今回は、2018年5月18日放送、「チコちゃんに叱られる!」の6回目の放送の4つ目のネタ。
「福神漬って何の漬物?」だよ。
カレーライスっておいしいよね。
付け合わせには、らっきょとか福神漬けがベストマッチ。
今回は、福神漬けのお話だよ!
福神漬けって何の漬物?
カレーの付け合わせとして、必ず置いてある福神漬け。
今まで何も考えずに食べてたよ。
一体、福神漬けって何の漬物?
カレー屋さんでついさっきまでカレーを食べていた人たちに聞いてみた?
みんなわからないみたいだね。
考えたこともない人も多いみたいだ。
なんだかわからないものを食べるだなんて。
まさに、ボーと生きている状態だね。
「福神漬けがなんの漬物かわからないのに、あっちでぽりぽり、こっちでぽりぽり、カレーに合うなぁ。と思って食べている日本人のなんと多いことか!」だね。」
(10年の歳月をかけてたどり着いた)黄金の7種類の野菜の組み合わせ
福神漬けは、10年の歳月をかけてたどり着いた黄金の7種類の野菜の組み合わせなんだって。
この7種類が入っているんだ!
じっくり見たことないなぁ。
・大根
・なす
・きゅうり
・レンコン
・しそ
・しょうが
・なたまめ
いろいろな商品が売られているのだけど、この7種が入っているのが福神漬けの暗黙の掟なんだって!
知らなかった!
刀豆(なたまめ)
ナタマメ
ナタマメ(鉈豆、Canavalia gladiata)はマメ亜科の一年草。刀豆(トウズ、タチマメ、ナタマメ)、帯刀(タテハキ)とも呼ばれる。以前から漢方薬として知られており、近年では健康食品、健康茶としても一般的に知られるようになった。(Wikipediaより)
暗黙のおきてについて、福神漬けの元祖のお店で聞いてみた
東京は上野の漬物屋「山田屋」(現在の酒悦)。
明治10年ごろ、15代目の店主・野田清右衛門が10年の歳月をかけ、福神漬けを開発したといわれているらしい!
当時の漬物といえば、塩漬けばかりで醤油漬けっていうのはあまりなかったんだって。
そこで清右ヱ門は、なんとか醤油でお漬物ができないかということで福神漬けが生まれたらしい!
ちなみにご飯のお供、海苔の佃煮を作ったのも清右ヱ門さん。
すごいね!
商品開発好きだったんだね。
そして10年の歳月をかけて、黄金の7種類の野菜を組み合わせて新しいお漬物を作ったんだ。
このおいしさに感動した明治の流行作家「梅亭金鵞(ばいてい きんが)」が福神漬けをいたく気に入り、また、このお店が上野不忍池の弁才天近くにあった事など、七種の野菜から七福神を連想、そして福神漬けと名付けたんだって。
「ご飯のお供にこれさえあれば他におかずは要らず、食費が抑えられ金が貯まる(=家に七福神がやってきたかのような幸福感)」
清右ヱ門さんの功績をたたえた石碑が、日暮里の浄光寺にあるんだって。
すごい人だね!
福神漬けとカレーが出会ったのは?
大正時代なんだって。
日本とヨーロッパを結ぶ客船の食堂で、カレーは大人気だったんだ。
もともと、インドや東南アジアでカレーの付け合わせに耐えるチャツネが添えられていたんだ。
(チャツネ3種)
チャツネ / チャトゥニー(英語:chutney、ヒンディー語:chatni चटनी 、ダリー語:چاشنی)は、南アジア・西アジアを中心に使われているソース、またはペースト状の調味料。豆と各種香辛料で作る日本のふりかけに類似したものもある。名前はヒンディー語で「舐める」を意味する「チャートゥナー(चाटना)」に由来する。各家庭ごとに独自のレシピがあり、味は多様である。
(Wikipediaより)
たまたまチャツネが切れていたときに、コックさんが福神漬けを付け合わせに出したんだって。
それが大評判になったんだ!
辛いカレーに甘い福神漬けがベストマッチ、最高のカップルが出来上がったんだね!
ちなみにチャツネの赤い色に合わせて、赤い福神漬けが生まれたんだよ!
カレーという最高のパートナーを見つけた福神漬け。
今は、福神漬けだけでたべることがないぐらいですね。
解説してくれたのは
東京家政大学栄養学科
食べ物の発酵と保存を研究し漬物グランプリの審査も務める漬物研究の第一人者
宮尾茂雄先生
東京家政大学
東京家政大学(とうきょうかせいだいがく、英語: Tokyo Kasei University)は、東京都板橋区加賀1-18-1に本部を置く日本の私立大学である。
1949年に設置された。
大学の略称は東京家政大。
(Wikipediaより)
その他、2018年5月18日放送、「チコちゃんに叱られる!」の6回目の放送の内容は
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