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なんで日本で佐藤さんが一番多いの? 佐藤さんたちがほどほどに出世したから

今回はチコちゃんに叱られる! ▽月の不思議▽佐藤さんの謎▽なぜ還暦に赤い服 初回放送日NHK総合テレビジョン9月25日(金)を紹介。


なんで日本で佐藤さんが一番多いの?




なんで日本で佐藤さんが一番多いの?


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、名前をすぐに覚えるステキな大人ってだーれ?」


チコちゃん「なんで日本で佐藤さんが一番多いの?」


チコちゃんの答えは、「佐藤さんたちがほどほどに出世したから。」




佐藤さんたちがほどほどに出世したから


【名前の雑学】なんで日本で「佐藤さん」が一番多いの?理由はまさかの「ほどほどの出世」!?名字のからくりと意外なトリビア

日本の名字ランキングで、堂々の第1位に輝く「佐藤さん」。


全国に約200万人もいると言われており、クラスや職場に一人は必ず「佐藤さん」がいますよね。


「昔、ものすごい権力者が全国に広めたから?」


「おめでたい意味がある名字だから?」


そう思いきや、先日の『チコちゃんに叱られる!』で、名字研究家の森岡浩さんが明かした理由は超意外なものでした!


なんと、佐藤さんが日本一の巨大派閥になった最大の理由は「佐藤さんたちが『ほどほど』に出世したから」だったのです。


今回は、知ると誰かに話したくなる「佐藤さん」のルーツと、日本の名字に隠された面白い歴史ドラマをたっぷりお届けします!



チコちゃんの答え:ほどほどに出世したから!

番組で突きつけられた答えは、とっても意外でクスッと笑ってしまうものでした。


「佐藤さんが日本で一番多いのは、佐藤さんたちが『ほどほど』に出世したから!」


そもそも、佐藤さんのルーツは歴史上の有名人「藤原氏」にあります。




日本で最初の「姓(せい)」を授かった藤原鎌足(ふじわらの かまたり)をはじめ、平安時代になると藤原一族が政治の重要ポストを独占!


すると、街も宮中も「藤原さんだらけ」になってしまい、誰が誰だか区別がつかなくなってしまいました。


そこで、自分たちを区別するために作り出した別の呼び名が、今の「名字(みょうじ)」です。






当時の名字のつけ方は、主に2パターンありました。

役職+藤原:「伊勢守(いせのかみ)」に就いた藤原さん = 伊藤




地名+藤原:栃木県の「佐野(さの)」に住んでいた藤原秀郷(ふじわらの ひでさと)にあやかった藤原さん = 佐藤




こうして誕生したのが「佐藤さん」の始まりです。


なぜ「大出世」ではなく「ほどほどの出世」が良いの?

ここからが本題です。なぜ「佐藤さん」が全国にここまで増えたのでしょうか?


実は日本の歴史には、「殿様・大名と同じ名字を名乗るのは遠慮する(避ける)」という暗黙の了解がありました。


実際に現在の名字ランキングでも、室町時代の守護大名の名前はありません。




その後の有名どころでも、田中、渡辺、加藤ぐらい




あまりに大出世して天下を取ったり、有名な大名(殿様)になったりしてしまうと、家臣や一般の庶民はその名字を恐れ多くて名乗れなくなってしまうのです。



実際に森岡先生の調査によると……

「足利(あしかが)」(室町幕府の将軍):現在のランキング3,636位


「徳川(とくがわ)」(江戸幕府の将軍):現在のランキング5,587位


このように、歴史上でトップに君臨した殿様の名字は、現在ではかなり珍しい少数派になっています。


その点、佐藤さんは歴史の中で「トップを張るまではいかない、ほどほどの立場(権力者ではあるけれど殿様にはならないポジション)」をキープし続けました。


そのため、周りから遠慮されることもなく、親しみやすい名字として全国に広がっていったのです!



東北で「佐藤さん分家し放題」のフィーバーが到来!

「ほどほどの出世」に加えて、佐藤さんが爆発的に増えたもう一つの大きな理由が「東北地方での分家ラッシュ」です。


佐藤さんは青森県を除く東北・北海道エリアで、軒並み名字ランキング第1位を獲得しています。




なんと、秋田県では県民の約8%が佐藤さん!




名字を広めるには、本家から新しい家を立ち上げる「分家」が必要ですが、そのためには広い土地と十分な財産が必要でした。


佐藤一族は平安時代の権力者・藤原氏の血を引いていたため、東北に移住したあとも地域をまとめる有力者として豊かな土地を所有していました。





さらに、当時の北日本は広大な未開拓地が多かったため、まさに「土地持ちの佐藤さんたちが分家し放題」という環境が整っていたのです。


こうして東北を中心に、佐藤さんの大ファミリーが全国へ形成されていきました。



【おまけ】県名と関係なさそうな「ご当地名字」の意外なトリビア

番組の最後には、森岡先生による「県名と関係ないのに、なぜかその県に多い名字」も紹介されました!



1. 「香川さん」は香川県に多いけれど……ルーツは神奈川県!?

香川県に一番多い「香川さん」。ですが、お名前のルーツは香川県ではなく神奈川県茅ヶ崎市!




かつて茅ヶ崎周辺にあった「香川村」に住んでいた武士が名乗り始め、戦国時代に香川県エリアへ移り住んで大きな勢力になったそうです。



2. 「甲斐さん」は九州に多いけれど……ルーツは山梨県!?

宮崎・大分・熊本に多い「甲斐さん」。


甲斐といえば山梨県(甲斐の国)ですが、14世紀頃に九州の一族が一時的に山梨を治めた際、甲斐と名乗り始めました。




その後、その一族が九州へ戻ってきたため、九州で甲斐さんが増えたという歴史があります。



まとめ:歴史と人々の暮らしがつないだ「佐藤さん」の物語

日本で一番多い「佐藤さん」の裏側には、藤原氏から続く格式高さと、殿様にならなかった「絶妙な親しみやすさ」、そして東北の広い大地が合わさった奇跡の歴史ドラマがありました。



周りにいる佐藤さんや、ご自身の名字の由来を調べてみると、古代から続く意外な歴史のつながりが見えてきて面白いですね!



結論


というわけで、


「なんで日本で佐藤さんが一番多いの?」は、


「佐藤さんたちがほどほどに出世したから」


でした。




解説してくれたのは


名字研究家の森岡浩さん。

森岡 浩(もりおか ひろし、1961年4月10日 – )は、日本の姓氏・野球史研究家。日本文藝家協会所属[1]。

来歴
高知県高知市生まれ。土佐中学校・高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部卒業[1]。中学生の頃、近隣に同じ名前を持つ住人が集まる地域があり、電話帳で調べたことが名字に興味を持つきっかけとなる[2]。大学在学中から日本人の名字に関して独学で研究を始める。また、高校野球に重心を置いた野球史の研究も行う[1]。

名字関連の書籍や名字辞典には記載されているものの、実在しない名字の総称として幽霊名字を提唱している[3]。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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