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なんでICカードをピッとするだけでお金が払えるの?→お金なんてなんでもいいものだから

今回は、 チコちゃんに叱られる! ▽都会と田舎▽田んぼの不思議▽ICカードの謎 初回放送日: 2023年8月4日の番組内容を紹介。


なんでICカードをピッとするだけでお金が払えるの?




なんでICカードをピッとするだけでお金が払えるの?


本日の最後の話題。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、キャッシュレスな今時の大人ってだーれ?」


この問題は、岡村さんが回答者に。


チコちゃん「なんでICカードをピッとするだけでお金が払えるの?」


岡村さんが答えると、口元に正解マークが!


チコちゃん「つまんねーやつだなぁ。」


と見事正解。



チコちゃんの答えは、「お金なんてなんでもいいものだから。」



お金なんてなんでもいいものだから


お金とは「約束と信用」があって初めて成り立つもの。


高木先生が発行した「たかぎ券1000円」が価値があると認めて約束、信用があれば問題なし。





日本円は国が法律でその価値を認めているもので、みんなが使っているという信用があるので成立。




国が価値を認めても、信用がなければただの紙切れ。



国が価値を決め、それを人々が信用して使うからこそ1000円札には1000円の価値が生まれます。


これは、物質的なお金自体には特に意味はなく、他に代替品があればそれで構わないという事。


ICカードの場合はそこにお金が貯まっている(チャージしている)というデータが記録。


読み取り機で読み取ることができます。


物を買ったり、電車に乗れたりするとICカードの運営会社(例えば鉄道会社)が減額。


このような約束をしていて、そのことを私たちが広く信用しているのが重要。





実際はデータをやり取りしているだけ。


しかし、信用と約束が成り立てばデータもお金として成立。


これは銀行口座の残高でも同じ。


ディレクターの口座から、別の口座に振り込むときも、お金自体が動くわけでなく、データを書き換えるだけ。




それをICカードの形に変えているだけ。



この世に、データをお金として使用するという信用と約束があると問題なし。





最後に、ICカード自体の読み取りの仕組みについてSuicaを例に説明。


乗車駅で改札機の読み取り部に形成されている磁場にICカードを近付けます。


すると磁力線を通して改札機から「A駅から乗車」という情報がICカードに伝わってICカードが記録。





そして降車駅では乗った駅の情報と残高の情報を改札機とICカードがやり取りして残高情報を更新。





さらに、近年では、サーバーとネットワークとつなぎ、運賃計算をサーバーで行うことで、運賃割引サービスなどが可能となるとのこと。




結論


というわけで、


「なんでICカードをピッとするだけでお金が払えるの?」は、


「お金なんてなんでもいいものだから」


でした。



解説してくれたのは


大阪経済大学の高木久史教授


高木 久史(経済学部教授)

高木久史所長

〔専門分野〕 前近代日本経済史

〔最終学歴〕 神戸大学大学院文化学研究科修了

〔取得学位〕 博士 

〔研究課題〕 中世近世日本における貨幣・経済思想・地域産業

〔研究業績〕 本学のデータベースはこちら

〔最近の動向と今後の計画〕
 研究課題に示した実証分析の成果を、共著書等の形態で近年連続して発表した(鎮目雅人編『信用貨幣の生成と展開』慶應義塾大学出版会、2020年、加藤慶一郎編『日本近世社会の展開と民間紙幣』塙書房、2021年、中島圭一編『日本の中世貨幣と東アジア』勉誠出版、2022年、高木久史『戦国日本の生態系』講談社、2023年、など)。 最近は、貨幣流通の背後にある社会における経済思想との関係の分析、ならびに古貨幣学的方法と文献史学的方法の総合による貨幣流通実態の分析を進めている。 (2023年5月)
(大学HPより)



大阪経済大学

大阪経済大学(おおさかけいざいだいがく、英語: Osaka University of Economics)は、大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8に本部を置く日本の私立大学。1932年創立、1949年大学設置。大学の略称は大経(だいけい)、大経大(だいけいだい)、経大(けいだい)、大阪経大(おおさかけいだい)、OUE(オーユーイー)など。

概観
大学全体
社会科学・人文科学系の4学部5学科4研究科を有する私立大学である。

1932年徳永四郎(学校法人浪商学園創立者[1])により浪華高等商業学校(財団法人浪華高等商業学校)設立。 1935年同校が学校騒動など[2]の影響により廃校の危機に陥り[3]、同年9月有田邦敬(京阪電気鉄道副社長のち社長)・黒正巌(京都帝国大学教授)らが[4]、文部省・大阪府、市・大阪の教育界、財界の支援と本庄栄治郎(京都帝国大学教授)・菅野和太郎(大阪商科大学教授)らの協力の下[5]、新たに財団法人昭和学園を設立し浪華高商を継承、学校名を昭和高等商業学校に改め新発足を果たした[6]。戦時下の1944年には昭和高商の生徒募集が停止され別途大阪女子経済専門学校が設置されている。大阪経済専門学校(旧制専門学校)を経て戦後の学制改革により1949年に大阪経済大学(新制大学)に移行し経済学部経済学科が設置された。当学は1932年を創立年とし2022年に90周年を迎えている。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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