今回は、2022年3月25日金 チコちゃんに叱られる!「▽桜並木秘話▽千切りキャベツの謎▽色鉛筆の不思議」の番組内容を紹介。
なんで桜並木は川沿いにあるの?
なんで桜並木は川沿いにあるの?
本日の最初の話題。
まずはゲスト紹介。
本日のゲストは、NHK朝ドラ、「カムカムエヴリバディ」に出演中の川栄李奈さんと本郷奏多さん!
早速一問目へ。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中でお花見を楽しみにしている風流な大人ってだーれ?」
岡村さんの指名で川栄さんが回答者に。
お花見の話題から、お花見スポットの話題に。
玉川上水(東京)、墨田川(東京)、目黒川(東京)などの映像が流れます。
チコちゃん「なんで桜並木は川沿いにあるの?」
川栄さん「桜の木に必要な水を川から得ているから。咲くために水がたくさんひつようだから。」といった趣旨の回答。
正解に至らず、叱られちゃいました。
本郷さんにも聞いてみると、
本郷さん「人が来る、楽しい、イェーイ!」
でこちらも正解に至らず。
チコちゃんの答えは、「花見客に地面を踏み固めて欲しいから」
花見客に地面を踏み固めて欲しいから
解説してくれたのは、江戸川大学の斗鬼正一名誉教授。
今回で7回目の登場のお馴染みの先生。
先生によると、江戸時代に巻き起こった「ある問題」を解決する為に桜を川沿いに植えたという歴史があるとのこと。
それは、江戸時代、八代将軍徳川吉宗、暴れん坊将軍の時代。
NHKたぶんこうだったんじゃないか時代劇「暴れん坊将軍チェリー あっぱれ!災い転じて乱れ咲き」
いつもの小田切千さんがナレーション
時は享保年間。
当時の幕府は財政難にあえぎは質素倹約が奨励された時代。
吉宗役は、目黒祐樹さん。
ときどき、町人の恰好で、街を出歩きます。
町人役は、池田鉄洋さん。
おなじみのコンビですね。
江戸時代屈指の華やかさを誇った元禄時代(1688~1704年)が終ります。
まるでバブルが弾けたかのような不況の享保(1716~1736年)へ。
こういった状況を打破しようと時の将軍・徳川吉宗は新田開発に力を入れます。
しかし、思ったような成果は上がらず。
そこに追い打ちをかけたのが隅田川の氾濫による水害。
当時は利根川の下流であったこともあり、頻繁に氾濫がおこりました。
当時の堤防は蛸胴(たこどう)突きという道具を使って盛り土を叩き固めて造られるのが主流。
隅田川沿い20kmを工事するのは財政難の幕府にとっては非現実的。
そこで町人に扮した徳川吉宗は、食事やで町人との会話から、中国の歴史書「史記」の中の記事を発見。
その中に、「美しい花に魅かれて集まった人のおかげで自然と道が出来る。」という意味の一節からインスピレーションを受けます。
そこで、川沿いに桜を植える事を考案。
吉宗は隅田川や玉川上水に桜を植えるように指示。
吉宗が桜に目を付けた理由は二つ。
1つ目は、桜は根をたくさん張る樹木なので、土砂の流出を防ぎ堤防に最適
2つ目は、春に花を咲くので、河川の氾濫が多い梅雨や台風の秋の前、春に踏み固めることができるから。
さらに吉宗は花見の時だけは無礼講を認めます。
誰でも刀を差してOK、歩きたばこOK、女装OK、
倹約令に反するご馳走もOK。
これによって倹約を強いられて我慢を強いられていた町人が一気に集まりました。
この時からお花見は、武士・町人が身分の差を超えて同じ場所に集ってハメを外せる国民的行事になりました。
結論
というわけで、
「なんで桜並木は川沿いにあるの? 」は、
「花見客に地面を踏み固めて欲しいから」
でした。
解説してくれたのは
江戸川大学の斗鬼正一名誉教授
斗鬼正一名誉教授
斗鬼 正一(とき まさかず、1950年(昭和25年) – )は、日本の文化人類学者。専門は都市人類学、地域研究。江戸川大学社会学部現代社会学科文化人類学・民俗学コース教授。明治大学文学部講師。明治大学大学院講師。 日本テレビ「世界一受けたい授業」「月曜から夜ふかし」「ZIP」「Nスタ」、テレビ朝日「Qさま」「相葉マナブ」「モーニングバード」、TBSテレビ「アイアム冒険少年」、テレビ東京「所さんの世界のビックリ村」、フジテレビ「リアルスコープハイパー」などのテレビ番組、「週刊女性」などの雑誌、新聞書評で、日本、世界の文化に関する解説、論評多数。
(Wikipediaより)
江戸川大学(えどがわだいがく、英語: Edogawa University)は、千葉県流山市駒木474番地に本部を置く日本の私立大学である。1990年に設置された。大学の略称は江戸大。
江戸川大学在校生には、1人につき1台のノートパソコンが入学後に配布されている。そして、コンピュータの基礎教育、文章教育、コミュニケーション教育(専門講師を招いて)を積極的に行っている。また、大学敷地内には無線LANも配置されており、インターネットが常時利用できる。
教員には小倉淳(マス・コミュニケーション学科教授)、西條昇(マス・コミュニケーション学科准教授)、小林至(経営社会学科教授)、北原憲彦(経営社会学科教授)、斗鬼正一(現代社会学科教授)他、各分野において著名な人物(非常勤講師も含めて)が多く、同大学卒業生の専任教員もおり、学生との交流も盛んである。
それぞれの学科においての野外活動も多い。特に現代社会学科は、専任教員の専門分野が幅広く、現代社会の諸相を野外活動(フィールドワーク)を軸に研究する学科として、江戸川大学の特色が生かされた学科である。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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