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なぜ歩いていると靴の中に小石が入るの?→足にあった靴を履いているから。ふいご現象で歩くと靴内が換気され吸い込まれる

今回は、2019年2月8日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


なぜ歩いていると靴の中に小石が入るの?





確かに歩いていると、なぜか靴の中に小石が入り込んでますね。


言われてみればよく経験しますが、なぜなんだろう?





なぜ歩いていると靴の中に小石が入るの?


本日の一問目。


チコちゃん「ねぇねぇ、岡村。この中で、足元からおしゃれに気を遣っているステキな大人ってだーれ?」


岡村さん「アッコさんです。」


というわけで、和田さんが回答者。


最初は、靴についての質問。


チコちゃん「なんで歩いてると靴の中に小石が入っちゃうの?」


和田さん「大股で歩くと入る。」


チコちゃん「アコは大股だけど、岡村は小股だよ?」


というわけで、正解に至らず叱られちゃいました。


小石ということで、東京・文京区の小石川後楽園で街頭インタビューするも正解なし。


チコちゃんの答えは、


「足にあった靴を履いているから。」とのこと。


どういうこと??



足にあった靴を履いているから


解説してくれたのは、名古屋文化短期大学学長の成瀬正春先生。


足にあった靴というのは人差し指が1本入るサイズ感。


紐をほどいた状態でかかとに人差し指を差し込んでスペースがある事で確認


この足にあった靴ではふいご現象が起こるとのこと。


これが靴にが小石が入る理由。



ふいごとは?


鍛冶場などで火力を上げる為に使われる器具。





仕切り板でつながっている棒を出し入れする事で外の空気を取り込んで風を発生される器具。





これとよく似た現象が靴の中で起こり、靴の中のふいご現象によって靴の換気。


蒸れるのを防ぐ効果があるとのこと。


靴が地面についた時につま先が前方にずれて、つま先に溜まっていた空気が足の甲の辺りから押し出される。





そして靴を地面から離す時に密着していた足の裏が靴底から離れると、がかかと部分から外の空気が入る。





この時に歩く事で跳ね上がった小石がかかと部分から空気と一緒に吸い込まれので靴の中に小石が入ってしまうそう。


靴の中に小石が入ってしまうという事は靴の換気が正常に行われている証拠。



超高感度カメラ:アイスコープ(微粒子可視化システム)で検証。


アイスコープは空気中のチリやホコリを撮影する特殊なカメラ。





まずは足にあった靴のふいご現象を確かめてみると、くるぶしの辺りから空気が吸い込まれています。


隙間のないキツキツの靴でも実験。


すると先ほどと同じ動きをしても空気の流れに大きな変化は無し。





成瀬さん「これと同じ事が小石でも起きるのです。」



実験で小石が入る瞬間を確認


小石が敷き詰められたお寺の庭を借りて検証。





成瀬さんとスタッフさんがウォーキング。


スタッフ「あっ!入った!」


小石を確認しようと靴からトレイに移そうとした所、誤って地面にこぼしてしまいました。


再度、歩き出した二人。


今度は靴に入った小石を慎重に確保。


かかと部分をカメラで追っかけて撮影していたという事でスローモーションで映像を確認。


するとかかとの部分から小石がスッと入っている所が撮影。




結論


というわけで、


「なぜ歩いていると靴の中に小石が入るの?」は、


「足にあった靴を履いているから」


でした。



解説してくれたのは


名古屋文化短期大学学長 成瀬正春さん


成瀬正春さん


1949年5月生まれ。
1972年3月、岐阜市立岐阜薬科大学製造薬学科卒業。
1974年3月、岐阜市立岐阜薬科大学院薬学研究科修了(薬学修士)。
1984年6月、名古屋市立大学医学部学位取得(医学博士)。名古屋市衛生研究所環境化学技術職員、名古屋市立大学医学部衛生学教室助手を経て、1994年4月より金城学院大学家政学部助教授。1998年4月に教授に就任し、2002年4月より金城学院大学生活環境学部教授。
その後、金城学院大学大学院人間生活学研究科長、金城学院大学生活環境学部長、金城学院大学副学長を歴任し、2018年4月名古屋文化短期大学長に就任。専門は被服衛生学で現在も日本家政学会、日本衣料管理協会等の役員を務めている。
(大学HPより)




名古屋文化短期大学


名古屋文化短期大学(なごやぶんかたんきだいがく、英語: Nagoya Future Culture College、公用語表記: 名古屋文化短期大学)は、愛知県名古屋市東区葵1-17-8に本部を置く日本の私立大学である。1950年に設置された。大学の略称はNFCC。 英称は「Nagoya Future Culture College」だが、これは旧学名(名古屋女子文化短期大学の英称であるNagoya Feminine Culture College)の「NFCC」の名残とも考えられる。ちなみに、名古屋文化学園保育専門学校とは、全く別の法人である。

大学全体
名古屋文化短期大学は、名古屋市東区内にある日本の私立短期大学。1950年に山田家政短期大学として設置された。
教育および研究
名古屋文化短期大学は生活文化学科のみだが、ファッション・美容・ネイルアート・食物・製菓など専門学校にあるような専門科目が置かれている。
アメリカオレゴン州にて英語研修が行われている。
ニューヨークにてFITメイク研修が行われている。
学風および特色
名古屋文化短期大学は2007年度、財団法人短期大学基準協会における第三者評価の結果、「適格」認定を受けている。
全国の短大では唯一の美容師養成通信課程がある。
ブライダルプランナーコースの学生が主催する模擬結婚式がある(キャンパスウェディング)
学校法人山田学園が主催するファッションショー(JFS)がある。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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