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なぜ静岡は缶詰王国になった?→不人気ビンナガマグロでツナ缶製造、アメリカ、日本で大ヒット、ミカンとのW体制が成功のカギ

今回は、2020年2月14日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!▽大根おろしの不思議▽お風呂と湯船▽エスカレーターの謎の番組内容を紹介。

なぜ静岡は缶詰王国になった?






「目指せ大型連休 働き方改革のコーナー」






本日の3問目。


今回も、「キョエちゃんが行く!日本全国岡村の嫁探しの旅」




第3回目は静岡県焼津市。





静岡県は関所・宿場町として東海道の重要な拠点。





歴史的経緯から人の往来が盛んで社交的な女性が多いとのこと。





今回も、街行く女性に岡村さんのお嫁さんになってもらえるか聞いていきますが、いつもの通り、「ムーリー!」。


道中、キョエちゃんが見つけたのが、「缶詰王国」と書かれたポスター。





というわけで、缶詰製造工場(はごろもフーズ)へ。



なぜ静岡は缶詰王国なのか?


ツナ缶詰の全国シェア97%が静岡県で製造。


焼津市と隣の静岡市にはツナ缶工場が集まっているそう。





キョエちゃんは、缶詰製造の工程を見学。


ツナ缶の原料はビンナガマグロ、キハダマグロ、カツオの3種類。





これらの魚は冷凍されたまま工場へ搬入。


工場で頭と尻尾を切り落として高温で蒸し焼き。


骨・皮・ウロコを全て手作業で取り除きます。


1匹のマグロからツナ缶に使用するのは約3分の1。





残り3分の2は味付け缶詰や調味料の原料に使用されます。


工場では、空の缶にツナがどんどん詰め込まれます。


その後、調味液などで味を調整。


高温殺菌・X線検査を行って完成。



なぜ静岡県はツナ缶の全国シェア97%?


次に向かったのは静岡県の水産技術研究所。


それは、マグロの価値を高めようとした結果とのこと。


静岡県はツナ缶の原料となるビンナガマグロの水揚げ量日本一。


ただこのビンナガマグロは身が白く見栄えのしない魚。





そのため、刺身や寿司ネタとしては不人気。


そこで国内ではあまり売れなかったビンナガマグロをツナ缶に。





元々、ビンナガマグロの油漬け缶詰はアメリカで人気の商品。


そこで、日本で作って輸出。


アメリカではサンドイッチやサラダなどにツナ缶を使用する食文化が定着。





そのため、安くて品質の良い日本製のツナ缶がニューヨークに輸出されるとたちまち大ヒット!。





するとそのうわさを聞き付けた日本中の企業が静岡県内に相次いで缶詰工場を建設。


製造が活発になるにつれて日本国内でも大ヒットしました。



さらに静岡が缶詰王国になったもう一つの理由


ツナとみかんの2体制が重要。


静岡県はみかんの大産地。





ツナ缶の原料のビンナガマグロが獲れない冬場にみかんの缶詰を製造。





こうして夏はツナ缶、冬はみかん缶。


1年の半分ずつで製造するものを変えて工場をフル稼働して缶詰王国になったとのこと。





つづく。



結論


というわけで、


「なぜ静岡は缶詰王国になった?」は、


「人気のないビンナガマグロでツナ缶製造、アメリカ、そして日本でヒットしたから。」


でした。



今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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