今回はチコちゃんに叱られる! ▽カブトムシの謎▽胸やけの謎▽ラムネとサイダー 初回放送日NHK総合テレビジョン8月29日(土)を紹介。
ラムネとサイダーの違いってなに?

ラムネとサイダーの違いってなに?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、スカッとした性格のステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「ラムネとサイダーの違いってなに?」
チコちゃんの答えは、「もともとラムネはレモン味、サイダーはリンゴ味」
もともとラムネはレモン味、サイダーはリンゴ味
【しゅわっとすっきり】サイダーとラムネの違いって何?
チコちゃんが教えてくれた夏の疑問とノスタルジックな雑学
夏の終わり、冷たい炭酸飲料をゴクゴクっと飲む瞬間って最高ですよね!
縁日やお祭りでよく見かける「ラムネ」と、缶やペットボトルでおなじみの「サイダー」。
どちらも爽やかなレモン風味のシュワシュワした飲み物ですが
……「この2つって、一体何が違うの?」と聞かれたら、パッと答えられますか?
先日放送された『チcoちゃんに叱られる!』でも、この素朴な疑問が取り上げられて大きな話題になりました。
今回は、番組で明かされた意外な事実と、知ると誰かに話したくなる昭和レトロな雑学をまとめてご紹介します!
チコちゃんの答え:違いは「容器」だけ!
「味や香料、炭酸の強さが違うのかな?」なんていろいろ考えてしまいますが、チコちゃんが突きつけた答えはとってもシンプル。
「ビー玉が入っている容器がラムネで、それ以外がサイダー」
なんと、中身の液体(炭酸水+砂糖+香料など)には本質的な違いがなく、分け隔てているのは“容器の形状”だけだったのです!
日本農林規格(JAS)の定義や清涼飲料水業界の区分でも、ガラス瓶にビー玉で栓がされているものが「ラムネ」、それ以外の王冠キャップや缶、ペットボトルに入ったものが「サイダー」と区別されています。
つまり、全く同じ中身であっても、ビー玉が入ったあの独特な瓶に注げば「ラムネ」になり、普通の缶に詰めれば「サイダー」になるというわけです。
歴史をひも解く!ラムネとサイダーのルーツ
中身はほぼ同じなのに、なぜ日本で「ラムネ」と「サイダー」という2つの名前が定着したのでしょうか?
それぞれの歴史を覗いてみると、明治時代の文明開化のドラマが見えてきます。
ラムネの語源は「レモネード」
幕末から明治初期にかけて、イギリスなどの外国船によって日本へ持ち込まれた「レモネード(Lemonade)」が始まりです。
当時の日本人が「レモネード」と発音を聞き取った際、「ラムネ」と聞こえたことからその名がつきました。
1865年に日本最初のレモネードが発売されました。
その後、コレラ流行の際にも伝染の心配がなく、予防の効果があるということで、爆発的に売れました。
サイダーの語源はリンゴ酒「シードル」
一方、サイダーは英語の「Cider(リンゴ酒)」が由来です。
明治時代にリンゴ風味の炭酸飲料として輸入・製造されたのがきっかけで、後にレモン風味にアレンジされつつも「サイダー」の名前がそのまま残りました。
海外から伝わったときの呼び名やルートが異なっていたため、日本国内で別々の飲み物として広まっていったんですね。
大企業の参入で大ピンチ!?中小企業を守った「協同組合」の絆
明治時代から昭和初期にかけて、ラムネは日本全国の小さな飲料工場(中小企業)の手によって作られ、庶民に親しまれていました。
しかし昭和30〜40年代に入ると高度経済成長が訪れ、大手飲料メーカー(大企業)が最新の設備を投入し、大量生産が可能な「缶サイダー」や「ペットボトルサイダー」を全国の流通網に乗せて一気に普及させ始めます。
便利で手軽な大企業のサイダーに押され、昔ながらのガラス瓶で手作業も多く、輸送効率も悪いラムネを作る中小メーカーは、まさに廃業の危機へと追い込まれてしまいました。
そこで立ち上がったのが、全国の清涼飲料中小メーカーが集まった全国清涼飲料協同組合です。
「ラムネは大企業の参入を制限する」という行政指導
「このままでは日本の伝統的文化であるラムネと、それを支えてきた中小企業が全滅してしまう……」
そう危惧した業界の訴えを受け、昭和52年(1977年)、通商産業省(現在の経済産業省)は「分野調整法(中小企業の事業活動の機会の確保のための事業調整に関する法律)」に基づき、ある画期的な行政指導を行いました。
それは、「大手資本(大企業)はラムネ製造事業に参入しないこと」という取り決めです。
この法律と行政指導によって、「ビー玉の入ったガラス瓶(および専用容器)で製造するラムネ」は、中小企業だけのいわば“聖域”として守られることになりました。
一方、大企業は自社の強力な資金力と製造ラインを活かし、缶やペットボトル、王冠キャップを用いた「サイダー」として全国展開を加速させていきます。
こうして、「サイダーは大企業の市場」「ラムネは中小企業が守り続ける伝統の味」という住み分けがくっきりと出来上がったのです。
ビー玉の秘密:
なぜ瓶の中に閉じ込められているの?ラムネといえば、飲むときにカランコロンと鳴るビー玉が風情たっぷりですよね。
でも、あのビー玉はどうやって栓をしているのでしょうか?
実は、炭酸ガスの圧力を利用しています!
瓶に飲み物と炭酸ガスを注ぎ込み、ひっくり返すことで内側から炭酸ガスの圧力によってビー玉がゴムパッキンに固く押し付けられ、しっかりと栓ができる仕組みになっています。
専用の押し具(キャップ)でポコッと押し込んで開けるときの、あのワクワク感はラムネならではの醍醐味です。
まとめ:
昭和の涼を感じながらシュワッと一杯!
普段何気なく飲んでいた「サイダー」と「ラムネ」。
中身は同じ兄弟のような存在なのに、あのビー玉入りのガラス瓶があるだけで、どこか懐かしく特別な体験に感じられるから不思議ですよね。
まだまだ暑さが残るこの季節、次にお店で見かけたときは、ぜひビー玉の音を響かせながら冷たいラムネを味わってみてはいかがでしょうか?
結論
というわけで、
「ラムネとサイダーの違いってなに?」は、
「もともとラムネはレモン味、サイダーはリンゴ味」
でした。
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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