今回はチコちゃんに叱られる! ▽マネキンの謎▽純喫茶の謎▽足がつるって? 初回放送日NHK総合テレビジョン5月29日(金)を紹介。
なんでディスプレー人形をマネキンっていうの?

なんでディスプレー人形をマネキンっていうの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、ファッションセンスが抜群なステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんでディスプレー人形をマネキンっていうの?」
チコちゃんの答えは、「お客を「招き(マネキ)」ますから。」
お客を「招き(マネキ)」ますから
お店のディスプレー人形をなぜ「マネキン」と呼ぶ? 実は日本人の「ダジャレ」と「縁起担ぎ」が由来だった!
お買い物に出かけたとき、お店のウインドーで必ず目にするディスプレー人形。
私たちは当たり前のように「マネキン」と呼んでいますよね。
でも、この言葉の響き、どこか不思議だと思いませんか?
英語っぽくもあるけれど、実はここには日本人のクスッと笑えるこだわりが隠されていました。
チコちゃんの答えは、ズバリ「お客を『招き(マネキ)』ますから」!
マネキンメーカーの岩下沢子さんの解説をもとに、時代を映す鏡であるマネキンの面白い歴史に迫ります。
もともとはフランス語の「マヌカン」だった
マネキンの原型が誕生したのは、16世紀のフランスだといわれています。
当時のフランスの洋服メーカーが、イタリアのベニスで開かれたカーニバルの宣伝のために、ろう人形で服を着せたという記録が残っています。
このときの人形の名称は、フランス語でモデルを意味する「mannequin(マヌカン)」でした。
その後、麻くずを詰めたものや、木・鉄で作られたマヌカンが登場し、ヨーロッパ中に広く普及していきます。
そして大正初期、このフランス製の「マヌカン」が日本に輸入され、やがて国内でも製造されるようになりました。
「マヌカン」じゃ客を「招かん」!? 驚きのネーミング秘話
日本にやってきた「マヌカン」ですが、ある言葉の壁にぶつかります。
それは、輸入会社の社員が気づいた「不吉な響き」でした。
「マヌカン……マヌカン……これじゃあ、お客を『招かん(マヌカン)』になって商売あがったりじゃないか!」
商売繁盛を大切にする日本人にとって、これは大問題です。
そこで「せっかくなら、お客をたくさん『招いて(マネキ)』ほしい!」という願いを込めて、言葉をアレンジ。
こうして「マネキン」という独自の呼び名が誕生しました。
実際、1929年(昭和4年)に発売された女性誌『婦人公論』にも、「招ぬかん」では縁起が悪いので「招ねき」とした、という経緯がはっきりと説明されています。
日本には古くから「招き猫」を飾る習慣がありますよね。
マネキンは、まさにその「ファッション版」として、通行人の気を引いて客を呼ぶ重要なラッキーアイテムになったのです。
時代に合わせて激変! マネキン体型・顔立ちの歴史
マネキンは、その時代の「トレンド」や「理想の体型」を映し出す鏡でもあります。
年代ごとの移り変わりを見ると、日本のファッション史が見えてきます。
番組では、年代が古い順にあてるというクイズ
榊原郁恵さんが答えましたが、不正解
正解は、
ひとつづつ、時代ごとに見ていきましょう!
【1980年代】バブル全開!いかり肩マネキン
バブル景気に沸いたこの時代は、肩パッド入りのジャケットが大流行しました。
そのため、マネキンもジャケットが綺麗に着こなせる「いかり肩」で「肩幅が広い」ものが主流でした。
当時の元祖スーパーモデル・山口小夜子さんの顔から型取りをした「スーパーリアルマネキン」も登場し、話題を集めました。
【1990年代】美意識の高まりとスリム化
リアルなマネキンは、メイクやウィッグの手入れに手間がかかるという理由で、次第に敬遠されるようになります。
代わりに台頭したのが、洋服が綺麗に映える西洋風の顔立ちをした「八頭身マネキン」です。
さらに、世間の健康志向や女性の美意識の高まりを反映して、どんどん細身のマネキンが増えていきました。
【2000年代以降】多様性と「のっぺらぼう」
時代は「多様性」へとシフトします。
現実的なふっくらとした体型のマネキンが登場しました。
また、顔立ちもあえて目鼻立ちをなくした「エッグフェイス(のっぺらぼう)」と呼ばれるスタイルが定番化します。
顔をシンプルにすることで、服を見る人が「自分が着たときの姿」をイメージしやすくなる、という素晴らしい工夫です。
進化は止まらない! アクロバティック&超軽量の最新型
最近の街中では、服の伸縮性をアピールするために、まるで体操選手のようなアクロバティックなポーズをしたマネキンも見かけるようになりました。
さらに、最新型は「素材」まで進化しています。
これまでの伝統的なプラスチック製のマネキンは、重さが約8kgもあり、洋服を着せ替えるのも一苦労でした。
しかし最新のマネキンには、なんと「手すき和紙」で作られたものがあるのです!
その重さは、驚きの約1.6kg。
環境にも優しく、お店のスタッフの負担も減らす、令和のハイテクマネキンとして注目されています。
まとめ
お店の前で何気なく立っているマネキン。
そこには、日本の商売人たちの熱い「縁起担ぎ」と、時代の変化に寄り添う技術の進化が詰まっていました。
語源はフランス語でモデルを意味する「マヌカン」。
「客を招かん」という縁起の悪さを嫌い、「客を招き(マネキ)」に言い換えた。
バブル期のいかり肩から現代のエッグフェイスまで、時代を映す鏡として進化中。
最新型は「手すき和紙」製で、重さはプラスチックの約5分の1!
今度お買い物に行くときは、ショップのマネキンたちの「肩幅」や「お顔」、そして「ポーズ」にぜひ注目してみてください。
その時代の最先端の「美」と、お客さんを呼び込もうと頑張る「招き猫スピリット」が感じられて、ウィンドウショッピングがもっと楽しくなるはずですよ!
結論
というわけで、
「なんでディスプレー人形をマネキンっていうの?」は、
「お客を「招き(マネキ)」ますから」
でした。
解説してくれたのは
マネキンメーカーの岩下沢子さん。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。
過去放送日別一覧ページ
