今回はチコちゃんに叱られる! ▽ちゃんこ鍋の謎▽原宿の謎▽シャンプー容器の謎 初回放送日NHK総合テレビジョン4月24日(金)午後7:57を紹介。
なんで原宿は若者の街なの?

なんで原宿は若者の街なの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、若々しくてステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんで原宿は若者の街なの?」
チコちゃんの答えは、「アメリカ人の村があったから。」
アメリカ人の村があったから
なぜ原宿は「若者の街」になったの? そのルーツは意外すぎる「アメリカ人村」にあった!
カワイイ文化の聖地、そして世界中から観光客が訪れるトレンドの発信地、原宿。
今でこそ「若者の街」というイメージが定着していますが、実はその歴史を紐解くと、意外なドラマが隠されていました。
チコちゃんの答えは、「アメリカ人の村があったから」!
國學院大學の吉見俊哉教授の解説とともに、原宿がどのようにして今の姿になったのか、その変遷を辿ってみましょう。
江戸時代は「忍者の里」だった!?
原宿は東京都にある山手線の原宿という駅名の事
住所は「渋谷区神宮前」
この原宿というネーミングは江戸時代ごろにこの辺りに存在していた原宿村が由来
武家屋敷などがある武家地と農村地域の境界線辺りに位置していました。
今のきらびやかな原宿からは想像もつきませんが、江戸時代のこのエリアは「穏田村(おんでんむら)」と呼ばれる静かな田園地帯でした。
実はここ、徳川家康を警護した伊賀者(忍者)たちが住んでいた場所という説があるのです。
本能寺の変の際、家康を無事に帰還させた功績として、この土地を与えられたのだとか。
かつての「忍者の里」が、のちに「若者の街」に化けるなんて、歴史の不思議を感じますね。
戦後に出現した巨大な「アメリカ人村」
原宿が大きく変わり始めたのは、第二次世界大戦後のことです。
現在の代々木公園周辺には、アメリカ軍将校たちが住む広大な住宅地「ワシントンハイツ」が作られました。
その規模は、現在の代々木公園、国立代々木競技場、そしてNHKまでを含む、信じられないほどの広さでした。
村の中の施設:学校、教会、スーパー、さらにはゴルフ場まで!
生活水準:当時の日本人の暮らしとはかけ離れた、豊かで豪華なアメリカ流の生活がそこにありました。
この「小さなアメリカ」の出現こそが、原宿の運命を決定づけたのです。
表参道に並んだ「アメリカ人向けのお店」
ワシントンハイツに住むアメリカ兵やその家族をターゲットに、表参道周辺には次々とハイカラなお店がオープンしました。
その代表格が、今も愛される「キディランド」です。
もともとは埼玉県秩父市の書店が、アメリカ人の子どもたちのために本やおもちゃを販売したのが始まりでした。
当時の日本人にとって、ワシントンハイツの周辺に溢れるアメリカの製品やファッションは、まさに「憧れの象徴」。
こうして、原宿の街全体に「アメリカ文化の薫り」が染み付いていったのです。
東京オリンピックが「イメージ」を変えた
1964年の東京オリンピックを境に、大きな転換点が訪れます。
ワシントンハイツが日本に返還され、そのまま「オリンピック選手村」として使われることになったのです。
それまでの「ちょっと怖くて立ち入りにくい米軍基地」というイメージが払拭されました。
代わりに、世界中の若者が集まる「明るく開放的で、身近な憧れの地」へと変化したのです。
時代を彩る「原宿族」とクリエイターたち
1970年代以降、原宿は次々と新しいカルチャーを生み出していきます。
クリエイターの集結:
「原宿セントラルアパート」に写真家やデザイナーなどの若き才能が集まり、流行の発信基地に。
原宿族の誕生:
1967年、日本初のドライブイン「ルート5」にオープンカーで集まる若者たちが出現。
竹の子族(80年代):
竹下通りで購入した衣装で踊る独自のスタイル。
DCブランドブームも。
裏原宿(90年代):
ストリートファッションの聖地へ。
ゴシック&ロリータファッションと
時代ごとに形を変えながら、常に「新しい自分になれる場所」として若者を惹きつけ続けてきました。
そして、現在は原宿は、KAWAII文化として世界中から外国人がやってくるグローバルな街に進化を遂げています。
まとめ
原宿が若者の街になったのは、単なる偶然ではありませんでした。
戦後のアメリカ文化への憧れと、オリンピックによる国際化。
そして、そこに集まった若きクリエイターたちの熱量が混ざり合って、今の「KAWAII」文化へと繋がっているのです。
次に原宿の街を歩くときは、かつてそこにあったアメリカの村や、忍者の里の気配を想像してみるのも面白いかもしれませんね。
結論
というわけで、
「なんで原宿は若者の街なの?」は、
「アメリカ人の村があったから」
でした。
解説してくれたのは
國學院大學の吉見俊哉教授。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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