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風はどこから吹いてくるの?→風は冷たい方から吹いてくる

今回は、チコちゃんに叱られる! チコちゃんに叱られる! 拡大版SP▽鳥肌とは▽じゃんけんの謎▽風の不思議 初回放送日: 2022年12月23日の番組内容を紹介。


風はどこから吹いてくるの?





風はどこから吹いてくるの?

本日の4つめ目の話題。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で芸能界の風にうまく乗っかっているステキな大人ってだーれ?」


この問題は岡村さんが立候補して回答者に。


チコちゃん「風って当たったことあるよね。風ってどこから吹いてくるの?」


岡村さん「いろんなところから吹いてきますけどね。山の方から下りてくる風です。」


チコちゃん「山がないところは?」


岡村さん「海とかからも来ます。海風や山風がながれてくる。どっかから。アマゾン」といった趣旨の回答。


正解に至らずられちゃいました。



正解は、「風は冷たい方から吹いてくる」



風は冷たい方から吹いてくる


解説してくれたのは、気象予報士の饒村曜さん


空気は常に動き続けています。


空気とは、地球全体を包む気体。


主に、窒素と酸素などで構成されています。




空気には重さがあり、温度で変わります。


簡単な実験で空気の流れを見てみます。


用意したのは、氷とろうそく、煙の入った箱。




氷を入れると空気は真下に、ろうそくを入れると上に上昇します。




このような空気の移動が風の正体。


空気が温められて上昇する力を利用したのが、熱気球。


気球の中の空気を温めて、空気を軽くして飛ぶものです。


ここからは、サイエンスアーティストの市岡元気さんがチコっとサイエンスで大規模な実験。



大型水槽を街の生活空間として、真ん中に仕切りをいれます。


右の部屋は電熱器で温めて、左の部屋は、ドライアイスで冷やします。


このようにして、左が冷たい部屋で18度、右があったかい部屋で42度。


左を緑の、右を赤の煙で満たして、仕切りを取ります。


すると、水槽の上では、右から左へ、水槽の下では、左から右へ空気が移動。




実際の生活空間では、下の流れが約5㎞の高さまで、上空は約5kmから10kmに相当するとのこと。




すなわち、私たちがいる地上では、風は冷たい方から暖かい方に吹くことになります。




このような空気の流れが簡単に体験できる場所が海岸。


陸地は、昼間温度が上がりやすく、夜は温度が下がりやすい。


海は、海水で満たされているため、温度が上がりにくく冷めにくい。


そこで、日中は、陸地が温まりやすく、海上は冷たいため、海から陸へ。




逆に夜は陸が冷えやすいので、その反対に陸から海へ。




このように、海風、陸風といった流れができます。




補足


暖かい海風が吹いてくる理由は、太陽の影響で赤道付近の空気が常に温められています。




それが、陸地の近くで収まりきらなくなって降りてきます。




そのために、暖かい空気が吹いてくるとのこと。






結論


というわけで、


「風はどこから吹いてくるの?」は、


「風は冷たい方から吹いてくる」


でした。



解説してくれたのは


気象予報士の饒村曜さん

饒村 曜(にょうむら よう、1951年 – )は、日本の気象予報士、文筆家。台風の進路予報で使われる予報円の開発者として知られている。

略歴
新潟県生まれ。1973年、新潟大学理学部卒業。気象庁に入り、予報課予報官、企画課調査官を経て、1995年の阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、気象庁統計室補佐官、企画課技術開発調整官、海洋気象情報室長、福井・和歌山・静岡地方気象台長などを経て東京航空地方気象台長で退官。気象予報士で減災コンサルタント[1]。電気通信大学、青山学院大学、静岡大学において非常勤講師を勤め、2018年からは、ウェザーマップ社の予報センターで実務作業にも携わっている[2]。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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