今回は、2019年12月27日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「拡大版SP!イチョウ並木・氷の謎・イラスト一挙公開!」のお話。
共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根なの?
そういえば、昔から赤い羽根でしたね。
なぜなんだろう?
共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根なの?
本日の6つ目の話題。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番困っている人をほっとけないステキな大人ってだーれ?」
岡村さんが、さださんを指名し、回答者に。
さださん「俺!?もうほっとけますよ?」
募金の話。
さださん「駅前などでやっている募金活動に募金をした事はあります。」
チコちゃん「共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根なの?」
平成元年(1989年)から赤い羽根募金という愛称。
その後に赤い羽根共同募金になっているとのこと。
さださん「募金の領収証代わり。」
正解に至らず、叱られちゃいました。
高橋さんにきいてみたところ、正解マークが。
チコちゃん「もう~!つまんねーヤツだな。」
赤羽駅で募金をしている人にインタビューするも正解なし。
チコちゃんの答えは、「勇気のシルシだから。」
勇気のしるしだから
共同募金の仕組みについて解説。
そもそも共同募金とは社会福祉法で定められた寄付金の募集.
厚生労働大臣の告示によって毎年行われる募金の事。
各都道府県の共同募金会は毎年4月ごろになると民間の福祉団体などから活動内容を募集.
翌年の4月には選ばれた活動に集まった寄付金を分配する仕組み。
この共同募金が始まったのは1947年(昭和22年).
その当時は赤い羽根ではありませんでした。
英語で「Community Chest(共同募金)」と記載されたバッジ。
しかし、このバッジは金属製だったために、コストがかかります。
そこで代替案として出て来たのが赤い羽根。
赤い羽根になった経緯について
アメリカで行われていた共同募金運動に赤い羽根が使われていたから。
共同募金会の資料には「もともとアメリカやヨーロッパでは赤い羽根は勇気を表す象徴」という記述。
そこでアメリカにメールで「赤い羽根=勇気のシルシ」の由来についてリサーチを依頼。
古い新聞記事に2つの由来が記載されているとのこと。
「赤い羽根=勇気のシルシ」の由来
ひとつ目は、14世紀に勇敢な行いをした一人の勇者に赤い羽根を付ける権利が与えらえたという話。
その人物の名前はロビンフッド。
このイギリスの伝説に由来するというもの。
2つ目はアメリカのある先住民の間では過酷な戦いに勝利した勇者のみが赤い羽根の着用を許されたという話。
これらの「赤い羽根=勇気のシルシ」という2つの話から、募金とおう勇気のある行動に赤い羽根を配る慣例が誕生。
70年以上に渡って共同募金のシンボルとして日本でも定着した赤い羽根。
その甲斐もあってか2018年度までで総額1兆27億円超という募金総額。
結論
というわけで、
「共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根なの? 」は、
「 勇気のしるしだから」
でした。
解説してくれたのは
同志社大学の上野谷加代教授。
上野谷 加代子
ウエノヤ カヨコ
社会学部社会福祉学科
博士後期課程教授
研究キーワード
地域福祉
コミュニティワーク
ボランティア活動
研究分野
社会学/社会福祉学
研究歴
1975-1985 ボランティア・市民活動についての研究
1986-1995 ホームヘルプ・在宅ケア・ケアマネジメント論、方面委員についての研究
1996-2000 地域福祉と都市政策、地域福祉計画についての研究
2000-福祉教育・ボランティア活動研究,社会福祉協議会論研究,小地域ガバナンス研究,地域福祉計画方法論研究,市民活動論研究
経歴
常磐会短期大学助手, 1974年04月 – 1975年03月
常磐会短期大学講師, 1975年04月 – 1982年03月
常磐会短期大学助教授, 1982年04月 – 1984年03月
桃山学院大学社会学部助教授, 1984年03月 – 1991年09月
桃山学院大学社会学部教授, 1991年10月 – 2005年09月
桃山学院大学社会学部長, 2001年04月 – 2003年03月
同志社大学社会学部社会福祉学科教授 (大学院社会学研究科社会福祉学専攻教授) , 2005年10月 – 現在
大学評価・学位授与機構大学機関別認証評価委員会専門委員(短期大学), 2005年07月
日本福祉学会総務担当理事, 2005年10月 – 2008年09月
大学評価・学位授与機構大学機関別認証評価委員会専門委員(大学), 2007年06月
独立行政法人評価委員会委員(医療福祉部会長)(厚生労働省), 2007年06月 – 現在
科学研究費委員会専門委員(第二段審査)(日本学術振興会2年間), 2008年01月
日本学術会議連携会員, 2008年10月
科学研究費委員会専門委員(特別研究員等審査会委員)(国際事業書面審査委員), 2009年01月
学術振興会「最先端・次世代研究開発支援プログラム」審査委員会(ライフ・イノベーション 部会人文社会系委員会), 2010年
学歴
大阪市立大学, 家政学研究科, 社会福祉学, 1974年
大阪市立大学, 家政学部, 社会福祉学, 1972年
学位
家政学修士, 大阪市立大学
所属学協会
日本介護福祉学会
日本地域福祉学会
日本社会福祉学会
日本福祉教育・ボランティア学習学会
(大学HPより)
同志社大学(どうししゃだいがく、英語: Doshisha University)は、京都府京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601番地に本部を置く日本の私立大学である。1920年に設置された。大学の略称は同大、同志社。
日本で最も古くから存在する高等教育機関の一つであり、京都府内に2つの校地を有している。また、文部科学省の定めるグローバル30[1](「国際化拠点整備事業(大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業)」)に採択された13大学のうちの一角を担う大学でもある。
大学全体
同志社大学の淵源は、1875年(明治8年)、京都・山城の地に開かれた「同志社英学校」という私塾である。福沢諭吉などとともに明治の六大教育家の一人であるキリスト新教改革教会組合派(カルバン主義プロテスタント会衆派)の清教徒だった新島襄が創設した学び舎である[2]。1920年の大学令によって日本で初めて大学として認可された私立8大学(旧制大学)の一つであり、現在は14学部・16研究科(大学院)、学生およそ3万人を有する大規模大学である。新島襄と大隈重信は関係が深く、早稲田大学とは親密な関係を築いている。なお同志社大学と早稲田大学は1年間の国内交換留学制度を結んでおり、双方の学校から留学生が訪れている。同志社英学校として設立されたこともあり、国際化を積極的に推進している。米アマースト大学をはじめとする13の名門リベラルアーツ・カレッジが1972年本学に設置したAssociated Kyoto Program(AKP)という機関が存在し[3]、およそ1,450人の留学生を輩出している[4]。また、米スタンフォード大学が運営するセンターとして1990年には学内にスタンフォード日本センターが[5]、1989年には米アイビーリーグの大学など14の名門大学が同志社を拠点として日本文化を学ぶ京都アメリカ大学コンソーシアム(KCJS)がそれぞれ設置された[6]。米国以外の大学との交流も盛んで、ヘーゲルやケプラーなどを輩出したドイツの名門大学であるテュービンゲン大学は1993年同志社大学にテュービンゲン大学同志社日本研究センターを設置[7][8]。ヨーロッパの大学が日本の大学に単独のセンターを持つのは現在のところテュービンゲン大学のみである。また近年、同志社大学もEUキャンパスをテュービンゲン大学に設置しヨーロッパでの研究活動の拠点としている[9]。
この同志社英学校を創るにあたり新島は、アメリカ合衆国に在る組合派系の海外伝道団体「アメリカン・ボード」の力添えを得た[10]。ただし同志社大学はキリスト教を広めることそのものを主な狙いとする大学ではなく、(「キリスト教」ではなく)「キリスト教主義」の学校であると説明している[11]。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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