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なんで星は☆形?→星がヒトデに見えたから。瞳孔の虹彩がギザギザで古代エジプト人がヒトデに見立てた

今回は、2019年7月19日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


なんで星は☆形?





確かに星は、☆マークですね。


なぜなんだろう?





なんで星は☆形?


本日の2問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番のスターといえばだーれ?」


ということで、真琴さんが回答者に。


チコちゃん「星の形をスケッチブックに描いてみて。」


真琴さんは、☆の形をスケッチブックに描きます。


チコちゃん「でも、星の実際の形は?」


真琴さんは、両手を挙げて〇を作ります。


チコちゃん「丸いわよね?」


チコちゃん「なんで星は☆形なの?」


チコちゃん「なんであのギザギザの形になるの?」


真琴さん「光の粒子が五角形をしていて、それが集まると五つの角が光るので、☆形になる。」


正解に至らず、叱られちゃいました。


日本科学未来館での街頭インタビューでも正解なし。


その後、つのだ☆ひろさんを訪問。





つのだ☆ひろさんに「星が、☆形の理由について」聞いてみると、


つのださん「色んな方向にとんがってるからいい。」


出張用チコちゃんに叱られちゃいました。


ナレーション「この人の歌声でチークタイムに何組のカップルが人生の選択を間違い、結ばれ、そしてそれをうやむやにしてきた事か。」


チコちゃんの答えは、「星がヒトデに見えたから。」



星がヒトデに見えたから


そもそも星の形は太陽のように丸い形。





とても遠い距離にあるので光の点。


それなのになぜ☆形に描かれるようになったのでしょうか?


そのカギを握るのが私たち人間の瞳の構造。


人間の目には瞳孔の周りに虹彩(こうさい)と呼ばれる部位。


これはレンズの絞りのような絞りのような働きをしていて、伸び縮みする事で光の量を調整。





そして星がギザギザした☆形に見えるカギとなるのがこの虹彩の形。





虹彩は、ギザギザした形。


ギザギザした虹彩を光が通るのでギザギザと放射状に。



眼の仕組みを再現して実験






もし虹彩が綺麗な円をしていると映し出される形も綺麗な円形に。


街灯や車のヘッドライトを見た時に放射状に見えるのも同じ現象。


本来は、丸いはずの星も放射状に。





この放射状の星の形をヒトデに見立てたのが古代エジプト人。


海に面しているエジプトでは身近な存在であったヒトデ。





それをヒエログリフ(象形文字)という古代エジプト文字の一つとして使っていました。





実際に紀元前2320年頃に建造されたウニス王のピラミッドの内部(王の墓)の天井。






ヒトデのような星のようなマークがビッシリ。


古代エジプト人は太陽が西の地平線に沈むと太陽が死んだ世界と考えていました。





死の世界は冥界で夜を表現しているので一面に星を描いていたとのこと。





星は死の世界を象徴するもの。



さらに、ヒトデが星を表している特徴が


ペピ1世のピラミッドの参道の天井に描かれた星のマーク。





星の中心に何やら丸いものが描かれています。


これはヒトデの口の部分を表現しているとのこと。





つまり、元々ヒエログリフに使っていたヒトデの形が星に見えた。


だから、ヒトデの形を流用して星を描いたと考えられるとのこと。






同様に世界各地でも海にいるヒトデを見て星を連想


英語でヒトデはstarfish。


フランス語でヒトデはétoiles de mer (海の星という意味)


日本語でもヒトデは「海星」。



この情報を、つのだ☆ひろさんに報告


つのださん「じゃあつのだ☆ひろの文字をヒトデとして、あれを取ってしまうと「ヒトデなし!」という事になるんですね。ひどい!」


チコちゃん「わぉ!」



結論


というわけで、


「なんで星は☆形?」は、


「星がヒトデに見えたから」


でした。



塚原アナから補足


星がチカチカまたたいて見えるのは地球の大気が影響しています。


星の光が目に届く前に地球を取り巻く大気圏を通って来ますが、風などの気象の影響や見る場所やタイミングによって大気の状態が変化。





その影響で光の見え方に変化が生まれてチカチカして見えるとのこと。




解説してくれたのは


早稲田大学の近藤二郎教授


近藤二郎教授



(大学HPより)



早稲田大学


早稲田大学(わせだだいがく、英語: Waseda University)は、東京都新宿区戸塚町一丁目104番地(新宿区西早稲田一丁目6番地1)に本部を置く日本の私立大学である。1920年に設置された。大学の略称は早稲田(わせだ)、早大(そうだい)。

大学全体

大隈重信立像(朝倉文夫作)  登台した学生は退学の内規あり
大隈重信が明治十四年の政変による下野後に設立した東京専門学校を前身とする。日本の私立大学では慶應義塾大学(「早慶」の慶)などと共に最も古い段階で大学令に基づく大学となった(詳しくは旧制大学参照)。2011年時点で、10の学術院のもと13学部・21研究科(大学院)を設置している。国際交流が盛んで、特にアジアからの外国人留学生が多い。 大隈重信が明治を代表する政治家であり、イギリス流の政治経済学を中心とする大学をモデルに設計されていることから、政治経済学部を中心に政界・財界に多くの逸材を輩出しているのをはじめとして、研究、法曹、文学、理工学などや、出版、新聞などの分野でも国内外を問わず多くの卒業生が活躍している。英国の教育専門誌『タイムズ・ハイアー・エデュケーション』による2017年の日本版ランキングでは、私大1位に認定された[1]。

早稲田大学は、東京専門学校時代から、文部省「特別認可学校規則」や専門学校令の特例適用、大学令による私立大学として最初期の認可などを受けてきた。政治学、法律学、文学、商学、理工学、教育学、芸術、スポーツなど様々な分野で、近代日本国家の教育・研究分野の形成をリードしてきたモデル校であり、上述の慶大と共に「私学の雄」と並び称されている[2]。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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