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なんで薬は苦いの?→水に溶けにくくするため。アルカロイドなど小腸で吸収されやすい成分を入れている。

今回は、2019年10月25日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「さんまの内臓なぜおいしい?・浦島の玉手箱って?ほか」のお話。


なんで薬は苦いの?





確かに薬って苦いですね。


良薬口に苦しだから?





なんで薬は苦いの?


本日の4問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番風邪を引いた時一人で薬を飲んで治せちゃうステキな大人ってだ~れ?」


岡村さんが挙手して、自ら立候補し、回答者に。


岡村さん「20代からずっとですよ?」


薬の話題。


チコちゃん「なんで薬は苦いの?」


岡村さん「わざと苦くしてあるんです。」


岡村さん「苦味という味覚によって菌を殺す。」


正解にいたらず、叱られちゃいました。


薬局で街頭インタビューするも正解なし。


チコちゃんの答えは、「水に溶けにくくするため」



水に溶けにくくするため


水に溶けにくくするのは薬が効きやすいようにする工夫。


しかし、なぜ苦くすると水に溶けにくくなるのでしょうか?



苦いお薬の物語







第1章 良薬は水に溶けにくい



薬のほとんどの成分が吸収されるのは胃でなく小腸。


胃の長さは30cm程度で、薬の滞在時間は非常に短くほとんど吸収されず。





一方で小腸の長さはおよそ6mで薬の滞在時間が長く、薬の成分はここで吸収。





小腸は、「水に溶けやすいものを吸収しにくい」。


小腸の壁には小腸にとって必要な成分が漏れ出さないように油を含んだ膜に覆われています。






そのため、水との相性は悪く、水の溶けやすいものは吸収しずらい。


となると薬は水に溶けにくくする必要が。



第2章 水に溶けにくい物はすなわち苦い


古くから人間は天然の草や木を薬として利用して来た歴史があります。


植物に含まれる薬用成分は細菌を攻撃して殺してくれます。





しかし、必要以上の量を摂取すると最近だけではなく健康な体を攻撃してしまう毒。





つまり人間が昔から使っていた植物に含まれる薬用成分は毒でもあります。





毒は人間の体にとっては危険なものなので苦いと感じるように、人間の体が進化。


この毒と言われる成分の総称がアルカロイド。


このアルカロイドには苦いという特徴と水に溶けにくい性質があります。


苦味成分と甘味成分で水に溶けやすさを比較。


容器に入れてよく振って混ぜてみます。





苦味成分の方は混ぜても底の方に沈殿して水には溶けにくい性質。


このような苦味成分の性質は料理の場面でもよく目にしています。


それが鍋などのアク。


野菜を煮詰めた時に浮かんでくるアクには苦味成分が含まれています。


水に溶けにくいので表面に浮いてきます。


このように、小腸では水に溶けにくいものが吸収されやすい。





水に溶けにくいものは苦い。



最終章。小腸では水に溶けにくいものが吸収されやすい


水に溶けにくいものは苦い。





製薬会社では苦いアルカロイドに似た水に溶けにくい成分を作って入れているので苦いとのこと。


良薬口に苦しということわざはまさにその通り。


しかし、苦い薬を飲むのは苦痛でもあります。


そこで、カプセルに入れて飲み込んでから溶けるように工夫。


子ども用にはシロップを入れて苦味をごまかしたりしているとのこと。



結論


というわけで、


「なんで薬は苦いの?」は、


「水に溶けにくくするため」


でした。



解説してくれたのは


高崎健康福祉大学の森哲哉教授。



所属 薬学部 薬学科

職名 教授

学歴
北海道大学大学院薬学研究科薬学専攻博士後期課程 1997年03月 修了
学位
博士(薬学) 北海道大学大学院 1997年03月
(大学HPより)



高崎健康福祉大学


高崎健康福祉大学(たかさきけんこうふくしだいがく、英語: Takasaki University of Health and Welfare)は、群馬県高崎市中大類町37-1に本部を置く日本の私立大学である。2001年に設置された。大学の略称は健大、高健大。

沿革
1936年 – 須藤和洋裁女学院を創立。
1949年 – 須藤和洋裁女学院を設立認可。
1954年 – 財団法人須藤学園の設立認可を受け、須藤高等技芸学校と改称。
1960年 – 準学校法人須藤学園の設立認可。
1966年 – 学校法人須藤学園設立認可、群馬女子短期大学設置認可。群馬女子短期大学開学、家政科を設置。
1967年 – 群馬女子短期大学に国文科の設置を認可。群馬女子短期大学に国文科を設置。
1968年 – 群馬女子短期大学附属高等学校設置認可。群馬女子短期大学附属高等学校開校。
1969年 – 群馬女子短期大学の学則を改定、家政科を家政学科、国文科を国文学科と改称。
1970年 – 群馬女子短期大学の家政学科を家政専攻と食物栄養専攻に専攻分離。
1971年 – 法人名称を学校法人群馬女子学園と改称。
1974年 – 群馬女子短期大学付属幼稚園を設置認可。群馬女子短期大学附属幼稚園を開園。
1976年 – 創立40周年記念式典を挙行、常陸宮妃臨席。
1985年 – 学校法人群馬女子学園創立50周年(短大創立20周年)記念式典を挙行。
1988年 – 群馬女子短期大学に経営情報学科の設置を認可。
1989年 – 群馬女子短期大学に経営情報学科を設置。
1990年 – 群馬女子短期大学の家政学科を生活学科に、同学科の家政専攻を生活教養専攻に改称。
1996年 – 学校法人群馬女子学園創立60周年(短大創立30周年)記念式典を挙行。
1999年 – 群馬女子短期大学の国文学科を日本語コミュニケーション学科に、経営情報学科を情報文化学科に改組認可。
2000年 – 群馬女子短期大学の国文学科を日本語コミュニケーション学科に、経営情報学科を情報文化学科に改組。高崎健康福祉大学 健康福祉学部健康情報学科、保健福祉学科、健康栄養学科の設置を認可。
2001年 – 法人名称を高崎健康福祉大学に改称。高崎健康福祉大学を開学、健康福祉学部医療福祉情報学科、保健福祉学科、食品栄養学科を設置。群馬女子短期大学を高崎健康福祉大学短期大学部に改組して男女共学化。群馬女子短期大学附属高等学校を高崎健康福祉大学高崎高等学校に改称して男女共学化。群馬女子短期大学附属幼稚園を高崎健康福祉大学附属幼稚園に改称。高崎健康福祉大学短期大学部の生活学科に児童福祉専攻の設置を認可。高崎健康福祉大学短期大学部の国文学科と経営情報学科の廃止認可。
2002年 – 高崎健康福祉大学短期大学部生活学科に児童福祉専攻を開設。高崎健康福祉大学短期大学部に看護学科の設置を認可。
2003年 – 高崎健康福祉大学短期大学部に看護学科(3年制)を開設。
2004年 – 高崎健康福祉大学短期大学部の日本語コミュニケーション学科を廃止。健康福祉学部健康情報学科を健康福祉学部医療福祉情報学科に改称。高崎健康福祉大学短期大学部の生活学科2専攻を廃止し、児童福祉学科と生活学科に改組。大学院健康福祉学研究科の設置を認可。
2005年 – 大学院を開設、健康福祉学研究科医療福祉情報学専攻修士課程、保健福祉学専攻修士課程、食品栄養学専攻修士課程を設置。薬学部薬学科、看護学部看護学科の設置を認可。
2006年 – 薬学部薬学科(6年制)、看護学部看護学科を設置。健康福祉学研究科に博士後期課程の設置認可。
2007年 – 高崎健康福祉大学短期大学部の生活学科を廃止。高崎健康福祉大学短期大学部の情報文化学科を廃止。健康福祉学研究科に保健福祉学専攻博士後期課程、食品栄養学専攻博士後期課程を開設。
2009年 – 高崎健康福祉大学短期大学部の看護学科を廃止。健康福祉学部医療福祉情報学科を医療情報学科に、保健福祉学科を社会福祉学科に改称
2010年 – 看護学部を保健医療学部に改称して理学療法学科を増設。
2011年 – 薬学研究科薬学専攻博士課程、保健医療学研究科に看護学専攻修士課程の設置認可。人間発達学部子ども教育学科の設置認可。
2012年 – 人間発達学部子ども教育学科を設置。薬学研究科薬学専攻博士課程、保健医療学研究科看護学専攻修士課程を設置。
2013年 – 高崎健康福祉大学短期大学部の児童福祉学科を廃止認可。
2014年 – 収益事業(医療・福祉)を開始、認可。高崎健康福祉大学附属クリニック開院。
2018年 – 農学部を設置(群馬県内の大学としては初[1])。
2019年 – 群馬県庁と農業の振興および6次産業化で連携する協定を締結[1]。
(Wikipediaより)




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