今回は、2018年9月14日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。
『「イライラ」の「イラ」って何?』だよ!
たしかに「イライラする」って言いますよね。
でも、イラって何なんだろう?
「イライラ」の「イラ」って何?
本日の3問目。
チコちゃん「怒る時は怒る、しっかりした大人ってだーれ?」
ということで、岡村さんが立候補して回答者。
チコちゃんと、最近、怒った話について。
岡村さんは、スマホを新しくしたそうですが、自分のパスワードやIDの入力で思い出せずにストップ。
完全に忘れてしまったんだって。
思い出すためのヒント機能も、自分で設定しているはずなのに答えが分からないで怒ったそう。
そんな時は、「イライラする」という岡村さん。
そこですかさず、チコちゃんからの質問、「イライラのイラってなに?」
岡村さんは、インドの「イーラ」という僧侶が修行中に修行のキツさに腹を立てて、、、、、
と作り話をするも、正解でなく怒られちゃいました。
カンニング竹山さんに出張質問
番組では、イライラを芸風にしているカンニング竹山隆範さんのところにインタビュー。
いくつかのやり取りのあと、イライラのイラの意味について質問。
竹山さん曰く、「指をトントンとやる動きがイラ」とのこと。
正解でなく、出張用チコちゃんに叱られちゃいました。
チコちゃんの答えは、「トゲ」とのこと。
イライラの「イラ」って、「トゲ」のことだったんだ!
トゲ
解説は明治大学文学部の小野正弘教授。
イラという言葉古くからある言葉で植物の「トゲ」を指す言葉。
イライラは、「イラ」が2つ重ねた言葉なのでトゲがいっぱい出ている様を表現しているんだって。
植物のトゲがイライラの語源?
イラクサという名前の植物。
葉っぱの裏にトゲがいっぱい出ていてそれでイラクサという名前になったんだ。
イラがある草=イラクサ。
この小さなトゲが肌に触れると不快になる=イライラするというのが由来なんだって。
倭名類聚抄や草枕にも記載あり
平安時代(934年頃)に書かれた、現存する日本最古の百科事典である「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」。
草のトゲの事を苛(イラ)と記載してるよ。
さらに明治の文豪、夏目漱石の名作「草枕」。
「刺(トゲ)に手をふれて見ると、いらいらと指をさす。」とトゲに刺さって不快な様子を『いらいら』と表現。
現在でもトゲの事をイラと表現する地域が残存
番組は山口県出身者の同窓会会場へ。
長州・山口県の方に質問。
サボテンのトゲを示しながら「ここは何て言います?」という質問に「イラ」と答える方々。
草花のトゲ=イラという説明。
さらに、鹿児島の方に聞いてみても、同じサボテンを使った質問に「イラ」という返答。
ちなみに植物ではなく、魚の写真を見せると「これも正式にはイラ」。
魚の背びれのトゲもイラなんだって。
全国には植物のトゲ以外にもイラというものが沢山ある
長崎県出身の方「クラゲの事や毛虫に刺される事をイラ(イーラ)と言う。」とのこと。」
何かを刺すことを「イラ」、「イーラ」と表現するとのこと。
小野教授によれば金平糖の角もイラと呼ぶんだって。
結論
というわけで、
『「イライラ」の「イラ」って何?』は、
「トゲ」
でした。
解説してくれたのは
明治大学文学部の小野正弘教授。
小野正弘教授。
小野 正弘 ONO Masahiro オノ マサヒロ
職格 教授
最終学歴 東北大学大学院
研究業績等 教員データベース
個人ホームページ 小野研究室のホームページ
E-mail wonomasa■meiji.ac.jp(■を@に置き換えてください)
専攻分野(研究分野) 日本語の史的研究(文字・語彙・意味)
(大学HPより)
明治大学(めいじだいがく、英語: Meiji University)は、東京都千代田区神田駿河台一丁目1番地に本部を置く日本の私立大学である。
1920年に設置された。
大学の略称は明治(めいじ)、明大(めいだい)。
大学全体
「近代市民社会を担う聡明な若者を育成する」ことを目指し、1881年にフランス法の自由民権思想を学んだ青年法律家らが創設した。東京都に3キャンパス、神奈川県川崎市に1キャンパスを有する総合大学である。2017年度の志願者数は113,507人で国内の大学全体で第4位であり、また「生徒に人気の大学」ランキングでは第1位である。
国際化拠点整備事業(グローバル30)、グローバルCOEプログラム、共同利用・共同研究拠点などの教育研究事業が採択されている。
主要調査機関による現役高校生志願度調査等では、年度によって1位になるなど、例年国内最大規模の入試が行われている。
大学の略称は「明大」であり「めいだい」と発音するほか、 和泉キャンパス最寄には「明大前駅」も存在する。但し、明治大学は、商標「明治大学」 称呼「メイジダイガク、メイジ」 を商標登録(登録商標日本第3043764号)しているが、「明大」・「めいだい」に関しては商標登録をしていない。
理念
創立時からの伝統によって確立された建学の精神「権利自由、独立自治」に基づき、自由と自治の精神を養うことを理念とし、「知の創造と人材の育成を通し、自由で平和、豊かな社会を実現する」ことを大学の使命としている。
国際社会を牽引する「世界に開かれた大学」を目指すとしている。大学の公式パンフレット等では 「個を強くする都心型大学」をキャッチフレーズとして使用することも多い。
教育・研究
明治法律学校を起源としているが、商学部、経営学部を私学で初めて設置するなど、伝統的に商学でも知られる。人文系でも演劇学、考古学等、歴史・伝統をもつ専攻を多く有す。更に近年、現象数理学という新しい研究分野を開拓した総合数理学部、国際建築家の養成機関として 大学院理工学研究科建築学専攻に開設された「国際プロフェッショナルコース」
教育、研究の国際化が進められており、世界主要研究機関とのネットワーク拠点として、文部科学省の「共同利用・共同研究拠点」にも選定された「先端数理科学インスティテュート(MIMS)」をはじめ、遺伝子・発生工学応用による移植用臓器の作出、ブタを利用した糖尿病の新規治療法開発 などに取り組む 「バイオリソース研究国際インスティテュート(MUIIBR)」等々、各種プロジェクトが進行中である。
2010年 地球規模の課題解決を目指す「国連アカデミック・インパクト(UNAI)」に発足と同時に参加。
総合的教育改革に向けて 2017年度から2学期4ターム制の導入を発表。
メタンハイドレートの実用化研究他、折り紙工学の提唱及び大規模な産業活用を見込んだ研究開発、人工意識や脳科学研究、惑星探査車の候補の一つとしてJAXAとの共同開発が行われている。2009年に知的財産法政策研究所(IPLPI)を設置。
専門職大学院では、法科大学院、会計大学院、 経営大学院、公共政策大学院がある。
学風・特色
時代を先導する「暁の鐘」をシンボルに用い、「個を強くする都心型大学」 をキャッチフレーズとしている。
東京都心部に本部キャンパスを構え、国内外の企業・大学・政府系機関 などとの交流による実践的教育、総合大学ならではの学問環境や課外活動プログラム、伝統となっている演劇祭、音楽祭などの恒例行事、クラブ・サークル活動の場を提供。「社会連携・貢献」を教育・研究とともに 大学の使命と位置づけている。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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