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なんで秋は「食欲の秋」なの?→科学的にも食欲が増すから。秋になると精神を安定させるために必要なセロトニンを補うため

今回は、2019年10月11日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」チコちゃんに叱られる!▽近畿と関西なにが違う?・水が透明なのは?・メロンほか のお話。


なんで秋は「食欲の秋」なの?




確かに、食欲が出る秋、なぜなんだろう?





なんで秋は「食欲の秋」なの?


本日の3問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番紅葉狩りが似合いそうなステキな大人ってだ~れ?」


岡村さんが立候補で回答者に。


紅葉狩りに行った事は無いそう。


チコちゃん「秋と言えばなんのの秋?」


岡村さん「食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、、」


チコちゃん「なんで秋は、食欲の秋なの?」


岡村さん「四季の中でも秋が一番美味しくなるから。」


岡村さん「全部とれるんです。とれへんやつが。」


チコちゃん「とれへんやつまでとれてまう?」


岡村さん「さんまなんかもう祭りあるぐらいじゃないですか? 何やったっけ?」


もちろん正解にいたらず、叱られちゃいました。


モモコさん「秋はイベントが一番少ないから」


モモコさん「春は新学期が始まって忙しく、夏は夏バテで食べられず、、」


チコちゃん「やること無いから食べるんや!っていう事でいい?」


モモコさん「そんな下品な言い方してまへん!」


食の疑問なのでアンジャッシュ渡部さんを取材。


ナレーション「食の知識と高級店とのコネだけで芸能界を生きて来たこの方に聞いてみました。」


取材スタッフ「お久しぶりです。寺門(ジモン)さん。」


渡部さん「渡部です。寺門じゃないです。一番僕嫌いな人なんで。」


今日は、マツタケの一本炭火焼き。


渡部さん「8月ごろから東北地方の松茸が出てきて、そこから南下して信州産が出てきて、そこから秋口を迎えると京都、丹波産が出てくるんですよ。」


渡部さん「国産の松茸をガブッといただきますよ。」


料理人「いや。中国です。」


渡部さん「ちょっと、、、撮り直しますか?今の。」


さて、なぜ、食欲の秋なのかという疑問についてお伺い。


渡部さんは、キャッチフレーズのように食欲の秋と銘打っているのはプロモーションとのこと。


土用の丑の日のように食欲の秋と謳う事で消費を増やそうという誰かが仕掛けた宣伝戦略。


出張用チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」





渡部さん「ちょっとマズいねコレ、、どうすれば、もう一回リテイクさせてもらえる?コレ。お金なら払うけど。」


ナレーション「ウンチクだけはいっちょまえに語る渡部さん、正解してから言ってください。」


チコちゃんの答えは、「科学的にも食欲が増すから」



科学的にも食欲が増すから


解説してくれたのは、秋田大学大学院医学研究科の三島和夫教授。


秋は新米だったり、秋の味覚がたくさん出回るので自然と食欲が増します。


また、科学的に食欲が増す事が分かっています。


それに深く関連しているのがセロトニンという物質。


焼肉の回でも登場。


セロトニンとは脳内で感情をコントロールして精神を安定させる作用を持つ物質。





このセロトニンが作られるのには太陽の光が大きく関係。


太陽のような強い光が目から入ると脳(脳幹)を活性化させてセロトニンの量が増加。





つまり夏にセロトニンの分泌量が増えます。


しかし、秋は夏に比べて日照時間が短くてセロトニンは減少傾向に。


その結果、気分が落ち込んだり、面倒くささが強くなります。


精神のバランスが悪くなるという作用。


その為に人間は精神の安定を図ろうと夏のレベルでセロトニンを増やそうと努力。


そのセロトニンを増やすために必要な物質が肉やチーズに多く含まれるトリプトファン。





トリプトファンは体内で作る事が出来ないので100%を食事から摂取。



このトリプトファンを効率よく摂取する方法


ご飯やパンなどの炭水化物に含まれるブドウ糖と組み合わせて摂取。


トリプトファンとブドウ糖を一緒に摂る事で脳に効率的に運ばれて脳内でセロトニンに変化。





こうして秋になると精神を安定させるために必要なセロトニンを補うために食欲が増すとのこと。


無意識に炭水化物を中心とした食べ物を多く摂取しようとするのは、セロトニンを補うため。


渡部さん「めちゃめちゃ勉強になりました。よその番組で全く同じ事言います。このオンエアより前に言ってやる。」




結論


というわけで、


「なんで秋は「食欲の秋」なの?」は、


「科学的にも食欲が増すから」


でした。




解説してくれたのは


秋田大学大学院の三島和夫教授





研究者氏名 三島 和夫 ミシマ カズオ

所属 秋田大学大学院医学系研究科
部署 医学専攻病態制御医学系 精神科学講座
職名 教授
学位 医学博士

研究キーワード 精神医学(205) , 睡眠医学(26) , 精神科学(2) , 時間生物学(73)

研究分野
神経科学 / 神経科学一般 /
内科系臨床医学 / 精神神経科学 /

経歴
2018年9月 – 現在 秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座 教授
2006年6月 – 2018年8月 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部(現:睡眠・覚醒障害研究部)部長
2000年10月 – 2006年5月 秋田大学 助教授(医学部神経運動器学講座精神医学分野)
2003年 スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授(長寿科学振興財団派遣研究員)
2002年 バージニア大学全米科学財団時間生物学研究センター研究員(文部科学省長期在外派遣研究員)

学歴
1987年3月 秋田大学医学部医学科卒業
(reseachmapより)



秋田大学


秋田大学(あきただいがく、英語: Akita University)は、秋田県秋田市手形学園町1-1に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は秋大(しゅうだい)。

大学全体
1949年に秋田師範学校(1878年設立)、秋田青年師範学校(1944年設立)、秋田鉱山専門学校(1910年設立)を包括して設置された。

2014年に開設された国際資源学部は、秋田鉱山専門学校を起源とし、資源に関する教育研究に100年以上の歴史をもつ。資源の調査から安全にプラントを閉じるところまで、あらゆることを教えられる大学としては国内唯一といえる[1]。附属鉱業博物館を有する。

1970年4月、秋田大学医学部が新設される。戦後設置された秋田県立中央病院は1971年4月に国に移管され、秋田大学医学部附属病院が発足する。

2019年現在、国際資源学部、教育文化学部、医学部、理工学部の4学部および研究科を有する。
(Wikipediaより)




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