今回は、2018年5月4日放送、「チコちゃんに叱られる!」の4回目の放送の5つ目のお話。
「どうしてドライヤーに冷風があるの?」だよ!
確かにあんまり気にしてなかったけど、ドライヤーには冷風があるね。
使ったことないや。
髪の毛を乾かすのに何で必要なのかなぁ?
どうしてドライヤーに冷風があるの?
「この中でヘアスタイルが個性的で魅力的な大人ってだーれ?」の問いかけで、滝藤さんが解答者に指名されちゃった。
チコちゃんの疑問は、「ドライヤーってあったかい風と冷たい風が出るよね?なんで?」
滝藤さん「冷たい風で締めるじゃないけど、髪の・・・」と、ピヨピヨ音で正解。
ちこちゃん、「つまんねー奴だなぁ・・・」と、テンションがた落ち。
改めて、ドライヤーの冷風って何に使う?
専門家の解説だよ!
解説してくれたのは、山野美容芸術短期大学の秋田留美教授。
電子顕微鏡で見ると髪の毛の表面はうろこ状のキューティクルで覆われていて、毛先に向けて何枚も重なっているんだ。
キューティクルがピッタリ張り付いていると、髪の毛にツヤが出るんだね。
洗髪などで髪の毛が濡れるとキューティクルはめくれ、めくれた部分は剥がれやすくて傷みの原因になっちゃうんだ。
この状態は髪の毛を構成するたんぱく質が流れ出しやすい危険な状態。
そのため、ドライヤーなどでいち早く乾かすことが大切なんだ。
でも、キューティクルは髪の温度が上がりすぎても、めくれて開きやすいという性質があるんだ。
これを戻してくれるのがドライヤーの冷風!
乾いたら冷風でキューティクルを一気にしめることで髪の毛にツヤが出やすくなるんだね。
冷風アリだと天使の輪が綺麗に浮かび上がって、髪のまとまり方もバッチリだよ。
小野田光伸さん(美容師・教授)からツヤが出る乾かし方についてのアドバイスがあったよ!
風はキューティクルに逆らわず、根元から毛先に向ける冷風のタイミングは5本の指がすーっと通るようであれば冷風に切り替え冷風で乾かしてセットして完成。
多くのメーカーの取扱説明書には髪型を固定してセットするために冷風を使うと書かれているんだって。
というわけで、チコちゃんの答えは「髪の毛をツヤツヤにするため」でした。
(注)リンスやトリートメントの効果を否定するものではありません。
解説してくれたのは
山野美容芸術短期大学の秋田留美教授。
秋田留美
専門分野 美容技術全般 理論・実習、国家試験技術指導、毛髪科学
所属学会 日本美容福祉学会、日本公衆衛生学会、毛髪科学技術者協会
略歴 武庫川女子大学短期大学部 英文科卒業
山野美容専門学校卒業(美容師免許取得)
(山野美容芸術短期大学HPより)
山野美容芸術短期大学(やまのびようげいじゅつたんきだいがく、英語: Yamano College of Aesthetics)は、東京都八王子市鑓水530に本部を置く日本の私立大学である。
1992年に設置された。
大学の略称は山野短大と呼ばれることもある。
(山野美容芸術短期大学HPより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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