サイトアイコン チコちゃんに叱られる!

おじいちゃんの眉毛が長いのは細胞が老化して抜けるのを忘れるから。ヒトの重要なコミュニケーションツール。

今回は、2018年9月7日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


「おじいちゃんの眉毛が長いのはなぜ?」だよ!




たしかに、おじいさんの眉毛って、ながいよね。


普通は、勝手に適当な長さでぬけるんだけど。。


なぜなんだろう?


おじいちゃんの眉毛が長いのはなぜ?


チコちゃん「お年寄りを大切にしている素敵な大人ってだーれ?」っていうことで、小峠さんが回答者。


もうすぐ敬老の日。


チコちゃんは、お年寄りの顔の特徴として「眉毛」に注目。


チコちゃんからの質問は、「なぜおじいちゃんの眉毛は長い?」


小峠さん「頭に行くはずの栄養が、頭に行く手前、眉毛で止まってしまうから」


正解出なかったようで、叱られちゃいました。


チコちゃんの答えは、「抜けるのを忘れちゃうから」


えっ、忘れちゃうからなんだ!



抜けるのを忘れちゃうから


解説してくれたのは、国立病院機構 熊本医療センターの大島秀男先生。


実は眉毛は歳を取るとどんどん長くなるシステム。


他の毛についてはまだ不明ですが、眉毛だけは長くなるメカニズムが明らかになっているそう。


一般的に眉毛の長さの平均は1cm程度。




囲碁クラブで実際におじいちゃんたちの眉毛を測定してみると20人の平均は2.4cm。




この2.4cmを上回る眉毛ということでスタッフさんが向かったのは大分県。


ということで、「元総理に聞く」


現れたのはもちろん、第81代内閣総理大臣の村山富市さん。


御年94歳。


1994年に総理に就任した村山さん(当時70歳)ですが、りっぱな眉毛がトレードマーク。




94歳の今でも長い眉毛はご健在。


ものさしを隠し持ってインタビュー。


歳を取ると眉毛が長くなる理由について尋ねるスタッフさん。


村山「そりゃ分からん。分からん。何で眉毛が・・・。分からんねぇ・・・。」


眉毛についてはそんなに気にならないという村山富市さん。


ちなみに、洗顔後にクシでとかしてブラッシングされているとのこと。


スタッフが気を使いながら、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


元村山総理の眉毛の長さは、




見事な眉毛です。


番組ではさらに長い眉毛を持つおじいちゃんを見つけてきました。


なんと、7.31cmという長さでした。


ギネス・ワールド・レコードに記録されている最長の眉毛の持ち主は中国人の81歳の男性。


その長さは19.1cm。



歳を取るとなぜ眉毛が伸びるのか?


通常であれば、目にかかってしまうのを防ぐために眉毛は伸びすぎてはいけない毛。




おおむね1㎝ぐらいまで伸びて、成長しすぎると自然に抜けるようになっているとのこと。




眉毛は他の毛と比べるとサイクルが短いので50歳を過ぎるころには毛を作る細胞が老化して徐々にその働きが弱くなる。




すると、抜ける事を忘れてしまった老化した細胞のせいで伸び続けてしまうとのこと。



眉毛は何のためにある?


眉毛はヒト独自。




サルやゴリラには眉毛は無く、眉毛はヒトならではのコミュニケーションツール。



気持ちや感情を伝えるために役立っているとのこと。


最新の研究ではヒトの眉毛は言葉を話すよりも先に発達している事が。


人同士の友好的な関係を築くのに一役買っていたのではと考えられているそうです。


言葉がない時代のコミュニケーションツールとして眉毛が発達してきたとのこと。




眉毛が生えて長くなると、タレ目に見えるようになるために印象が優しくなるからとのことでした。



まとめ


というわけで、


おじいちゃんの眉毛が長いのは、抜けるのを忘れちゃうから


でした。


補足


女性の場合も実は歳を重ねると眉毛が伸びる傾向にあるとのこと。



解説してくれたのは


解説してくれたのは、国立病院機構 熊本医療センターの大島秀男先生。


大島秀男先生


所属
2016年度 – 2018年度 : 独立行政法人国立病院機構熊本医療センター(臨床研究部), 独立行政法人国立病院機構熊本医療センター(臨床研究部), 診療科医長
2016年度 – 2018年度 : 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師
2003年度 – 2004年度 : 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師
2002年度 : 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手
(Reseachmapより)



国立病院機構 熊本医療センター


独立行政法人国立病院機構熊本医療センター(どくりつぎょうせいほうじんこくりつびょういんきこうくまもといりょうセンター)は、熊本県熊本市中央区二の丸に所在する独立行政法人国立病院機構運営の病院である。
旧称は国立熊本病院で、2004年4月1日に現在の名称となった。
熊本県に4つある国立病院機構の病院のうちのひとつである。
政策医療分野における国際医療協力、長寿医療の基幹医療施設、がん、循環器病、精神疾患、感覚器疾患、血液・造血器疾患の専門医療施設である。

沿革
1871年(明治4年)8月 – 鎮西鎮台病院設置
1945年(昭和20年)12月1日 – 厚生省に移管し、国立熊本病院となる。
2004年(平成16年)4月1日 – 国立病院の独立行政法人化に伴い、独立行政法人国立病院機構熊本医療センターとなる。
2009年(平成21年)9月22日 – 隣接地の新棟へ移転、診療を開始。

診療科
総合医療センター(総合診療科、血液・膠原病科、呼吸器センター(呼吸器科)、脳神経センター(神経内科)、内分泌・代謝内科(糖尿病センター)、腎センター(腎臓内科))
消化器病センター(消化器科、超音波診断室、内視鏡室)
心臓血管センター(循環器科、心臓血管外科)
救命救急センター
外科
脳神経センター(脳神経外科)
整形外科
リハビリテーションセンター(リハビリテーション科)
小児科
精神科
皮膚科
形成外科
泌尿器科
産婦人科
感覚器センター(耳鼻咽喉科、眼科)
画像診断・治療センター(放射線科)
麻酔科
歯科・口腔外科
検査センター(病理・臨床検査科)
手術センター

交通
熊本交通センター13番のりばより下記の路線で運行している。(交通センターから病院まで徒歩で約10分。)
国立病院(正面玄関前)バス停 – 熊本都市バス運行「国立病院シャトルバス」(国立病院 – 交通センター – 水道町)下車すぐ
国立病院前バス停 – 熊本都市バス運行「荒尾橋行き」(島1・島2系統)、「段山経由上熊本営業所行き」(島3系統)下車1分
JR九州鹿児島本線上熊本駅・熊本駅下車、自動車で約7分
熊本市電花畑町電停より徒歩7分
(Wikipediaより)




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