今回は、2018年6月29日放送、第12回「チコちゃんに叱られる!」のお話。
「なぜヒトはパンツをはくの?」だよ!
なんでって、やっぱり下着をはかないとよごれるからじゃないの?
改めて聞かれるとわからないね。
なぜヒトはパンツをはくの?
チコちゃん「下着までおしゃれにこだわっている素敵な大人ってだーれ?」ということで、かたせさんが回答者に。
チコちゃんからの質問「なぜパンツを履くの?」
かたせさん「怪我しないように?」
ということで、チコちゃんに叱られちゃいました。
チコちゃんの答えは、「神様と交信するため」
ええっ、
パンツの起源
以下、エジプト考古学の第一人者、吉村作治先生の解説。
人類最古の下着は紀元前3000年の古代エジプト。
ツタンカーメン王(紀元前1342年~1324年)の墓からも下着が見つかっているとのこと。
麻で出来た三角形の布で下半身の前後をカバーしていたんだって。
当時の王様の服装は上半身は裸で下半身は腰布姿が一般的。
その腰布の下に下着を着けていたんだね。
下着とは王だけに許された特別なもので、それ以外の身分では着けられなかったとのこと。
つまり、王様以外は全員ノーパン状態。
王様が神様からのお告げなどを聞くときに下着を身に着けていたとのこと。
古代エジプトでは、下着は神様との交信のために必要だったんだね。
ふんどしでなく、パンツの起源は?
エジプトの王様がはいていたのはふんどし。
それでは、パンツの起源はということで、東京家政大学の能澤慧子名誉教授のもとへ。
この先生は、「なぜ男は青、女は赤?」でも出ていた人ですね。
以下、能澤先生の解説。
下着のパンツの元は長いズボン。
北欧のスカンディナビア半島周辺に住んでいたゲルマン民族の着ていた服がその原型。
彼らは、防寒対策や馬に乗る際に脚が左右に開きやすいため便利という理由でズボンを着用。
やがてゲルマン民族は南下してローマ帝国と戦争へ。
当時、ローマ帝国は世界の中心として繁栄を極めていた。
そんなローマ人の服装はパンツを履かず、ワンピースのように布を着るスタイル。
激しい戦いの末に勝ったのはゲルマン民族側。
つまり、ズボンが勝利。
でも、ワンピースへの憧れも捨てきれないゲルマン民族。
丈の長い衣服を着ることは先進文化の証。
そしてワンピースを着用するのですが、愛着のあるズボンはそのままにしたい。
そこで、ズボンの上にワンピースを着ることに。
その結果、ズボンが下着にだんだんとかわっていったとのこと。
長いパンツが短くなった?
ワンピースの下に着るものなので長いズボンである必要が無い。
やがて、丈がどんどん短くなっていき、現在のブリーフやトランクスのような形へと変化していったとのこと。
19世紀後半になると、ヨーロッパでズロースという名前で女性にもパンツが導入。
当時の日本は?
その頃の日本はと言うと、男性はふんどし、女性は腰布。
日本でパンツが本格的に浸透したのは昭和30年、高度経済成長の始まりの頃とのこと。
というわけで、人がパンツをはくのは、
神様と交信するため
または、
ゲルマン民族が都会にあこがれてたから。
でした。
解説してくれたのは
東日本国際大学学長の吉村作治先生
吉村作治先生
吉村作治のエジプトピア EGYPTPIA
吉村先生Twitter
吉村 作治(よしむら さくじ、1943年2月1日 – )は日本の考古学者、博士(工学)、早稲田大学名誉教授。サイバー大学客員教授。東日本国際大学専任教授・学長。
早稲田大学人間科学部教授、国際教養学部教授、サイバー大学学長(任期満了に伴う退任。2011年4月1日付で同客員教授に就任)を歴任。
1969年、早稲田大学第一文学部卒業。元アラブゲリラ隊員(自称)。1999年早稲田大学理工学部で博士(工学)取得。なお、それ以前に、ディプロマミルとされるパシフィック・ウエスタン大学より考古学博士号を購入していたことが発覚している。
長女はエジプトで活動する女優の吉村佳南(よしむら かなん)。
日本におけるエジプト考古学の第一人者で、衛星写真分析などのハイテクを導入した調査方法で遺跡を発掘する手法が評価されている。
(Wikipediaより)
東日本国際大学(ひがしにっぽんこくさいだいがく、英語: Higashi Nippon International University)は、福島県いわき市平鎌田字寿金沢37に本部を置く日本の私立大学である。
1995年に設置された。
大学の略称は東国、東国大、国際大。
概要
いわき短期大学商経科を改組し転換して開学した。儒学系の大学であり孔子の教えを建学の精神としている。学長は吉村作治。
大学には、東洋思想研究所、地域振興戦略研究所、エジプト考古学研究所、比較文化研究所、福島復興創世研究所、グローカル人財育成研究所、地域共生学研究所の計7つの研究所が設置されている。
2015年に文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」に福島大学が「ふくしまの未来を担う地域循環型人材育成の展開」で採択を受けたが、東日本国際大学も事業協働機関として参画している。なお、この事業では、学生の地元就職率の10%アップなどを目標に掲げ、福島県内の高等教育機関と県をはじめとする福島県内の自治体・企業等18機関が協働している。
近年はアジア圏だけでなくヨーロッパ圏への研修も行っていて、2016年2月にはイギリスのカンタベリークライストチャーチ大学への海外研修を実施。経済経営学部から2名、健康福祉学部から2名、また同じ法人が設置するいわき短期大学から2名の合計8名が参加した。2回目となる2017年のイギリス研修にも大学と短大で合計12名の学生が参加している。
2016年7月には、文部科学省が公募した大学再生加速プラグラム(AP)のテーマⅤ「卒業時における質保証の取組みの強化」で、大学の取組みが採択された。なお、全国 116 件(私立大学 54 件)の応募に対し、採択は19 件(私立大学 8 件:福島県内は東日本国際大学のみ)であった。
学生の就職支援にも力を入れていて、エクステンションセンターでは資格取得や公務員試験対策の講座を開講、キャリアセンターでは1年次から就職活動に関する様々なサポートを行っている。
(Wikipediaより)
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