今回は、2019年3月22日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」春の拡大SPのお話。
なんでサウナはやけどしないの?
これも考えたことなかったですねぇ。
直接、ふれていないから?
なんでサウナはやけどしないの?
本日の6問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で、一番汗をかいた姿が爽やかなステキな大人ってだーれ?」
ということで、国分さんが回答者に。
チコちゃん「サウナの温度って知ってる?」とサウナの話題。
チコちゃん「なんでサウナはやけどしないの?」
国分さん「気持ちが違うみたいな。」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
と叱られちゃいました。
サウナで汗を流す人にインタビューするも正解なし。
チコちゃんの答えは、「空気のバリアができるから」
空気のバリアができるから
解説してくれたのは、芝浦工業大学の山田純教授。
90℃のお湯と90℃のサウナでは熱の感じ方に差があります。
それは分子の密度に関係。
お湯は液体で、分子がゆるやかに結びつきながらひしめいている状態。
サウナの熱気は気体で分子が自由に飛び回っている状態。
液体と気体では同じ体積中でも分子の数が全く異なります。
分子と言うのは激しく運動していると高い熱を持ちます。
それが体に当たると体の分子を振動させて熱を感じるというメカニズム。
お湯の中では肌に当たる分子の数が多い。
しかし、サウナでは肌に触れる分子の数が少ない。
このため、熱の感じ方に差が生まれます。
サウナに長時間入り続けお湯の中と同様に分子に当たるとやけどしてしまうか?
基本的には、やけどはしないとのこと。
(注)ただ長時間いるとやけどの可能性もあります。
体の周りにある空気のバリアの存在が大きいとのこと。
女性スタッフ3人組の強い要望で爽やかなイケメン。
サウナの空気の分子が体の表面の分子に当たると体の分子に熱が伝達。
同時に当たった空気の分子の熱は奪われます。
この現象が繰り返されるので冷やされた後の空気の層がバリアを形成。
このバリアが出来る現象は熱いお風呂に入った時にも起きています。
お風呂に入った直後にはとても熱く感じても、そのうち慣れて熱くなくなる現象。
この場合は空気では無くお湯のバリア。
じっとしているとそうでもなくても、お風呂の中で動くと途端に熱く感じられるのは、体の周りを囲んでいたバリアが離れていってしまうからとのこと。
結論
というわけで、
「なんでサウナはやけどしないの?」は、
「空気のバリアができるから」
でした。
解説してくれたのは
芝浦工業大学光エネルギー工学研究室
山田純教授
芝浦工業大学
芝浦工業大学(しばうらこうぎょうだいがく、英語: Shibaura Institute of Technology)は、東京都港区芝浦三丁目9番14号に本部を置く日本の私立大学である。
1949年に設置された。
大学の略称は芝浦工大(しばうらこうだい)、芝浦(しばうら)。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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