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なんでカップルはイルミネーションを見に行くの?→お互いのことがどんどん好きになってしまうから。ただし勘違い。アドレナリン・セロトニン・オキシトシンが大量放出イベント。

今回は、2020年1月3日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!▽麒麟(きりん)がくる!コラボSPお年玉・たこあげほかのお話。


なんでカップルはイルミネーションを見に行くの?




冬のイルミネーションって、きれいですよね。


確かにカップルだらけ。


なぜなんだろう?






なんでカップルはイルミネーションを見に行くの?


本日の4問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番思わずデートに誘いたくなっちゃうステキな大人ってだーれ?」


ということで、門脇さんが回答者に。


イルミネーションの話題。


チコちゃん「なんでカップルはイルミネーションを見に行くの?」


門脇さん「蛍とかも、お互いをアピールしたいとき光るじゃないですか。人間も虫のように光に集まる。」


チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


長谷川さん「美しい物を見に行きたいという気持ちと、反射した光に照らされて自分たちが綺麗に見えるから。」


こちらも正解に至らず、叱られちゃました。


チコちゃんの答えは、「お互いのことがどんどん好きになってしまうから。ただし勘違い。」



お互いのことがどんどん好きになってしまうから ただし勘違い


疑問を解くカギはまず目の構造がポイント。


眼球の真ん中にあって光を取り込む入り口である黒い部分、瞳孔。


目の中に入る光の量を調整し、その大きさが変化。


明るい所では光の量を絞るために瞳孔は小さくなり、暗い所では光を多く取り入れようと大きく変化。





イルミネーションを見る時は夜で暗いので自然と瞳孔は大きくなります。


人間は隣にいる人の大きな瞳孔を見た時に、脳が反射的に「この人は自分の事が好きなんだな。」と勘違いするとのこと。





では、なぜ勘違いする?


というのも瞳孔は「好きなものを見つめている時」も大きくなるとという特徴があり、これが勘違いの原因。


隣に居る人の瞳孔が開いているのを周囲が暗いせいだと思わずに「自分の事が好きなせいだ。」と勘違い。


人間の脳は他人とコミュニケーションを持とうとする時にまず相手の目を見て自分に対する感情を読み解こうとします。


このため、このような勘違いが生まれてしまうとのこと。


ちなみに好きなものを見て興奮状態にあると、脳内でアドレナリンが分泌。


好きなものの情報をより多く取り入れようとして瞳孔が開くそう。





また、この勘違いのせいで興奮状態になり、結果的にアドレナリンが分泌されて心拍数が上昇。


本当にドキドキしてくるという作用も。






さらに勘違いポイント



美しい景色を見る事で感動して幸せホルモンであるセロトニンが分泌。





隣に居る人に対して「この人といると心がホッコリして幸せ。」と考えるとのこと。





また、自然と手をつないだりと触れ合う事で愛情ホルモンのオキシトシンが分泌。


相手の事がゾッコンになるそう。


アドレナリンとセロトニンよって勘違いした脳が、今度はオキシトシンに反応して愛情がより深まるというメカニズム。


カップルにとってイルミネーションを見るという行為。


これは、恋の三大ホルモン(アドレナリン・セロトニン・オキシトシン)が大量に放出されるイベントとのこと。






夜景評論家の丸々もとおさんによる全国のイルミネーションスポット紹介






1.長崎・ハウステンボス





2. 静岡・伊豆ぐらんぱる公園





3. 神奈川・さがみ湖イルミリオンナレーション





ナレーション「この冬、日本全国で生まれる幾千、幾万のステキな勘違いに幸あれ。」



結論


というわけで、


「なんでカップルはイルミネーションを見に行くの?」は、


「お互いのことがどんどん好きになってしまうから ただし勘違い」


でした。



解説してくれたのは


生理学研究所の柿木隆介教授


柿木隆介教授


柿木 隆介

かきぎ りゅうすけ / KAKIGI, Ryusuke

所属部門: [ 安全衛生管理室 ] [ 統合生理研究部門 ]
略歴
九州大学医学部卒,医学博士。佐賀医科大学助手,ロンドン大学研究員,佐賀医科大学講師を経て1993年3月から現職。
専攻
神経生理学,神経内科学

代表的な論文・著書
H. Mochizuki, et al., J Neurophysiol. 102, 2657 (2009)
K. Inui, R. Kakigi, J Neurol Neurosurg Psychiatry 83, 551 (2012)
H. Okamoto et al., Sci Rep 4, e3927 (2014)
(研究所HPより)




生理学研究所


生理学研究所(せいりがくけんきゅうじょ、英語: National Institute for Physiological Sciences)は、自然科学研究機構を構成する、愛知県岡崎市にある大学共同利用機関。人体基礎生理学分野における日本の中核的な国立研究所である。人体の生命活動を総合的に解明することを目標に研究活動を行っている。

国家事業であるナショナルバイオリソースプロジェクトのニホンザル分野を担当している。

2010年4月現在、以下の6つの研究系と4つの研究施設及び技術課を有している。

研究系
分子生理研究系
細胞器官研究系
生体情報研究系
統合生理研究系
大脳皮質機能研究系
発達生理学研究系
研究施設
行動・代謝分子解析センター
多次元共同脳科学推進センター
脳機能計測・支援センター
情報処理・発信センター
また、岡崎共通研究施設の動物実験センター、岡崎統合バイオサイエンスセンターとも連携している。経理など管理業務は岡崎統合事務センターで行われている。 総合研究大学院大学の大学院生に対する教育も実施している。
(Wikipediaより)




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