サイトアイコン チコちゃんに叱られる!

なんで人は愛想笑いをするの?→サルだったころの名残。歯を見せることで服従や威嚇し無駄な争いを避ける習性。

今回は、2019年4月5日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


なんで人は愛想笑いをするの?





たしかに、気まずいときとか、愛想笑いしますね。


人間関係の潤滑剤?






なんで人は愛想笑いをするの?


本日の4問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、笑顔がまぶしいステキな大人ってだーれ?」


というわけで、山里さんが回答者に。


芸能界で怖い人という話題につづき、チコちゃんの疑問へ。


チコちゃん「なんで人は愛想笑いをするの?」


山里さん「人間関係を潤滑にするため。」


チコちゃん「普通で言うとね?」


山里さん「普通じゃない理由があるの?」


山里さん「。。。。。。。」


なんと、山里さんの口元に「正解」マークとぴよぴよ音。


チコちゃん「つまんねーヤツだなぁ。」


岡村さん「おっ!?チコったんちゃう?正解や!チコったのよ。」


チコちゃん「はい。全員ペン持って!」


いつものチコちゃんの漢字の問題。


チコちゃん「イチゴ」を漢字で書いて!」


かたせさんのみ正解。


チコちゃん「じゃあ岡村と亮太。ボーっと生きてんじゃねーよ!」


美容師さんにインタビューするも正解でず。


チコちゃんの答えは、「サルだったころの名残」


そうだったんだ!



サルだったころの名残


解説してくらたのは、京都大学霊長類研究所の正高信男教授。


サルには。おかしみという感情はないものの、「威嚇」や「服従」する時の表情として笑っているとのこと。


その特徴は歯を見せる。


これが人間の笑いの原点。


このうちで服従の笑いが人間の愛想笑い。





東京・高尾山のさる園で撮影



74頭の膨大な数のニホンザルがすばしっこく動き、うまく撮影できず。


カメラマン「速くて撮れねぇな。惜しかったなぁ。」


そこで、飼育員さんに愛想笑いをしてくれそうなサルについてお伺い。


ワラジくんという気の弱いサルを紹介してもらいます。


実はワラジくんは最近、ボスザルの彼女に気に入られていてボスザルから睨まれているとの事。





ボスザルがワラジくんに近づくと大きく歯を見せるワラジくん。





歯をむき出しにして威嚇しているようにも見えますが、実はこれが服従の笑い(愛想笑い)。


ボスザルも口を開けて歯を見せていますが、これは威嚇。






愛想笑いを浮かべたサルには、格上のサルはもうそれ以上は攻撃しないそう。


無用なケンカを防ぐために表情の交換で上下関係を確立。





集団生活で身を守って安全に生きていく為に必要なシグナル。


愛想笑いは相手より自分が弱いと認めた時に許しを請うようなニュアンスで笑うのが本来。


さらに、変な空気=緊張関係を和らげる為に愛想笑いを使うという働きも。




結論


というわけで、


「なんで人は愛想笑いをするの?」は、


「サルだったころの名残」


でした。



解説してくれたのは


京都大学霊長類研究所の正高信男教授


正高信男教授


正高 信男(まさたか のぶお、1954年12月10日[1] – )は、日本の霊長類学・発達心理学者、評論家、京都大学教授。

大阪府生まれ。1976年大阪大学人間科学部行動学専攻卒業、1982年同大学院人間科学研究科博士課程修了、「ゲルディモンキーの音声伝達行動に関する比較行動学的研究」で学術博士。アメリカ国立衛生研究所客員研究員、ドイツ・マックスプランク精神医学研究所研究員、京都大学霊長類研究所助手、東京大学理学部助手、京都大学霊長類研究所助教授、教授。

専攻は認知神経科学。ヒトを含めた霊長類のコミュニケーション研究。
(Wikipediaより)




京都大学


京都大学(きょうとだいがく、英語: Kyoto University)は、京都府京都市左京区吉田本町36番地1に本部を置く日本の国立大学である。1897年に設置された。大学の略称は京大(きょうだい)。

京都大学は日本で2番目に創設された、帝国大学の流れを汲んでいる国立大学で、入試においては日本におけるトップクラスの難関大学である。精神的な基盤として京都大学では「自由の学風」を謳っている。また、西部講堂のロックコンサートなどに代表される京都地区における文化発信地としての役割も担ってきた。

建学の精神(理念・学是)
創立以来「自由の学風」を建学の精神としている。国立大学法人となった後に制定された京都大学の基本理念にも引き継がれた。

学風および特色
京都市内の繁華街から離れた古都の風情を残す落ち着いた環境の中にあり、何事も学生の自主性に任せるという「自由の学風」を標榜している[1]。リベラル派な大学の傾向にある[2]。毎年行われる11月祭や折田先生像を巡る落書き、卒業式での仮装などにもその一端を垣間見ることができる[3]。

京都大学や(前身の)京都帝国大学では、それらの自由の拡大あるいは縮小を巡る攻防戦が繰り返されてきた。滝川事件は最も有名な事例の一つである[4]。
(Wikipediaより)




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