今回は、2020年5月5日火曜日放送、チコちゃんに叱られる!「チコちゃんに叱られる!エールコラボSP」の番組内容を紹介。
なんでお土産屋さんには木刀が売っているの?
たしかに、ペナントとならぶ子供の時の人気のお土産でしたね。
なぜなんだろう?
なんでお土産屋さんには木刀が売っているの?
本日の2つめ目の話題。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番旅行に行ったら必ずお土産を買って来てくれそうな優しい大人ってだーれ?」
皆さんが目で追っかけて、唐沢さんが回答者に。
観光地でのお土産の話題。
塚原アナが木刀を持ってきます。
観光地のお土産屋さんで、よく目にする木刀。
チコちゃん「なんでお土産屋さんには木刀が売っているの?」
唐沢さん「売りたいから。木刀みたいなやつが多いから。」
正解に至らず、叱られちゃいました。
二階堂さんにもきいてみると、
二階堂さん「いつでも戦えるように。」
街頭インタビューでも正解なし。
お土産屋さんの謎の三種の神器「ペナント、ちょうちん、木刀」
その木刀の由来について。
チコちゃんの答えは、「髙橋さんが頑張ったから。」
唐沢さん「貴様、、じゃない。君! これ、絶対分かんないから。」
髙橋さんが頑張ったから
解説は木工業を営む髙橋通仁さん。
木刀のお土産を全国区にしたのは先代の社長。
通仁さんの父である髙橋信男さん。
チコジェクトX
「チャンバラからお土産へ ~会津白虎隊・魂の刀~」
ナレーションは、田口トモロヲさん。
時は昭和47年、日本は高度経済成長時代。
当時は好景気の為に何を作っても売れる時代。
高校卒業後に図面を複写する会社を立ち上げた髙橋信男さん。
ただ、営業力不足ですぐに会社は倒産。
そこで復活を誓い、東京で訪問販売の仕事に就き営業力を磨く事に。
そしてある日実家の会津若松市に帰省。
朝ドラエールのモデルとなった古関裕而の出身地・福島市から100km。
唐沢さん「関係ないじゃん!」
そんな会津若松に帰省した髙橋信男さん。
久しぶりの故郷で目にしたのが、土産物屋に並ぶ木刀。
会津は白虎隊が大人気。
明治維新の激戦地
地元のお土産で木刀が売られているのは珍しくない光景。
知らない人は会津人じゃないといわれるほど。
白虎隊をモチーフとした白虎刀は会津では人気のお土産品。
これを全国で売ろうと決意。
訪問販売員として培った営業力を武器に販路拡大。
白虎刀の文字の代わりに、その土地に合わせた文字を木刀に銘打。
その工夫もあり、観光地を中心に全国へ。
高知では坂本龍馬
網走刑務所
そうしているうちに、そこに髙橋信男さんご本人が帰宅。
ナレーション「信男はまだ生きていた。」
当時はバンバン飛ぶように木刀が売れたと語る信男さん。
売れすぎたために木刀の在庫が無くなるという問題も。
観光シーズンには全国で木刀の需要が増えるので、問屋間では木刀の争奪戦に。
そこで需要増を見込んで木刀の製造も開始。
その経営判断は大当たりして最盛期には16万本も木刀を販売。
しかしながら、よい時代は長くは続かず、
子どもの減少や遊びの変化によって木刀は徐々に過去の遺物に。
ナレーション「チャンバラ遊びが好きだった子どもたち。ヒーローは必殺仕事人からキッチン戦隊クックルンに代わっていた。」
唐沢さん「違うと思うよ。」
その後は、(キッチン戦隊にかけて、)木刀からピザトレイやステーキの台を作るように。
木刀を買うのは、子どもたち。
高い値段設定にはできず、それでいて製造コストは意外にかかります。
木刀一本では会社が成り立つ時代ではない。
それでも根強く木刀ファンがいるという事で木刀の販売は決して辞めないとのこと。
最後にチコちゃんのオリジナル木刀が登場。
結論
というわけで、
「なんでお土産屋さんには木刀が売っているの?」は、
「髙橋さんが頑張ったから」
でした。
(注)番組内の髙橋信男さんが「まだ生きていた。」という演出について
スタッフ会議でも揉めたそうですが、ご本人が爆笑してOKとのことでそのまま採用されたとのこと。
解説してくれたのは
木工業を営む髙橋通仁さん。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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