今回はチコちゃんに叱られる! ▽歯ブラシの謎▽ひょんの謎▽紫テープの謎 初回放送日NHK総合テレビジョン7月17日(金)を紹介。
なんでスーパーの野菜は紫色のテープで巻かれているの?
なんでスーパーの野菜は紫色のテープで巻かれているの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、野菜が大好きなステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんでスーパーの野菜は紫色のテープで巻かれているの?」
チコちゃんの答えは、「紫は緑の反対の色だから。」
紫は緑の反対の色だから
みなさんはスーパーの野菜売り場で、ほうれん草や小松菜、アスパラガスなどが「紫色のテープ」でクルッと巻かれているのを見たことがありませんか?
「どうして他の色じゃなくて、わざわざ紫色なんだろう?」
「何か特別な意味があるのかな?」
そんな身近な疑問について、テレビ番組で野菜結束テープを販売しているメーカーの松村翔さんが、とっても興味深い開発秘話を明かしてくれました!
今回はその内容をたっぷり引用しながら、あの紫色のテープに隠された驚きの効果をご紹介します。
野菜が紫色のテープで巻かれている理由は?
チコちゃんの番組での答えはズバリ、「紫は緑の反対の色だから」でした!
実は、あの紫色のテープが初めて製造されたのは、今から約50年も前のことです。
それまで、売り物の野菜を束ねる合図といえば、ワラ紐やビニール紐を使うのが一般的でした。
しかし、ワラ紐はいちいち手で結ばなければならず、大変な手間がかかります。
「もっと簡単に束ねられるテープのようなものがあれば便利なのに……」という生産者たちの切実な声がありました。
そこで、もともと文房具のセロテープでおなじみのメーカー「ニチバン」が開発に乗り出します。
5年以上の開発期間を経て完成したのが、濡れた野菜にでもピタッと貼れる「ニチバン野菜結束テープ」でした。
野菜を美味しく見せる「補色(ほしょく)効果」の魔法
完成した段階で、あのテープはすでに紫色に決まっていました。なぜなら、「野菜を最高に美味しそうに見せるため」です!
色彩の世界には「補色(ほしょく)」という言葉があります。
これは、カラーチャートでちょうど反対側に位置する色の組み合わせのことです。
お互いの色を最も強く引き立て合う効果があるとされています。
野菜に多い「緑色」や「黄緑色」の反対側にある補色が、まさに「赤色」や「紫色」なのです。
紫色のテープを巻くことで、野菜の緑色がパッと鮮やかに、より新鮮に見えるようになります。
発売当時のカタログにも、その狙いがはっきりと書かれていました。
「鮮明な色あいで見栄えが良く、フレッシュさを引立てます。」
当時のキャッチフレーズは「いい顔してるヨ。ホウレン草。」という、なんともチャーミングなものだったそうですよ。
倒産の危機を救った!「イケイケ紫」の大ブーム
ニチバンがこの革新的な紫色のテープを売り出した時代、実は会社はオイルショックの影響で倒産の危機に陥っていました。
しかし、この紫色のテープが農業の世界で爆発的な大ヒットを記録します。
この大ヒットのおかげで会社の窮地が救われたという、まさに「会社の救世主」となったドラマチックなエピソードもあります。
その後、他のメーカーからも後を追うように野菜用テープが発売されました。
そのネーミングもユニークで、「いきいき紫」や「イケイケ紫」といった名前で相次いで売り出されたそうです。
こうして、日本の野菜売り場には紫色のテープが当たり前になっていきました。
現在では、テープを使わずに袋詰めされている野菜(例えばチンゲン菜や小松菜の袋など)でも、パッケージに印刷されている文字やラインに「紫色」がよく使われています。
これもすべて、補色効果を狙ったものなのです。
実はこんなにある!スーパーに潜む「色のマジック」
日本大学の木村敦教授によると、私たちの身の回りには、この野菜の紫色以外にも「補色効果」を使った仕掛けがたくさん隠されているそうです。
【身近な補色効果の具体例】
お肉の下の緑色マット: お肉の「赤さ」をより引き立て、新鮮に見せています。
サーモンのお刺身の青色トレイ: 青色のトレイに乗せることで、サーモンの綺麗な「オレンジ色」が引き立ちます。
青魚のベージュやオレンジ系トレイ: サバなどの青魚の「青光りする美しさ」を際立たせています。
カップ麺の陳列: お店で「赤色」と「緑色」の定番カップ麺を隣同士に並べることで、互いのパッケージを目立たせる効果があります。
私たちが「美味しそう!」「買いたい!」と思う景色の裏には、視覚を刺激する色彩の科学がしっかりと活かされているのですね。
まとめ:色を意識するとお買い物がもっと楽しくなる!
スーパーの野菜が紫色のテープで巻かれているのは、野菜のフレッシュな緑色を最高に引き立てるための「補色」の知恵でした。
そしてその裏には、ピンチをチャンスに変えた日本のものづくりの情熱が詰まっていました。
今度スーパーへお買い物に行くときは、ぜひ色々な売り場の「色の組み合わせ」に注目してみてください。
お店が仕掛けた美味しい魔法がたくさん見つかって、いつものお買い物がもっとワクワクする時間になりますよ!
結論
というわけで、
「なんでスーパーの野菜は紫色のテープで巻かれているの?」は、
「紫は緑の反対の色だから」
でした。
解説してくれたのは
野菜を束ねる紫色のテープを販売しているメーカーの松村翔さん。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。