今回は、チコちゃんに叱られる! ▽おなかが鳴る秘密▽リボンとは▽金魚の謎 初回放送日: 2022年12月16日の番組内容を紹介。
なんで赤いのに金魚というの?
なんで赤いのに金魚というの?
本日の最後の問題。
この問題も、視聴者からの質問。
金魚の色は赤や黒なのに、なぜ「金の魚」なの?
岡村さん「なんでしょうね、金魚!? 生まれてすぐの赤ちゃんの時は金色っぽいから。」といった趣旨の回答。
正解に至らずられちゃいました。
チコちゃんの答えは、「金属みたいだから」
金属みたいだから
解説してくれたのは、横浜美術大学の岡本信明学長。
金魚が誕生したのは約1700年前の中国の晋の時代。
現在の長江下流域、浙江省近辺で金魚は生まれたといわれています。
当時の本草綱目にも金魚という項目がのっています。
中国語ではチンユウ、日本語ではきんぎょ、英語ではゴールドフィッシュ。
世界共通語。
金魚の祖先はフナで、突然変異によって色がオレンジっぽくなったヒブナが金魚のルーツ。
ウロコの影響でキラキラ輝いて見えることもあり、「金属の色」という意味で「金」の字をあてたのが理由。
金魚は元々は高級魚として珍重され「金のように貴重で高価な魚」という意味で金魚と名付けられたという説もあるとのこと。
そんな金魚が日本に伝わったのは1502年。
現在の大阪・堺に伝わったとされています。
中国同様に貴族や大名などの富裕層のたしなみとして日本でもごく一部の人の間で流行。
後に江戸幕府によって平和な時代に突入すると養殖技術が発達。
街でも金魚が売られ始めて一般庶民にも広まります。
こうして江戸時代後期には空前の金魚ブーム到来。
金魚の種類は、全部で32種類。
よく見られるものとして
ヒブナ
和金
琉金
オランダシシガシラ
ランチュウ
番組では、金魚専門店で珍しい金魚を紹介。
丹頂ランチュウ
パンダランチュウ
蝶尾
頂天眼
水泡眼
琉金ショートテール
最後に値段が高いものベスト3
3位は、農林大臣賞受賞の琉金(100万)
2位が農林大臣賞受賞の東錦(150万)
1位が第一回の農林大臣賞受賞のランチュウ(300万)
結論
というわけで、
「なんで赤いのに金魚というの?」は、
「金属みたいだから」
でした。
解説してくれたのは
横浜美術大学の岡本信明学長
横浜美術大学 学長
1951年愛知県生まれ。東京海洋大学長を経て、学校法人トキワ松学園理事長。研究分野は魚病学・遺伝育種学。金魚博士としても知られる。
代表作品に「病気にならない養殖ヒラメ(特許)」があり、商業生産されている。
監修書に『育てて、しらべる日本の生きものずかん14金魚』(2007集英社)、『ときめく金魚図鑑』(2017山と渓谷社)、川田洋之助との共同監修・著書に『金魚 長く、楽しく飼うための本』(2009池田書店)、『原色金魚図鑑 かわいい金魚のあたらしい見方と提案』(2011池田書店)『どんぶり金魚の楽しみ方』(2014池田書店)、『金魚』(2015角川ソフィア文庫)などがある。
(大学HPより)
横浜美術大学(よこはまびじゅつだいがく、英語: Yokohama University of Art and Design)は、神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1204に本部を置く日本の私立大学である。1966年創立、2009年大学設置。大学の略称は横浜美大。
概観
大学全体
横浜美術大学は、神奈川県横浜市青葉区にある日本の私立大学。
学校法人トキワ松学園により1966年にトキワ松学園女子短期大学として設置された。
開学当初より美術系の学科のみの単科短大だった。2009年(平成21年)度で短期大学の募集を停止。 2010年(平成22年)4月、4年制大学「横浜美術大学」に改組、1年次と3年次同時開学となった。(2年次と専攻科2年次には短期大学学生が在籍)
建学の精神(校訓・理念・学是)
人間の創造活動の根源を培う美術教育こそ本来の教育の姿である。
教育および研究
横浜美術大学は美術学部 美術・デザイン学科の単科大学。1年次はA系(絵画・彫刻)、C系(クラフトデザイン)、V系(ビジュアルデザイン)の3つの系で基礎を学び広く可能性を探り、2年次からは絵画・彫刻・クラフト・プロダクトデザイン・テキスタイルデザイン・ビジュアルコミュニケーションデザイン・映像メディアデザイン・アニメーション、イラストレーションの9コースから選択し高度な表現技術の修得をめざす。3年次からは修復保存コースの選択も可能。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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