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ピアノの鍵盤はなんで白と黒なの?→お金持ちの見栄のせい。前身はクラヴィコード、象牙と黒檀で作成

今回は、2019年11月29日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「ピアノの鍵盤はなぜ白黒?・子どもの肩こりの謎 ほか」のお話。


ピアノの鍵盤はなんで白と黒なの?





確かに、白と黒ですね。


碁と同じく、材質??





ピアノの鍵盤はなんで白と黒なの?


本日の2問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、 小さい頃に習い事をやっていた育ちのいい大人ってだーれ?」


岡村さん「関西は習い事がないですから。」


ということで、松坂さんが回答者に。


松坂さんは、水泳と合気道を習っていたとのこと。


つい先日まで、映画でピアニスト役を演じていたとのふり。


チコちゃん「なんで、ピアノの鍵盤はなんで白と黒なの?」


松坂さん「色がはっきりと分かれていた方が弾きやすい。」


チコちゃん「だったら、赤白でもいいのでは?」


松坂さん「まぁ~そのぉ~」


結局、正解にいたらず、叱られちゃいました。


ピアノ教室で、質問してみても正解なし。



ピアニストの清塚信也さんに質問






簡単に、正解されました。





出張用チコちゃん「つまんねーヤツだな~。」


清塚さん「しょうがないじゃん。ピアニストなんだから知ってますよ。それぐらい。」


正解を言われてちょっと悔しいチコちゃんから漢字の問題





「けんばん」も、簡単に「鍵盤」


こちらも、正解。


出張用チコちゃん「つまんねーヤツだな~。」



チコちゃんの答えは、「お金持ちの見栄のせい」



お金持ちの見栄のせい


14世紀ごろに生まれたピアノの前身は、白く塗られた薄い板と黒檀で作られたクラヴィコードという楽器。





しかしその白い板が弾いている間に黄ばんでいって見栄えが悪い。





そこで、材質に象牙を使うように。


バッハやヘンデルが活躍した1700年頃のバロック時代。





象牙で出来た白い鍵盤と黒檀で出来た黒い鍵盤のピアノが誕生。





しかし象牙は高い・重い・量産が出来ないという難点が。


そのため、象牙のピアノは今の価格で一台、数千万円。





超富裕層の人だけが手にできる贅沢品。



そこであるピアノが製作


それが安い黒檀を多く使用する為に白と黒の鍵盤を逆にしたピアノ。





1800年代に入ると白黒ではなく「黒白ピアノ」が主流に。



ではなぜ現代のピアノは白黒に戻った?


指宿さん「そこで上流のお金持ちたちの見栄が炸裂したんです。」


象牙をふんだんに使ったピアノの事を知っていたお金持ちたち。


黒白ピアノを見て「安っぽく見える。」と不満。





超高価な白黒ピアノを買い求めるように。


一方で象牙ピアノに手が届かない庶民。


白いアクリル樹脂などを使った鍵盤が1900年代に誕生。




さらに1975年にワシントン条約によって象牙の国際取引が禁止。





そのため、象牙ピアノはとても貴重なものになってしまっているとのこと。



清塚さんからピアノにまつわる問題「キヨちゃんに叱られる!」






清塚さん「ピアノはトータルで88鍵あるのですがそれはなぜ?」





指名は、88をもじりまして、99ということで、岡村さんに質問。


岡村さん「音が末広がりという意味で八八。」


清塚さん「岡村さん、ボーっと生きてんじゃねーよ!」


正解は、鍵盤の高い方も低い方も人間の耳で心地よく聴き取れる音程として限界だから。





ピアノの一番下の音はラの音で27.5Hz。

一番高い音はドの音で4186Hz。


これ以上でもこれ以下でも人間の耳には心地よく聴こえません。


音楽的に意味が無く省かれているとのこと。



結論


というわけで、


「ピアノの鍵盤はなんで白と黒なの?」は、


「お金持ちの見栄のせい」


でした。



解説してくれたのは


国際音楽交流協会理事長の指宿修子先生。


国際音楽交流協会


当協会は、世界の音楽を学ぶ学生や若い研究者・音楽家、音楽愛好家の為に多彩な文化事業を行い、音楽芸術を通じての文化振興、国際交流、社会福祉ならびに地方創生に寄与することを目的として設立された団体です。

商業ベースによる通常のコンサートでは、入場料が高価となるため、なかなか参加できない若い音楽学生・生徒や障害者を始め総ての入場者の方々が、入場料を一切無料とした「日露交歓コンサート」に多数参加され、超一流の芸術に触れ、互いに交歓の感動を確かめ合えることができました。

私どもの活動は、北は北海道の稚内市から南は沖縄県の離島に至るまで日本全国に亘っており、普段一流のクラシック演奏に接する機会の少ない方々に、真のクラシック演奏に気軽に接していただける機会を提供するものとして、多くの皆様方から高い評価を頂いております。

当協会はこれまで、1992年に国際音楽学生交流協会としての発足以来、1998年の社団法人化(「自治省財政局地方債課」所管)を経て、24年間に亘り、41都道府県104市区町村において延べ289回のコンサートを開催して参りました。

また、2014年からは公益社団法人国際音楽交流協会(内閣府所管)として、これまでの活動理念を継承発展させ、更に活発な活動を実施して参るところであります。

更に、2015年6月5日には、同年4月より通年一般公開が開始されました赤坂迎賓館において、迎賓館史上初となる一般公開コンサートを「日・シンガポール青少年交流音楽祭」として開催致しました。

尚、当協会は今年25年目を迎え、活動を47都道府県へ拡げること及びより多くの国々との交流を深めること等を目標に、更に活発な活動を目指し組織基盤の強化と拡充を目指しています。

引き続きあたたかいご声援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

公益社団法人 国際音楽交流協会

理 事 長  指 宿  修 子
(HPより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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