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なんで笑う時に手を叩くの?→明石家さんまさんのせい。笑わせてくれた人を認め目立ちたいという心理も。

今回は、2021年7月9日金 チコちゃんに叱られる!「▽笑うとき手をたたくのは▽298の謎▽三段跳び謎」の番組内容を紹介。


なんで笑う時に手を叩くの?




たしかに大爆笑の時は手をたたいてますね。


いったいなぜ?





なんで笑う時に手を叩くの?


本日の1つめ目の話題。


最初はいつものゲスト紹介。


今日のゲストは、初登場の佐々木希さんと、以前にピアノの鍵盤の問題でVTR出演していただいた清塚信也さん。


早速一問目へ。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、何を言っても笑ってくれるステキな大人ってだーれ?」


岡村さんの指名で、佐々木さんが回答者に。


チコちゃんは、佐々木さんに大爆笑をリクエスト。


佐々木さんは、手を叩いて大笑いの演技。


そこで、チコちゃん。


チコちゃん「なんで笑う時に手を叩くの?」


佐々木さんは、これまでこのことを不思議に思った事が無いと自分を「愚か」と反省。


その後、笑っていることを体を使って表現したくなるからという趣旨の回答。


正解に至らず、叱られちゃいました。


清塚さんにもきいてみると、


清塚さん「みんなどこかでピアノが弾きたいから。」


と無茶な答え。


次に笑う時によく手を叩いているイメージがある関根勤さんに質問。





関根さんは、笑う時に声が出ていない事があるので代わりに音を立てているという趣旨の回答。


こちらも正解に至らず、出張用チコちゃんに叱られちゃいました。





チコちゃんの答えは、「明石家さんまさんのせい。」




明石家さんまさんのせい


解説してくれたのは、公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授。


人が手を叩くという行為には「相手を認める」という意味が込められています。


コンサートなどのスタンディングオベーションのように、拍手は相手を褒め称える時の行為。


このため、笑いながら手を叩くということは、自分を笑わせてくれた人を認めているということ。


さらにこの手を叩くという行動には「目立ちたい」という心理が隠れています。


相手を認めると同時に自分を目立たせるという思いが込められているとのこと。


この手を叩いて笑うという行動は比較的近年になって生まれたもの。


お年寄りも若い人たちに多く見られるとのこと。


実際に、お年寄りと若者でくらべてみると、


お年寄りでは、6人中1人が、





若者では、6人全員が、手をたたいて爆笑してました。





その理由は、今の若い世代はテレビのバラエティ番組やコントなどの舞台を見た際に無意識に真似るミラーニューロンが働いているから。


ミラーニューロン(ものまね細胞)とは他人の行動を無意識に真似る脳の神経細胞。





誰かがあくびをするのを見ると、あくびがうつるのはこのミラーニューロンの働き。


他にも親が手を叩くのを見て真似る赤ちゃん。


食事中に他人がドリンクを飲んだら、自分も同じように飲んだり。


これらは、全てミラーニューロンの働き。


笑う時に手を叩くというのは脳内で手を叩いて笑う姿を再現。


その影響のもとになっているのが、長年テレビで活躍する明石家さんまさんではないかという先生の見解。





さんまさんの手を叩いて笑う姿に影響を受けた後輩芸人やテレビの前の若者がさんまさんに強い親近感や尊敬を抱きます。


そこでも、ミラーニューロンが強く働いています。


ちなみにさんまさんは手を叩いて笑っている自分を目立たせる事で、「今相手が面白い事を言った」「面白い事が起きている」と周囲に強調していると先生の談。


すると共演者やお客さんも手を叩いて笑うのでより大きな笑いが生まれるという笑い増幅器状態に。


こうした周囲を巻き込んで盛り上げるという事をさんまさんは本能的に演出しているそう。


これを関根勤さんに伝えてみると、


関根さん「さんまさってすっごい褒められたいから、俺たちも気を遣ってやってんのかな?」




結論


というわけで、


「なんで笑う時に手を叩くの?」は、


「明石家さんまさんのせい」


でした。



最後に先生から、チコちゃんに「本当に笑うとどうなるの?」という質問。


「歯が出る。」と出っ歯のチコちゃん。





最後に関根勤さん曰く、ジャニーズの子たちは体幹がしっかりしているから笑う時に手を叩くスピードが速いという情報。



(注釈:今回紹介された説はあくまで考えられる解釈の一つです。)



解説してくれたのは


公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授


篠原 菊紀(しのはら きくのり、1960年 – )は、日本の脳科学者。公立諏訪東京理科大学教授。専門は脳神経科学、応用健康科学。

来歴
長野県茅野市出身。長野県諏訪清陵高等学校、東京大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科修了。

東京理科大学諏訪短期大学講師、助教授、諏訪東京理科大学共通教育センター教授を経て、公立諏訪東京理科大学工学部情報応用工学科教授、地域連携研究開発機構医療介護健康工学部門長、学生相談室長。茅野市縄文ふるさと大使。

研究活動
多チャンネルNIRSと視線追尾システムを使って、「学習しているとき」「運動しているとき」「遊んでいるとき」「CMを見ている時」など日常的な場面での脳活動を調べている。

新学社と幼児教材開発。ユーキャンと高齢者脳トレーニング研究。社会安全研究財団、日遊協と遊技障害(ぱちんこのギャンブル等依存症)研究。豊丸と遊びを介護予防に生かす研究。プレイケアと高齢者の遊び、保険外サービス事業関連あれこれ。エポック社と「ジグソーパズル達人検定、ジグソーパズル脳力診断」、アポロ社とピクチャーパズルステップ脳シリーズ開発。SCRAPと謎検。PSK総研などとドーパミン増幅比研究、健康ぱちんこの展開。ほか。
(Wikipediaより)



公立諏訪東京理科大学


公立諏訪東京理科大学(こうりつすわとうきょうりかだいがく、英語: Suwa University of Science 英略称: SUS)は、長野県茅野市豊平5000-1に本部を置く日本の公立大学である。2018年に設置された。大学の略称は理科大、諏訪理科大、諏訪東理大、諏訪理科。

略歴
2002年に学校法人東京理科大学が開設した諏訪東京理科大学(東京理科大学諏訪短期大学を改組転換)を前身とする。

2018年に公立大学法人公立諏訪東京理科大学[1]が設立され、同法人を設置者とする公立諏訪東京理科大学へ移行した。

年表
1990年4月 – 東京理科大学諏訪短期大学を開設する。
2002年4月 – 諏訪東京理科大学へ改組転換する。システム工学部(電子システム工学科、機械システムデザイン工学科)、経営情報学部(経営情報学科)。
2006年4月 – 諏訪東京理科大学大学院を開設する。工学・マネジメント研究科(工学・マネジメント専攻)修士課程。
2009年4月 – 機械システムデザイン工学科を機械システム工学科に名称変更。
2012年4月 – 大学院に博士後期課程設置。
2014年4月 – システム工学部電子システム工学科、機械システム工学科を工学部機械工学科、電気電子工学科、コンピュータメディア工学科に、それぞれ改組する。
2017年11月 – 文部科学省と長野県から公立大学法人設立の認可を受ける。
2018年4月 – 諏訪地域6市町村(岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村)で構成する諏訪広域公立大学事務組合が公立大学法人公立諏訪東京理科大学を設立し「公立諏訪東京理科大学」へ移行、工学部と経営情報学部の2学部5学科を、工学部情報応用工学科と機械電気工学科の1学部2学科に改組する。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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