生きている。」


焼肉からカルビの話題に。


チコちゃん「カルビってなに?」


うまく答えられず、叱られちゃいました。


その後、岡村さんが解糖。


口元に正解マークとピヨピヨ音。


チコちゃん「つまんねーヤツだな~。」


正解を言われてちょっと悔しいチコちゃんから漢字の問題。


問題は「ようちえん」





岡村さんと夏菜さんは正解。





大竹さんは、不正解。


大竹さんだけ、叱られちゃいました。


大竹さん「70にもなってだよ?二人正解して俺だけ。ここそんなに引っ張る所じゃねーだろ!」


岡村さん「初めて恥ずかしくなってますよ。」


焼肉を食べている人にインタビューしてみても正解なし。


チコちゃんの答えは、「結局、どこでもいい肉。」


岡村さん「漢字も正解してこそのチコちゃんですから!」



結局、どこでもいい肉


カルビには「明確な定義はない」とのこと。


カルビは、そもそもお肉の部位の名前でもない。


牛肉というのは国が定めたルールによるとその部位は11に分類。





サーロイン、リブロース、ヒレ、もも、ばらなどなど。


カルビというのは、実は「メニューの名前」。


その語源は韓国語の「カルビクイ」。





韓国語でカルビはアバラ骨、クイは焼くという意味。


カルビクイとは「脂身のある骨付きアバラ肉」を焼く料理。





これが日本に広まった時にカルビに省略。


日本でも当初は脂身のある骨付きアバラ肉を提供していたそう。


しかし、骨が付いていると食べづらいという意見から、骨を除去。


そして「脂身のあるアバラ肉」を提供するように変化。


このアバラ肉(ばら部分)は部位として非常に大きく、切り分けるのが困難である事から解釈がさらに変化。


1960年頃の日本では「カルビ=脂身のある肉」という認識。





アバラ肉では無くても脂身さえあればカルビと呼ぶように。


サーロインやリブロースであっても脂身が含まれていればカルビと呼称。


当時の焼肉屋さんの精肉メニューは「カルビ」「ロース」ぐらいしかありませんでした。





カルビ=脂身のある肉、ロース=赤身というあいまいな分け方のみ。


しかし、10年ほど前からお肉の部位を細かく分けて表示するようになりました。


そのきっかけは、2010年にとあるお店に入ったお客さんからのクレーム。


そのお店では、赤身肉という意味で「ロース」とメニューに書いていました。


お客さんが「ロース」を注文したので、「もも肉」を提供した所、お客から「これはもも肉でロースではない!」との指摘。





これを問題視した国は焼肉店に対して細かくメニューを表示するように要請。


この結果、「ロース」として提供して良いのは総称としてロースと呼ばれる「かたロース、リブロース、サーロイン、ヒレ」のみに。


「もも」は「らんぷ、そともも、もも」のみに。


そしてこの時、カルビについては、「部位名ではないのでどこのお肉を使っても構わない」との見解。





旦理事「信じられない話ですけどね。」


そのため、お店によってカルビはどの部位が使われるのかバラバラ。





旦理事「カルビは美味しければどこでも良い。」



カルビ=どこでもいい肉という事実をグルメタレントの方は知ってる?


ということで、EXILE、三代目JSBのNAOTOさんに伺います。





岡村さん「ジモンさんにしてあげてよ。」


実はNAOTOさんは寺門ジモンさんを食の師匠と仰いでいるという事で今回の出演に。


3種類のお肉を「カルビ」か?「カルビじゃない」か?を答えるクイズ。


NAOTOさんは、3つともカルビと回答で、全問正解。


番組では、「ザブトン」だの「イチボ」だのと細かい説明をして間違えることを期待していたようでした。


喜ぶNAOTOさん。


スタッフの敗北。


ナレーション「それでもこの番組は全て正直にお届けします。」



結論


というわけで、


「カルビってなに?」は、


「結局、どこでもいい肉」


でした。



塚原アナから補足


2010年以前は焼肉店で赤身のもも肉をロースとして提供するのが一般的でしたが、当時からロース部位をロースとして出しているお店もありましたとのこと。



解説してくれたのは


全国焼肉協会の旦有孝専務理事


全国焼肉協会


会長挨拶
会長
全国焼肉協会(略称JY)は、無煙ロースターの普及や、牛肉の輸入自由化(1991年)による食材調達の向上によりチェーン店展開が容易となった1992年10月に全国の焼肉店の経営者が、焼肉業界に関係する方々の相互交流と焼肉業界の発展を目的とした事業活動を通じ、社会に貢献することを趣旨として設立いたしました。
1998年5月には、事業協同組合として農林水産省の認可を受け今日に至っております。『焼肉』は戦後日本で生まれた食文化であり、それに韓国料理が加わって現在の焼肉料理とされています。最近では、海外での焼肉事業も増加しており、「YAKINIKU」は世界共通語となって参りました。
また、協会設立後、O-157事件、BSE問題、リーマンショック、さらには食中毒問題に伴う法的規制など焼肉業界には克服すべき厳しい課題が次々と突き付けられましたが、英知を結集し乗り切ってまいりました。
焼肉店の売上げが順調に回復している今日、更に業界の活性化を図るべく、新味のある事業を実行してまいりますので、協会運営へのご理解、ご協力を賜りますとともに、焼肉店経営者様の新規入会をお待ちしております。

事業協同組合全国焼肉協会
会長 山口 悟
(HPより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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