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なんで日本中の池や湖にスワンボートがあるの?→良夫がしっぽをつけたから。当時人気のサイクリングに注目し足漕ぎボートを開発。

今回は、2020年7月10日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「▽瞳キラキラの秘密▽スワンボート▽殺菌・除菌って?」の番組内容を紹介。


なんで日本中の池や湖にスワンボートがあるの?




たしかに、湖でのアクティビティといえば、スワンボートですね。


でも、なぜ、スワン?





なんで日本中の池や湖にスワンボートがあるの?


本日の2つめ目の話題。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、水辺が似合う爽やかな大人ってだーれ?」


岡村さんの指名で、野々村さんが回答者に。


公園の池にある乗り物についての話題。


チコちゃん「なんで日本中の池や湖にスワンボートがあるの?」


野々村さん「童話などから、湖には白鳥が浮いているイメージに強い憧れを持っているから。」


チコちゃん「誰がそうしたの?」


野々村さん「はぁ?」


野々村真さん「管理人の人?」


正解に至らず、叱られちゃいました。


チコちゃんの答えは、「良夫がしっぽをつけたから。」



良夫がしっぽをつけたから


解説してくれたのは、ボート製造会社の砂賀良夫会長。


スワンボートの生みの親。


スワンボートの誕生があったから現在の会社も存続しています。



「チコジェクトX」





「羽ばたけ!白鳥のように ~スワンボート誕生物語~」





(ナレーション:田口トモロヲさん)





時は第二次ベビーブームに沸いていた昭和49年。


家族で楽しめるレジャーだったボートは大盛況。





ボート製造会社の専務だった砂賀良夫さんは、子どもたちが喜びそうなボート作りに取り組んでいました。


当時は5トン未満の趣味・レジャー目的の船は船舶免許の対象外。





子どもたちだけでもモーターボートを操縦していい時代。


そこで、小型のエンジン付きのモーターボートの製造したところ、大人気に。


しかし、事故が相次いだことで、船舶職員法が昭和49年に改正。





免許取得が必須になり、小型モーターボート隆盛の時代は終焉。


そこで起死回生の一発として当時流行っていたあるモノに注目。


陸のレジャーとしてサイクリングが盛んだった時代。


足で漕げるボートを作ればいいのでは?と発想。


そこで、昭和50年に足漕ぎボートを開発、販売。





しかし、人気がでず。


その原因はデザインにあると考えた砂賀良夫さん。





その足漕ぎボートを改良。


「子どもが親しめるデザイン」を考案中に、会社の近くにある多々良沼へ。


目にした光景は白鳥が夕方に泳ぐ姿。





砂賀良夫さん「真っ白なイメージで、それがすごく素晴らしく見えたんですよね。」


そして、昭和56年に白鳥型の足漕ぎボート、スワンボートが誕生。





しかし売れ行きは、まったく伸びず。


多々良沼に通い、何十回と白鳥を観察し、2年後の昭和58年に改良型、2代目スワンボートが完成。





その改良が「しっぽ」をつけたこと。


その結果、スワンボートは大人気に。





そして、日本中の池や湖にスワンボートが広がります。


愛らしい形が評判を呼んで「あのスワンに乗りたい!」という声が殺到。


ナレーション「ただただ、しっぽを付けただけだった。」


さらに、パンダ




コアラと製造。




コチラも大人気に。



さらに、大型化して、スワン型の遊覧船も。





ナレーション「そして、白鳥はでっかくなった。」


あれから40年経った今でも当時と変わらない姿のスワンボートが今でも手作りで製造。



結論


というわけで、


「なんで日本中の池や湖にスワンボートがあるの?」は、


「良夫がしっぽをつけたから」


でした。



解説してくれたのは


明治時代から続くボート製造会社、SUNAGAの砂賀良夫会長


スナガボート


社 名 株式会社 スナガ
代表者 砂賀 康正 (代表取締役)
設 立 明治20年
所在地 本社
〒370-0704 群馬県邑楽郡明和町斗合田113-1
TEL 0276-74-4110
FAX 0276-73-9698
info@sunaga-boat.co.jp
古物商許可 群馬県公安委員会 第421130167300号
霞ヶ浦支店
〒300-0726 茨城県稲敷市西代2855-1
TEL 0299-78-3900
FAX 0299-78-3880
kasumi@sunaga-boat.co.jp
古物商許可 茨城県公安委員会 第401150000889号
(HPより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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