今回は、チコちゃんに叱られる! 拡大版SP!▽教室の掃除▽絵を描く能力▽桜の開花 初回放送日: 2023年5月12日の番組内容を紹介。
なんで桜が咲く日が分かるの?
なんで桜が咲く日が分かるの?
本日の3つめ目の話題。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、春になるとテンションが上がるステキな大人ってだーれ?」
この問題は、宮野さんが回答者に。
チコちゃん「桜って花が咲く前からいつ咲くのか予想できてるじゃない?なんで桜が咲く日が分かるの?」
宮野さん「気温だと思います。寒い日がいつまでか?」
正解に至らず、叱られちゃいました。
チコちゃんの答えは、「答えが23.8になる魔法の計算式があるから。」
答えが23.8になる魔法の計算式があるから
答えが23.8になる魔法の計算式がこれ。
この式を考案したのが青野先生。
この式を説明する前に、桜の成長サイクルについて説明。
桜が花を咲かせる時の成長サイクルについて
4月から5月に花が咲きます。
5月から6月に葉桜に。
7月から8月になると葉っぱの付け根に花芽(はなめ=花のつぼみ)と呼ばれる小さな芽をつけるように。
この時点で既にいつでも花を咲かせられる状態。
ただしこのまま花が咲いてしまうと冬の寒さを乗り越えられません。
そこで桜は咲くのを我慢。
10月から12月
葉っぱの中に成長を抑えるホルモン・アブシシン酸が作られる事で成長が一旦ストップ。
開花待機状態態へ。
そのまま冬眠して冬越しするのではなく、「真冬に目を覚ます」ことが起こります。
12月から2月にかけて寒さで花芽は急に目覚めの時(=休眠打破または休眠覚醒)。
そこからはだんだんと暖かくなるにつれて成長が進みます。
そして、春になると花を咲かせるというサイクル。
休眠打破のための冬の寒さと春の暖かさの両方が揃って初めて桜は花を咲かせるシステム。
このときに、花のつぼみが開くためには気温15度の暖かさが23.8日分必要。
これを先ほどの計算式で計算。
気温をどんどん積み重ねて開花の日を迎えます。
日を追うごとにどんどんその精度が正確になります。
この式に毎日の気温を入れれば、いつ桜が咲くかわかります。
実際に開花予想を行う気象会社。
計算式をもとにして、桜が目覚めた日(休眠打破)の特定を行います。
過去40年間の冬の寒さとその後に続く暖かさなどのデータと照らし合わせて、どの年のパターンに近いかを検討。
そして気温推移の予想と照らし合わせて修正を行います。
気象庁のスーパーコンピューターを使って計算。
1カ月先までの50通りの予報を参考に様々なシミュレーションを行います。
そこから1万とうりの平均を開花予想日として発表しています。
結論
というわけで、
「なんで桜が咲く日が分かるの?」は、
「答えが23.8になる魔法の計算式があるから」
でした。
解説してくれたのは
大阪公立大学大学院の青野靖之准教授。
アオノ ヤスユキ
青野 靖之
AONO, Yasuyuki
担当
大学院農学研究科 緑地環境科学専攻 准教授
農学部 緑地環境科学科
所属
農学研究院
所属キャンパス
中百舌鳥キャンパス
担当・職階
大学院農学研究科 緑地環境科学専攻
准教授 2022年04月 – 継続中
農学部 緑地環境科学科
准教授 2022年04月 – 継続中
取得学位
博士(農学) ( 大阪府立大学 )
研究分野
自然科学一般 / 大気水圏科学 / 気象・海洋物理・陸水学
ライフサイエンス / 生態学、環境学 / 環境・生態
人文・社会 / 地理学 / 地理学
環境・農学 / 農業環境工学、農業情報工学 / 農業環境工学
研究概要
文献史料における植物季節および天気に関する記録を用いた古気候復元
温帯落葉樹の開花時期計算モデルの開発
(大学HPより)
大阪公立大学(おおさかこうりつだいがく、英語: Osaka Metropolitan University[3])は、大阪府大阪市に本部を置く日本の公立大学である。大阪府立大学(府大)と大阪市立大学(市大)の設置者である公立大学法人大阪が、両大学の統合を図るための新しい”器”として新設した大学である[注釈 1]。略称は公大[4](こうだい)、阪公大、公立大[5]、OMU[3]。
概要
大阪公立大学は、2022年(令和4年)4月に大阪府立大学、大阪市立大学の2大学を統合することで新しく設置された公立大学である[注釈 2]。1学域11学部と大学院15研究科を設置予定である。2大学の統合により、学生数(学部生と大学院生の総数)は約16,000人となり、公立大学としては日本最大の規模となる。また、一学年あたりの学部生定員は2,853人となり、国公立大学としては大阪大学、東京大学に次いで第3位となる[9][10][11]。
学部学生数12,399人(公大2,917人・府大4,494人・市大4,988人)、大学院学生数3,585人(公大1,480人・府大1,056人・市大1,049人)、計15,984人[注釈 3](2022年5月1日時点)[12]。
理念
開学理念は「総合知で、超えていく大学。」[13][14]。
大阪の発展を牽引する「知の拠点」としての大学を目指し、新たに都市シンクタンク機能、技術インキュベーション機能という2つの機能を加えるとしている。これにより、大阪の都市問題解決や、大阪の産業の競争力強化に貢献する。また、学校教育法上の大学の機能である教育、研究、地域貢献の3機能を統合により強化し、世界に展開する高度研究型大学を目指すとしている[11]。
名称
かねてより、大阪府立大学と大阪市立大学の2大学を統合した新大学を設置するという構想は存在していたが、大学名に関しては決まっていなかった。ただし両大学の統合は大阪都構想による大阪府・大阪市の二重行政解消が目的とされていたため、大阪都立大学構想などと呼ばれていた。
その後、2020年4月より新大学の名称の検討が始まり、同年6月に新大学の名前が「大阪公立大学(英語表記:University of Osaka)」に決定したと発表した[15]。大学の略称として「公大[4]」(こうだい)が使用されている。また、インターネット等における俗称として「ハム大」と呼ばれることもあり、「公」という漢字をカタカナである「ハ」と「ム」に分割できることに由来するとされている[16]。
なお、英語表記は大阪大学との協議を経て、「Osaka Metropolitan University」への変更が2021年3月に決定した[17]。かつては大阪大学の英語表記である「Osaka University」との混同が指摘される問題があった。大阪大学は「教育研究活動を行う海外の研究者や、両大学で学ぶ留学生数の規模等を考えると、大学名称の混同は国際的にも影響が著しく、英語名称は研究者や留学生に誤解や混乱を生じさせないようグローバルな視点から決定される必要がある[18]」として、英語表記の再考を検討すべきであると主張していた。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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