今回は、チコちゃんに叱られる! ▽漫才とは▽コンクリートの謎▽馬とニンジン 初回放送日: 2023年12月8日の番組内容を紹介。
なんで馬の好物といえば人参なの?
なんで馬の好物といえば人参なの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、動物に愛されるステキな大人ってだーれ?」
この問題は、岡村さんが立候補して回答者に。
チコちゃん「なんで馬の好物といえば人参なの?」
正解に至らず、叱られちゃいました。
チコちゃんの答えは、「ポケットに入れやすいから。」
ポケットに入れやすいから
馬の好物には「スイカ」「カボチャ」「リンゴ」「人参」と様々あります。
馬は甘い物が大好き。
ハチミツや砂糖を好んで食べる馬もいるとのこと。
しかし、普段馬が食べているのは牧草。
これらは、みんな糖度が高く、馬の大好物。
この4つの中で人間のポケットに入れやすいが人参。
スイカ、カボチャは論外としてもリンゴもサイズ的に厳しい大きさ。
いつ人参を食べるようになったのか?
馬の祖先は今から約5000万年前にいたヒラコテリウムという動物。
森で暮らして木の葉や木の実を主食としていました。
その後、約500万年前に生活の場を草原に移したプリオヒップス。
この時の主食は草に変化。
日本では古墳時代から馬が飼われ始めました。
江戸時代になると人や荷物を運ぶ荷馬や農耕馬として活躍。
明治時代になると西洋から騎兵制度が入っていたことで軍馬としての利用が増えました。
そして人間が乗って馬を操るために必要になってくるのが調教。
馬が良い事をすればご褒美=特別な食べ物を与えるというアクションが必須に。
となると普段食べている草ではご褒美になりません。
そこで馬にとってのスイーツ。
調教の際には良い事をした直後にすぐにご褒美を与えないけないそう。
良い事とご褒美の関係が上手く結びつくことが重要。
そこでどのタイミングでも馬が良い事をすればすぐにご褒美を与えられるようにポケットに忍ばせられるもの=人参ということになったとのこと。
結論
というわけで、
「なんで馬の好物といえば人参なの?」は、
「ポケットに入れやすいから」
でした。
解説してくれたのは
JRA日高育成牧場の松井朗研究員。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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