今回は、2020年2月14日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!▽仮面ライダーのバイク▽発酵食品の謎▽香川の手袋の番組内容を紹介。
なんで仮面ライダーはバイクに乗ってるの?
確かに仮面ライダーは、ライダーだけあってバイクに乗ってますね。
でもなせ?
なんで仮面ライダーはバイクに乗ってるの?
本日の2問目。
チコちゃん「この中で一番、今でもヒーローに憧れてるピュアな大人ってだーれ?」
大竹さんは、ヒーローに憧れた事が無いと言い切りましたので、岡村さんが回答者に。
チコちゃん「なんで仮面ライダーはバイクに乗ってるの?」
岡村さん「色んなしがらみがありまして。
岡村さん「バイクの危険性を訴える反対運動みたいなものが社会で起きた際に、それに対してバイクに対して良いイメージを持ってもらうためのイメージ戦略。」
正解に至らず叱られちゃいました。
街頭インタビューでも正解なし。
チコちゃんの答えは、「ちょいワルに見せたかったから。」
ちょいワルに見せたかったから
解説してくれたのは、石森プロのオリジナルスーパーバイザー早瀬マサトさん。
仮面ライダーの生みの親である石ノ森章太郎氏
その他、サイボーグ007や人造人間キカイダーなども描いた人物
その石ノ森氏のアシスタントも長年勤めた人物。
放映スタート当初の1971年からずっとバイクに乗り続けています。
この設定は、石ノ森章太郎氏が込めた思いが「陰」。
NHKに石ノ森章太郎氏が出演された際の映像あり。
(1993年4月8日放送『疾走するヒーローメーカー石ノ森章太郎の世界1』)
石ノ森先生「世の中がだんだんだんだん景気が良くなってきたでしょ?都会なんかから全く暗闇が無くなってきたわけですよ。キレイキレイになりすぎた世の中でちょっと毒もあるって言いますかね。暗い部分を取り出して、そこから暗くても正義っていうかな、正義を守るヒーローが誕生しうるんだという可能性みたいなものをね、考えたわけ。」
悪の組織による望まない改造手術によって仮面ライダーは誕生。
どこか心に陰を持ちつつも正義を守るというヒーロー像。
そこで小道具として導入されたのがバイク。
当時はカミナリ族というバイクを乗り回して騒音をまき散らす若者たちの集団が社会問題化。
ナレーション「バイク=ちょいワルという世間から外れたアウトローなイメージがあったのです。」
このような時代背景。
正義のヒーローがバイクに乗るというのはイメージとしては好まれるものではなかった時代。
あえてアウトローなイメージのバイクを使う事で、陰を抱えた存在であると強調したかったそう。
その証拠にオープニング映像では最後まで、仮面ライダーのバイクシーン。
さらに見た目にもその思いは反映されています。
仮面ライダーがバッタの改造人間にたどりつくまで
仮面ライダーといえばバッタの改造人間。
そのバッタ案にたどり着くまでにはドクロだったりライオンだったりと色んな案が。
それらは共通して「陰の要素を感じさせるデザイン」。
しかし、それらは不気味過ぎて子どもたちが怖がるという理由で却下。
そこで新たなデザインに取り掛かった石ノ森章太郎氏。
そこでデザインの参考用として様々な資料。
そこで目を留めたのが昆虫図鑑の中にあったバッタ。
アップ写真から独特の迫力を感じ取り、バッタをモチーフにしたデザイン。
それが今の仮面ライダーの原案に。
バッタでありながらも、目指したドクロにもちかい。
悪役のようにも感じられるダークヒーローの誕生。
当時5歳だった自分の息子にそのデザイン画を見せます。
我が子が大変気に入った様子を見て決定。
バッタというモチーフを取り込んだことで、大自然をつかさどるヒーローという側面も。
また、ベルトの風車に風を受ける事で変身するという設定も誕生。
風車でバイクは風を受ける為に必要なアイテムという要素も加わったとのこと
結論
というわけで、
「なんで仮面ライダーはバイクに乗ってるの?」は、
「ちょいワルに見せたかったから」
でした。
解説してくれたのは
石森プロのオリジナルスーパーバイザー早瀬マサトさん
早瀬 マサト(はやせ マサト、1965年[1] – )は、日本の漫画家・イラストレーター・キャラクターデザイナー・小説家。石森プロ所属[1]。
来歴
愛知県名古屋市出身。名古屋芸術大学デザイン科卒。1989年石ノ森章太郎の作画アシスタントとして石森プロに入社。石ノ森の最晩年のアシスタントとなった[1]。
石ノ森の没後は、石ノ森関連作品の監修やデザイン、及び小説作品の執筆などを行っている。『仮面ライダーアギト』から『仮面ライダーオーズ/OOO』までの仮面ライダーシリーズではキャラクターデザインを務めた[1]。
人物・エピソード
幼少期より『仮面ライダー』をはじめとする石ノ森の漫画や映像化作品に親しんでいた[1]。大学生の時に『仮面ライダーBlack』の連載が始まったことをきっかけに「石ノ森熱」が再燃し、掲載誌の週刊少年サンデーに載っていたアシスタント募集の告知に応募し採用に至った[1]。
映画『仮面ライダーJ』の試写を観た後に石ノ森へ批判的意見を述べたところ、それらは石ノ森が提案した部分であったという[1]。石ノ森の提案の本旨は「初代『仮面ライダー』に囚われることはない」ということであり、早瀬は後年の平成仮面ライダーシリーズのデザインでこの「囚われない精神」を基に斬新なデザインを手掛けていた[1]。
大学時代に同人誌『XASH!』を共に作った[2]石垣ゆうきが作画担当を務めるMMR マガジンミステリー調査班1巻『超能力は実在した! 前編』に客演し[3]、大学時代の友人カワダが小学校時代の同級生の影響で超能力を持っている事を紹介。
主な参加作品
漫画作画
サイボーグ009 トランプ・タワー編(2010年、クラブサンデー)
石森プロ名義
シージェッター海斗(2010年 – 2014年、ハイパーホビー、全3巻)
石ノ森章太郎と連名
サイボーグ009 完結編 conclusion GOD’S WAR(2012年 – 2014年、クラブサンデー、全5巻)
石森プロと連名、第9話まで担当(第10話以降はシュガー佐藤に交代)
幻魔大戦 Rebirth(2014年 – 2019年、クラブサンデー、サンデーうぇぶり)
石森プロと連名、原作 平井和正・石ノ森章太郎 脚本 七月鏡一
小説
KIKAIDER00(1999年 – 2002年、月刊ホビージャパン)
S.I.C. HERO SAGA(2002年 – 連載中、月刊ホビージャパン)
仮面ライダーEVE-MASKED RIDER GAIA-(2004年 – 2006年、特撮エース)
キャラクターデザイン
ボイスラッガー(1999年)
仮面ライダーアギト(2001年 – 2002年)
劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4(2001年)
仮面ライダー龍騎(2002年 – 2003年)
仮面ライダー555(2003年 – 2004年)
仮面ライダー響鬼(2005年 – 2006年)
ヘロヘロQカムパニー第15回公演「闘え!クロスダイバー!!〜改造され果てて・・・〜」(2006年)
HXL版銀河ロイドコスモXにも「クロスダイバー」が登場、単行本に早瀬マサトのクレジットもあり
仮面ライダーカブト(2006年 – 2007年)
仮面ライダー電王(2007年 – 2008年)
仮面ライダーキバ(2008年 – 2009年)
仮面ライダーディケイド(2009年)
仮面ライダーG(2009年)
仮面ライダーW(2009年 – 2010年)
仮面ライダーオーズ/OOO(2010年 – 2011年)
ガルーダの戦士ビマ(2013年)インドネシア放送作品
スーパーバイザー
人造人間キカイダー THE ANIMATION(2000年)
キカイダー01 THE ANIMATION(2001年)
幻魔大戦 -神話前夜の章-(2002年)
009-1(2006年)
その他
仮面ライダークウガ(2000年 – 2001年)資料担当
仮面ライダー剣(2004年 – 2005年)資料担当
仮面ライダー THE FIRST(2005年11月5日)監修
仮面ライダー THE NEXT(2007年10月27日)監修
仮面ライダーW RETURNS(2010年)初回限定版DVD封入のイラストカードデザイン
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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