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なんでイルカはジャンプするの?→体についた垢(アカ)を落とすため。速く泳ぐために一日12回皮膚が入れ替わる。

今回は、2021年4月9日金 チコちゃんに叱られる!「▽イルカのジャンプの謎▽フランスパン秘話▽名刺とは?」の番組内容を紹介。


なんでイルカはジャンプするの?





たしかにイルカのジャンプ力はすごいですね。


でも、なぜジャンプする?




なんでイルカはジャンプするの?


本日の1つめ目の話題。


まずはゲスト紹介。


初登場の「吾郎ちゃん」、稲垣吾郎さん。


そして、4回目の登場、「あだっちー」、足立梨花さん。


早速一問目へ。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、イルカと一緒に泳いでいそうなステキな大人ってだーれ?」


岡村さんの指名で、稲垣さんが回答者に。


イルカの行動についての話題で、ジャンプの話に。


チコちゃん「なんでイルカはジャンプするの?」


稲垣さんは、イルカは、幸せで、感情表現で嬉しいとジャンプするのが自然な行動という趣旨の答え。


正解に至らず、叱られちゃいました。


岡村さんにも聞いてみると、口元に正解マーク。


チコちゃん「つまんねーヤツだな~。」


と、岡村さん、チコリました。


イルカということで、『イルカにのった少年』のヒット曲で有名な城みちるさんを取材。





質問してもると、


城さん「イルカは子どもたちを喜ばせる為にジャンプするんです。」


出張用チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」





ちなみに、城さんご本人によるキャッチフレーズは「日本一息のなが~い一発屋」


とのこと。



チコちゃんの答えは、「体についた垢(アカ)を落とすため。」



体についた垢(アカ)を落とすため


解説してくれたのは、東海大学の村山司教授。


この垢を落とすという行為は決して綺麗好きだからというわけではありません。


天敵であるシャチやサメから身を守るため。


垢を落とす事で速く泳げるというのがその理由。


イルカは通常時速15km、敵から逃げる時や獲物を追いかける時の最高速度は時速40km。





この速い泳ぎを実現しているのが弾力性のある皮膚。


金属やガラスのように表面がツルツルだと海水の流れがぶつかると表面に小さな渦が。





この渦が抵抗となって泳ぐ速度は落ちます。


イルカの皮膚は弾力があって柔らかい。


海水が当たる所が流れに合わせて凹み渦が出来ません。





すると抵抗が少ないので速く泳ぐことができます。


この時に問題になるのが表面に付着した垢、


私人間は1日におよそ1回皮膚が入れ代わり、古くなった皮膚が垢となって剥がれ落ちます。





イルカの場合は1日12回、2時間に1回のペースで皮膚が生まれ変わります。


イルカは皮膚の元になる角化細胞がとても多い。





その結果、人間の10倍近いスピードで皮膚が入れ代わります。





自然と垢も大量にでることになります。


これが体の表面にどんどん蓄積して行くと、弾力を保てず、体の表面に小さな渦が発生。





泳ぐときのスピードが落ちてしまいます。


これを防ぐために、ジャンプをして水に落ちる時の衝撃によって垢を落としています。





ジャンプによって垢が落ちているのかを検証


いつもの体をはった実験の検証で登場するあばれる君。





気温5.4℃、さらに強風も吹くという厳しいコンディション。


イルカの皮膚に本当に垢が溜まっているのかを確認。


イルカのいるプールに入って直接手でこすって垢を採取。


しかし、イルカの泳ぐスピードについていけず、断念。


その後、餌の時間によって来たイルカにタッチ。





皮膚をこするとイルカの垢が手に付着。





その後、ジャンプを8回繰り返し、再び、垢を回収。


こすってみても今度は垢の付着はなしで、とてもきれいな皮膚に。




結論


というわけで、


「なんでイルカはジャンプするの?」は、


「体についた垢(アカ)を落とすため」


でした。



補足


岡村さんは、ダイビングが趣味で、ダイバーさんから、今回のイルカの話を聞いた事があったそう。



(注;イルカジャンプの理由には諸説あります。)



解説してくれたのは


解説は東海大学の村山司教授


村山 司 (むらやま つかさ)

教授・博士(農学)
 
専門分野 動物心理学、認知科学、鯨類学

研究テーマ・研究課題 飼育下のイルカ類における感覚と行動、認知に関する実験的検証

研究内容 飼育下のイルカ類を対象として、その感覚能力、行動特性、認知能力について実験的に検証し、ヒトとイルカの認識の違いを考察している。 これらは、鯨類のほかに海牛類、鰭脚類などをも対象として行っている。
また、イルカの言語能力について検証し、イルカに言葉を教えることにより、ヒトとイルカの対話を目ざしている。

担当授業科目 海棲哺乳類学、海洋動物の行動生態

所属学会 日本水産学会、日本動物学会、日本動物心理学会、Society For Marine Mammalogy

主な論文・著書
・「Relative Size Discrimination and Perception of the Ebbinghaus Illusion in a Bottlenose Dolphin (Tursiops truncatus).」2012
・「Preliminary study of object labeling using sound production in a beluga.」2012 ほか

受験生へのメッセージ イルカをはじめとする海獣類は海洋生態系の頂点を占める重要な動物たちですが、その生態や能力はとてもおもしろいものです。
研究室ブログ 「海獣研究室。」http://murayamalab.blog.fc2.com/
(大学HPより)



東海大学


東海大学(とうかいだいがく、英語: Tokai University)は、東京都渋谷区富ヶ谷2丁目28番4号に本部を置く日本の私立大学である。1946年に設置された。大学の略称は東海(とうかい)、東海大(とうかいだい)。

大学全体

創立者の松前重義
1942年12月に創立した財団法人国防理工学園が、国防理工科大学の設立構想の一環として、旧・専門学校令により、1943年4月に航空科学専門学校を開設。第二次世界大戦の終戦日の1945年8月15日付で同一法人内の電波科学専門学校と合併[注釈 1]し東海専門学校となり、同年10月に東海科学専門学校と改称。1946年に旧・大学令によって、旧制東海大学に昇格。学制改革に伴い、1950年4月に新制東海大学となった。

創立者は、逓信省(現・総務省・NTT等)工務局長で、後に逓信院の総裁となる工学博士・松前重義。松前は、「戦後資源の乏しい日本の発展には、科学技術の開発と平和利用が必要だ」と述べている。東海大学は、創立者の精神を受け継ぎ、明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材を育てることにより、「調和のとれた文明社会を建設することのできる人材を育成する」という理想を高く掲げている。

東海大学は当初、静岡県静岡市清水区三保に本部を、東京都内に分校を設置していた。しかし、戦後の劣悪な社会的・経済的な混乱により、一時は学園閉鎖の危機に瀕する。その窮状を脱するため1955年、東京都の学校法人名教学園と合併。これを機に東京都渋谷区富ヶ谷に本部を置く大学となった。2008年4月には、同一法人内の九州東海大学および北海道東海大学、東海大学短期大学部高輪キャンパスを改組・再編して、東海大学本体に統合させた。

全国にキャンパスを展開する日本有数の総合大学である。

2018年度の志願者数は52,022人で日本の私立大学[3] の中で第15位である。

建学の精神

望星学塾での松前重義(前列左から2番目)と篠原登(前列右から2番目)
創立者・松前重義が唱えた、下記の「教育の指針」が、それに準じた扱いを受けている。これは、学校法人東海大学の母胎となっている望星学塾に掲げられていた四つの言葉であり、それがそのまま引き継がれたものである。ここでは、身体を鍛え、知能を磨くとともに、人間、社会、自然、歴史、世界に対する幅広い視野をもって、一人ひとりが、人生の基盤となる思想を培い、人生の意義について共に考えつつ、希望の星に向かって生きていこうと語りかけている。

若き日に 汝の思想を培え
若き日に 汝の体躯を養え
若き日に 汝の智能を磨け
若き日に 汝の希望を星につなげ
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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