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SNSで見かけるあの記号「#」ってなに?→元々は重さのポンド。番号の意味も。短縮ダイヤルからハッシュタグに進化

今回は、2021年4月16日金 チコちゃんに叱られる!「▽「お玉」の謎▽ヒゲが生える理由▽「#」ってなに」の番組内容を紹介。


SNSで見かけるあの記号「#」ってなに?





SNSで見かけるあの記号「#」ってなに?


本日の4つめ目の話題。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、世の中に影響を与える身だしなみステキなインフルエンサーってだーれ?」


本日、まだ先発していない大島美幸さんが順番的に回答者に。


チコちゃんは、SNSを使う際によく出て来るあの記号「#」(=ハッシュタグ)について話題。





チコちゃん「SNSで見かけるあの記号「#」ってなに?」


大島さんは、一音上げるか下げるかの記号(シャープ)と回答。


正解に至らず、叱られちゃいました。


シャープと似ていますが、ちょっと違います。





VTRでは、サッカーの丸山桂里奈さんを取材。


SNS投稿で、あの記号をたくさん使っています。





本人に、質問すると、井上さんの「井」という答え。



結局、チコちゃんの答えは、「元々は重さのポンド」



元々は重さのポンド


解説してくれたのは、筑波大学の天笠俊之教授。


#のマークは「シャープ」と呼んでしまっている人も多いです。


しかし、コンピューターの世界では「ハッシュ」あるいは「ナンバーサイン」と呼ぶのが一般的。


そしてハッシュとは元々は重さを表す「ポンド(lb)」。


このポンド(Pound lb)とはラテン語のLibra Pondoの略語。





16世紀ごろまでは略さずにそのまま文字で書いていました。


やがてLibraのlとbをとってlbに横棒を加えた記号に変化。


アイザック・ニュートンも使っていました。





そして筆記体の略語が#に。





そしてこの重さを意味する#がやがて便利な記号として使われるように変化。


その他の意味としては「番号」という意味も。


よく電話などで「シャープを押す」と表現されますが、本来の名前は「ナンバーサイン」。


#はダイヤル式電話からプッシュ式電話に変更された際のボタンに採用。





これで一気に世に広まりました。


その時、広まった理由が短縮ダイヤルの誕生。


短縮ダイヤルは記号#の後に数字ボタンを押す事。


あらかじめ登録しておいた番号にすぐに電話がかけられるという機能。


例えば03-1234-XXXXという電話番号を短縮ダイヤルの#01に登録。


そうすると、#01でその電話番号にかけられる機能。


短縮ダイヤルを複数登録する場合には#02、#03とつづけます。





このようにして複数登録することもOK。


つまり、#01とは日本語にすると「1番目の番号」という意味。


言い換えるなら1番は#01。





18番なら#18と書くことができます。



SNSで使われる#はその後に数字が来ないとおかしい?


ハッシュタグの後ろには、漢字やひらがななどの文字が後に付いています。


これを初めてSNSのツイッターに使用した人物がクリス・メッシーナさん。


イベントのバーキャンプについて語る時に#をつけ「#barcamp」とするのはどうだろう?と#の使い方について提案。




クリスさんが#を初めて使ったタイミングというのはまだSNS黎明期。





その際に「何かタイトルのようなものを付けられないか?」と考えたのがきっかけ。


そして#と文字を組み合わせて一つの単語のように表現。





これがハッシュタグの誕生。


例えば「チコちゃん かわいい」という単語で、膨大なツイートを検索。





「かわいい」と「チコちゃん」のどちらかが含まれるツイートが大量に検索。


自分が本来欲しい情報である「チコちゃんかわいい」とする情報がなかなか見つからない。


そこで「#チコちゃんかわいい」と検索します。






こうすることで、「チコちゃんかわいい」とタグをつけた投稿だけを検索。



このように目的の情報にたどりつきやすくなります。



なぜこの#を使った?


電話と一緒でスマホには使える記号として#か*(アスタリスク)しかなかったから。


そして、#はコンピュータープログラムで番号記号として使われていたから何となく選んだそう。



最後に、丸山さんに本日、学んだことをハッシュタグをつくて投稿していただくことに。




おもしろい投稿でした。



結論


というわけで、


「SNSで見かけるあの記号「#」ってなに?」は、


「元々は重さのポンド」


でした。



解説してくれたのは


筑波大学の天笠俊之教授


天笠 俊之(アマガサ トシユキ; Amagasa, Toshiyuki)

所属
計算科学研究センター

職名
教授

研究分野
マルチメディア・データベース

研究キーワード
データベースシステムとデータ工学
半構造データ処理(RDF,グラフ等)
科学分野における大規模データ処理・活用

2017-04 — (現在) 筑波大学 計算科学研究センター 教授
1999-04 — 2005-03 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助手
2005-04 — 2009-11 筑波大学 システム情報工学研究科 講師
2009-12 — 2011-09 筑波大学 システム情報工学研究科 准教授
2011-10 — 2016-03 筑波大学 システム情報系 准教授
2016-04 — 2017-03 筑波大学 計算科学研究センター 准教授
2002-04 — 2003-03 大阪府立工業高等専門学校 電子情報工学科 非常勤講師
2003-04 — 2004-03 奈良女子大学 理学部情報科学科 非常勤講師
2007-04 — 2008-03 群馬大学 工学部情報工学科 非常勤講師
2010-04 — 2011-03 お茶の水女子大学 理学部情報科学科 非常勤講師

学歴
1990-04 — 1994-03 群馬大学 工学部 情報工学科 卒業
1994-04 — 1996-03 群馬大学 工学研究科 情報工学専攻 修了
1996-04 — 1999-03 群馬大学 工学研究科 電子情報工学専攻 修了

取得学位
1999-03 博士(工学) 群馬大学
(大学HPより)



筑波大学


筑波大学(つくばだいがく、英語: University of Tsukuba)は、茨城県つくば市天王台一丁目1番地1に本部を置く日本の国立大学である。1973年に設置された。大学の略称は特にないが、筑波(つくば)、筑波大(つくばだい)。 指定国立大学法人で、文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校でもある。広島大学と共に旧二文理大である。

大学全体

東京キャンパス文京校舎(2019年)

東京キャンパス大塚地区(2009年)
1872年(明治5年)に日本で最初に設立された師範学校を創基とする、東京師範学校(のちの東京教育大学)が前身である。昌平坂学問所(昌平黌)を一部引き継ぐ形で設立された経緯もあり、その創立は日本で最も古い大学群の一つとして知られる。キャンパスが狭隘で分散していたため、1963年(昭和38年)8月27日に閣議決定された筑波研究学園都市への移転が議論され始めた。その後、教授会間の意見のずれや学生運動による入試中止等により、ますます大学改革議論が高まりを見せる。この結果、1973年(昭和48年)10月に新構想大学として東京教育大学を母体に発足した[1]。

筑波大学は筑波キャンパスの他に旧東京教育大学の敷地の一部も所管している。東京都文京区大塚の旧東京教育大学の本部敷地には東京キャンパス文京校舎(旧称:大塚地区)として、首都圏にある附属学校を統括する学校教育局と社会人対象の夜間大学院である大学院ビジネス科学研究科、法科大学院や各種研究センターを設置している。

国立科学博物館は1889年(明治22年)から1914年(大正3年)に「東京教育博物館」として再独立するまで、東京高等師範学校の附属機関として存在した。前身の東京教育大学は、4つの学校(東京文理科大学、東京高等師範学校、東京農業教育専門学校、東京体育専門学校)を母体としており、さらに筑波大学になってからも2002年(平成14年)に図書館情報大学と統合するなど、様々な機関の歴史を背景にしている。

基本的な目標
「開かれた大学」「柔軟な教育研究組織」「新しい大学の仕組み」を基本理念として、以下の目標を掲げている[2]。

自然と人間、社会と文化に係る幅広い学問分野において、深い専門性を追求すると同時に、既存の学問分野を越えた協同を必要とする領域の開拓に積極的に取り組み、国際的に卓越した研究を実現する。
高度で先進的な研究に裏打ちされた学士課程から博士課程までの教育を通じて学生の個性と能力を開花させ、豊かな人間性と創造的な知力を蓄え、自立して国際的に活躍できる人材を育成する。
科学技術研究機関が集積する筑波研究学園都市の中核として、教育研究諸機関および産業界との連携に積極的に取り組み、自らの教育研究機能の充実・強化を図るとともに、広く社会の発展に貢献する。
アジアをはじめ世界の国々や地域に開かれた大学として、国際的通用性のある教育研究活動の展開と連携交流に積極的に取り組み、国際的な信頼性と発信力を有する大学を実現する。
教員と職員のそれぞれが個性と多様な能力を発揮しつつ協働することにより、次代における大学のあり方を追求し、新しい仕組みを実現するための大学改革を先導する。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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