今回はチコちゃんに叱られる! ▽月の不思議▽佐藤さんの謎▽なぜ還暦に赤い服 初回放送日NHK総合テレビジョン9月25日(金)を紹介。
なんで月はクレーターだらけで凸凹しているの?
なんで月はクレーターだらけで凸凹しているの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、宇宙に憧れるステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんで月はクレーターだらけで凸凹しているの?」
チコちゃんの答えは、「大気がないから。」
大気がないから
【宇宙の神秘】なんで月はクレーターだらけなの?理由はバリアがないから!?地球を守る「大気」のすごさと将来の月面生活
夜空を見上げると、うっすらと模様が見える神秘的な「月」。
望遠鏡や写真で近くを見てみると、月の表面はボコボコとしたクレーター(窪み)で埋め尽くされていますよね。
「どうして月にはあんなにたくさんのクレーターがあるんだろう?」
「地球にも宇宙から石が落ちてきているのに、なんで地球は凸凹じゃないの?」
先日の『チコちゃんに叱られる!』では、国立天文台の小久保英一郎教授がその理由を解明してくれました!
なんと、最大の理由は「月には地球のようなバリア(大気)がないから」だったのです。
今回は、月がボコボコになった科学的な理由と、地球のすごさ、そして将来人類が月に住むための驚きのアイデアをご紹介します!
チコちゃんの答え:大気がないから!
番組で明かされた答えは、宇宙の環境が生み出すダイナミックなものでした。
「月がクレーターだらけで凸凹しているのは、大気がないから!」
クレーターとは、小惑星などから飛んできた岩石が地表に猛スピードで衝突したときにできる丸い窪みのことです。
現在、月にあるクレーターの数は、なんと直径1km以上の大きなものだけでも約100万個以上!
中には「クレーター」とはもはや呼ばず、「盆地」と表現される超巨大なものまで存在します。
月最大の「南極エイトケン盆地」は直径1,000kmを超え、日本の本州がすっぽり収まってしまうほどの異次元なスケールです。
今でも月には、直径数センチほどの小さな隕石が1時間に数個のペースで次々と降り注いでいます。
それなのに、なぜ月は穴だらけになってしまうのでしょうか?
月がボコボコで地球がキレイな「3つの理由」
実は、地球にも宇宙から毎日たくさんの岩石が飛んできています。
それでも地球が月のようにクレーターだらけにならないのは、「3つの大きな違い」があるからです。
1. 「大気」という最強のバリア
地球の上空には厚さ約100kmの「大気(空気の層)」が存在します。
宇宙から超スピード(秒速10km以上!)で岩石が突っ込んでくると、大気が強力なブレーキとなって空気が圧縮され、数千〜数万度という超高温の熱が発生します。
この熱によって、直径1m以下の岩石は地表に届く前に一瞬で焼き尽くされ、蒸発してしまいます。
これが地上から見える「流れ星」の正体です!
一方、月には大気がほぼ存在しないため、飛んできた岩石がノーブレーキでダイレクトに地表へドカンと激突してしまい、クレーターが大量にできてしまうのです。
2. 「風と雨」による侵食作用
地球には風が吹き、雨が降ります。
たとえ巨大な隕石が落ちてクレーターができたとしても、長い年月をかけて雨で土が流され、風で削られて少しずつ消えていきます。
地球にもアメリカの「バリンジャー・クレーター」など有名な痕跡は残っていますが、ごく一部です。
月には風も雨もないため、できたクレーターが風化せずに何億年もそのままの形で残り続けているのです。
3. 「地殻変動」による表面の更新
地球の内部には熱いマントルが対流しており、地表のプレートが少しずつ動いています
ハワイが年に数cmずつ日本に近づいているのもこの影響です。
地球は常に表面が新しく生まれ変わっている「生きている惑星」なのです。
対して、月の内部はすっかり冷えて固まっているため地表が動かず、太古の昔にできた傷跡(クレーター)が修復されずに残り続けています。
隕石が降る月にどうやって住む?未来の「月面生活」アイデア
現在、アメリカNASAを中心に日本やヨーロッパも参加して、人類が再び月を目指し、将来的に人が住めるようにする国際プロジェクト「アルテミス計画」が進められています。
「でも、そんなに頻繁に隕石が降ってくる月で、どうやって安全に暮らすの?」と疑問に思いますよね。
その解決策として注目されているのが、月面にある深さ約80mの巨大な穴(溶岩チューブ)です!
かつて火山活動によってできたこの地下空洞は、隕石や宇宙放射線から身を守るための天然のシェルターになります。
しかも内部の温度は常に17度前後と非常に過ごしやすい環境が保たれているため、この穴の中に都市を作る計画が真剣に検討されているそうですよ。
双眼鏡で見えるクレーターも紹介されました。
コペルニクスが発見したもの
ティコが発見したクレーター
まとめ:地球のバリアに感謝して夜空を見上げよう!
月がボコボコしている理由を探っていくと、私たちが暮らす地球が「大気・風雨・地殻変動」というトリプルバリアによっていかに守られているかがよく分かりますね。
夜空に浮かぶ綺麗な月を見上げたときは、宇宙の過酷な歴史と、私たちを優しく包んでくれている地球の空気のありがたさを、ぜひ感じてみてください!
結論
というわけで、
「なんで月はクレーターだらけで凸凹しているの?」は、
「大気がないから」
でした。
解説してくれたのは
国立天文台の小久保英一郎教授。
小久保 英一郎(こくぼ えいいちろう、1968年7月7日 – )は、日本の天文学者。専門は理論天文学、とりわけ惑星系形成論。学位は博士(学術)。
人物
宮城県仙台市生まれ。宮城県仙台第一高等学校、東京大学教養学部基礎科学科第二卒業。1997年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、学位論文「Planetary Accretion: From Planetesimals to Protoplanets(惑星集積: 微惑星から原始惑星へ)」[1]で博士(学術)の学位を取得、日本学術振興会特別研究員。2000年より国立天文台理論研究部主任研究員。2006年より国立天文台理論研究部助教授(のち准教授)。2012年4月より国立天文台理論研究部教授。
一般の人々に研究の魅力を語ることにも熱心で、『情熱大陸』 [2]などのTV出演を始め、多くのメディアのインタビューなどを受ける。理系の研究者にしては珍しく、国語の教科書に文章を執筆している。(「月の起源を探る」中学校「国語」教科書3年 光村図書)
趣味はスクーバダイビング。村山斉曰く、「天文学会一のイケメン」[3]。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。