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「三本締め」って何?→3×3=9(九)に1足してま~る(丸)く収まりました

今回は、2018年12月7日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


「三本締め」って何?





三本締めって言ったら、「いよーぉ、パパパン、パパパン、パパパン、パン、いよっ、パパパン、パパパン、パパパン、パン、いよっ、パパパン、パパパン、パパパン、パン!」


ですよね。


でも、三本締めって、なんなんだろう。。



「三本締め」って何?


本日の二問目。


全国からのお手紙であった疑問とのこと。


チコちゃん「この中で一番打ち上げとか飲み会とかの場を仕切るのがうまそうなステキな大人ってだーれ?」


中川さんは、若手の立場で仕切る事はないとのことですが、岡村さんからいわれ、中川さんが回答者。


チコちゃん「打ち上げの締めってどうする?」


中川さん「一本締めや三本締め。」


そこで、岡村さんが音頭を取って全員で三本締めをやることに。


そこでチコちゃんからの質問。


チコちゃん「三本締めってなに?」


中川さん「なに?」


中川さん「空気を拍手で締める、ノリでやってるやつ。」


ということで、正解にいたらず、叱られちゃいました。


東京、田園調布八幡神社でのお祭り現場で、街頭インタビューでも正解はなし。


ナレーション「やれ、二次会どうしようだの、ここでドロンしますだのと言っている日本人の何と多いことか。」


チコちゃんの答えは、


「3×3=9(九)に1(﹅)足してま~る(丸)く収まりました。


ええっ、、、そんな意味があったんだ。



3×3=9に1足してま~る(丸)く収まりました


解説してくれたのは國學院大學文学部、新谷尚紀教授。


今回で4回目のご登場。





チコちゃん「1回目と3回目がネクタイ同じです。」


三本締めの起源については定かではない。


三本締めは行事などが無事終わった事を感謝する事から始まった風習。


3・3・3・1のリズムで拍手する理由は、九に一(﹅)を足して丸にするという意味。





また、九は苦につながる事から「苦労が丸く収まった」という意味にも。



では三本締めではなぜ3回繰り返す?


1回目は掛け声をかけるその場を取り仕切っている人のため。


2回目は唱和してくれるみんなのため。


3回目は神様への感謝の気持ちという意味があるとのこと。






三本締め間違い探しクイズ






VTRの三本締めの映像から間違っているポイントを2つ見つけるもの。





司会者は、記念式典の場でお世話になっている取引先の関係者に三本締めの掛け声をかえてもらうように依頼。


取引先関係者「では。最後に三本締めで締めたいと思います。」


取引先関係者「みなさん。お手を拝借。」


取引先関係者「せーの!」


全員で3・3・3・1の三本締め。


縄文時代の服装の鈴木Q太郎さんがいます。


渡辺さん「今の間違いじゃないの?」


最後にみんなで拍手して終了。


以上でVTRは終了。


チコちゃん「わかった人」


手を挙げて、岡村さんが回答。


岡村さん「取引先じゃない人がやらんとアカンのちゃいますか?」


ということで正解。


渡辺さん「掛け声で「せーの!」って言ったんですよ。「いよ~っ」って言う。」


こちらも正解。


チコちゃん「二人とも。真面目すぎるのよ。」


すんなりと正解してしまった2人に苦言。


間違いの一つは、来賓に三本締めを頼むという行為。






三本締めの音頭を取るのは、その行事を取り仕切っている責任者が行うべきものとのこと。


2つ目は、「せーの!」という掛け声。


三本締めの掛け声は、「いよ~っ」が正しい掛け声。





この「いよ~っ」は「祝おう」という意味合いがあるとのこと。


縄文時代の格好で三本締めに参加していた鈴木Q太郎さん。


ナレーション「間違いではなく、場違いでした。」





一本締めと一丁締め


手拍子一つだけで締める手拍子は、「一丁締め」。


3・3・3・1のリズムの手拍子を一回だけで締めるのが一本締め。





これは三本締めの省略形。


親しい人たちの集まりで三本締めを簡易的にしようと始まったもの。


一丁締めは、短気な江戸っ子が一本締めからさらに最後の1拍手だけを取り出したもの。





ですから一丁締めは「関東一本締め」とも呼ばれるとの事。


三本締めなどの手締めのやり方は地域によって様々な形が


大阪締め。






「打ちまひょ(よい よい) もうひとつせぃ(よい よい) いおーて三度 (よよいのよい)」



福岡県の小倉ゑびす締め。






「商売繁盛 商売繁盛 よいよいや! よいよいや! よいよいや!」


名古屋ナモ締め。




「ナモ・ナモ・ナモ ナモ・ナモ・ナモ ナーモナーモ、ナモ・ナモ・ナモ」




このように地域によっていろいろと特色があるとのこと。



結論


というわけで、


「「三本締め」って何?」は、


「3×3=9(九)に1(﹅)足してま~る(丸)く収まりました」


でした。


最後に新谷教授に三本締めをお願いするも、3本目でリズムがくるっちゃいました。


チコちゃん「あ~先生!」


新谷教授「ダメじゃん。」


岡村さん「こんなん間違える人いる?」


(補足)

三本締めの始まりについて、

「神事の終わりを告げる合図から始まった説」

「争いで、モメた人が武器を持っていない事を示すために始まった説」など諸説あるとのこと。



解説してくれたのは


民俗学の専門家、新谷尚紀教授

新谷 尚紀(しんたに たかのり、1948年11月18日 – )は、日本の民俗学者。
國學院大学教授、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学名誉教授。

経歴
広島県生まれ。
1971年早稲田大学第一文学部史学科卒業、1977年同大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。
1998年「死・葬送・墓制をめぐる民俗学的研究」で慶應義塾大学社会学博士。
山村女子短期大学助教授、国立歴史民俗博物館助教授、教授、総合研究大学院大学教授、2010年定年退官、名誉教授、國學院大学文学部教授。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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