サイトアイコン チコちゃんに叱られる!

(再掲)なんで「えーと」とか「あのー」とか言うの?→発言権をキープするため。言葉の合間を埋めるフィラー。相手の心情が大体分かる。

前回の「チコちゃんに叱られる!」​は、2019年9月6日(金)の再放送!

以下、過去の内容を再掲載したものです。

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今回は、2019年9月6日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


なんで「えーと」とか「あのー」とか言うの?





たしかに、「あー」とか、「えーと」とかいいますよ!


なぜなんだろう?





なんで「えーと」とか「あのー」とか言うの?



本日の1問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番お話上手なステキな大人ってだーれ?」


岡村さんは、星野さんを進めて回答者に。


チコちゃん「一昨日の夜には、何食べた?」


星野さん「えーと、一昨日の夜は、、、焼き肉を食べました。」


チコちゃん「最近のお休みの日に何をしていた?」


星野さん「あのー、ボーっとしてました。」


チコちゃん「最近大笑いしたものは?」


星野さん「質問多くない?」


岡村さん「こんなにたたみかける事、まあ無いですよ。」


チコちゃん「なんで「えーと」とか「あのー」とか言うの?」


星野さん「えーと、、、」


星野さん「考えている間に無言でいるのが辛いので、心情的に間を取っているわけではないよと思おうとする心理からどうしても出てしまう。」


チコちゃん「それでいい?」


チコちゃん「じゃあ言葉が途切れないようにする理由はなに?」


星野さん「昔だったら、、、殺されてるから。」


チコちゃん「昔だったら殺されてる?ボーっと生きてんじゃねーよ!」


というわけで叱られちゃいました。


巣鴨の地蔵通商店街で街頭インタビューでも正解なし。


チコちゃんの答えは、発言権をキープするため



発言権をキープするため


「えーと」「あのー」というのは言葉が出て来ない時にその場を繋ぎ、発言権を持ち続けるための言葉。


「えーと、、」で周囲が黙る→ 発言権キープ





例として過去の放送から岡村さんの映像。


血液型って何が違う?のときには、「えーとね、、」「えーと」を連発。


こうした「えーと」「あのー」は間を満たす、埋めるという意味のfillという英単語からfiller(フィラー)。


その他にも、「まあ、あのね、その、なんか、」などなど。


有名なフレーズといえば田中角栄元総理の「まあ」というフィラー。






聴衆の集中が途切れそうなタイミングで、この「まあ」を発現。


もう一度注目を引き付けるという効果があったそう。



日常生活で最も多く使われる日本語の二大フィラー


「えーと」と「あのー」の2つ。





実はこの2つのフィラーには使い方に明確な違いがあります。


例えば気になる異性をデートに誘った時に相手から発せられる第一声のフィラーが「えーと」なのか「あのー」なのか?


これで相手の心情が大体分かるそう。



「えーと」から始まった場合






相手は前向きで脈あり。





デートに行くために日曜日の予定を検索。





「えーと」=「深く考える時」


記憶・エピソード・単語を検索する時のフィラーという特徴。



「あのー」から始まった場合






相手は断る理由を探している時。





「あのー」=「言いたいことを既に決まっている。」





あとはどう表現するか?を決めかねている時のフィラー。


デートを断る事を前提に、どのような理由を付けようかと考え中。



岡村さんがこれまで番組内で使って来たえーと、あのーを分析






なぜ青春は青い春なの?の疑問では「あのね、、、えーと!」





伝教授「どうすれば一番ウケるか?ってのを考えてるんじゃないですか?」


岡村さん「そんなん言わんといてや!」



結論


というわけで、


「なんで「えーと」とか「あのー」とか言うの?」は、


「発言権をキープするため」


でした。



解説してくれたのは


千葉大学の伝康晴教授.

研究者氏名 伝康晴
所属 千葉大学
部署 大学院人文科学研究院
職名 教授
学位 博士(工学)(京都大学)

その他の所属
国立国語研究所

プロフィール
日常場面のことばとコミュニケーションを対象に、統計モデルから微視的相互行為分析・フィールドワークまで、多種多様な方法論を駆使して、分析している。最近の研究テーマ:日常会話の相互行為言語学的分析、格闘技指導場面のマルチモーダル分析、祭りの準備場面における身体配置と間合い
(researchmapより)



千葉大学


千葉大学(ちばだいがく、英語: Chiba University)は、千葉県千葉市稲毛区弥生町1番33号に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は特になく、千葉大、千大と呼ばれる。戦前から名門医学部として名高い旧制六医科大学旧制官立千葉医科大学の流れを汲む、旧官立大学の一つである。

千葉大学は、1949年(昭和24年)に千葉医科大学・同附属医学専門部・同附属薬学専門部、千葉師範学校、千葉青年師範学校、東京工業専門学校、千葉農業専門学校を包括して新制の国立大学として発足した。国立大学法人法により、2004年度には国立大学法人千葉大学となる。

新制国立大学として発足した当時は、5学部(医学部、園芸学部、学芸学部、工学部、薬学部)から成り立っていた。その後に学部研究科の拡充改組を重ね、現在は10学部(国際教養学部、文学部、教育学部、法政経学部、理学部、医学部、薬学部、看護学部、工学部、園芸学部)、11研究科(教育学研究科、理学研究科、看護学研究科、工学研究科、園芸学研究科、融合科学研究科、人文社会科学研究科、医学薬学府、専門法務研究科、自然科学系研究科アソシエーション)によって構成されるに至る。

学部学生数10,702名[1]、大学院生数3,461名[2]、計14,163名、教員数3,402名[3](2016年5月1日時点)。

2005年10月11日の国立大学法人化をきっかけに千葉大学憲章(理念と目標)、行動規範が制定された[4]。「つねに、より高きものを目指して」を理念としている。

学風および特色
前身となった学校に個性的なものが多かったこともあり、それを引き継ぐ形で国立大学としては独自色の強い学部・学科が多い、首都圏の総合大学である。国際教養学部、法政経学部、園芸学部、看護学部は国立大学で唯一設置されている。

一方で各学部や大学院研究科、附属機関が持つ資料や研究成果を電子データ化して、教育などに活用する「デジタル・スカラシップ」構想を進めている。その中心として千葉大学アカデミック・リンク・センターを設け、活動の一環として古文献や写真などを学外にも開放する「千葉大学学術リソースコレクション」(c-arc)を2018年に稼働させた[5]。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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