今回はチコちゃんに叱られる! ▽なぜ革ジャン▽鳥のウンチの謎▽バナナの不思議 初回放送日NHK総合テレビジョン10月2日(金)を紹介。
なんで鳥のフン(ウンチ)は白いの?

なんで鳥のフン(ウンチ)は白いの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、動物好きなステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「なんで鳥のフン(ウンチ)は白いの?」
チコちゃんの答えは、「卵の中でヒナがオシッコ出来るようにするため。」
卵の中でヒナがオシッコ出来るようにするため
【生き物の不思議】なんで鳥のフンは白い?実はウンチじゃなかった!?卵の中でヒナを守る「命のリレー」の謎
車やベランダに落ちている鳥のフン。
「なんであんなに絵の具みたいに真っ白なんだろう?」
「食べたものによって色が変わりそうなのに、いつも白いのはなぜ?」
そんな身近な疑問を『チコちゃんに叱られる!』がズバッと解決!
解説を担当した東京都市大学の北村亘教授によると、そこには鳥が卵の中で生き延びるための凄まじい体の仕組みが隠されていました。
今回は、知れば人に話したくなる「鳥のフンの真実」をたっぷりお届けします!
チコちゃんの答え:卵の中でヒナがオシッコ出来るようにするため!
チコちゃんが教えてくれた答えはこちら。
「鳥のフンが白いのは、卵の中でヒナがオシッコ出来るようにするため!」
えっ、フンの話なのに「オシッコ」でしかも「卵の中」……?
一見するとピンとこないかもしれませんが、順を追って見ていくと納得の理由が分かります。
衝撃事実!私たちがみている「白いやつ」はフンじゃなくて〇〇
まず最初に知っておきたい衝撃の事実があります。
私たちが普段「鳥のフン」と呼んでいるあの物体、実はウンチとオシッコが混ざったものなんです!
鳥のフンをよく観察してみると、白いドロッとした液体の中に、黒や緑のつぶつぶが混ざっていますよね。
白いドロドロ = オシッコ
黒や茶色の粒 = ウンチ
人間と違って、鳥は出口(総排泄腔:そうはいせつこう)がひとつしかありません。
そのため、腎臓で作られたオシッコと腸で作られたウンチが途中で合流し、一気に同時に排出されるのです。
なぜ鳥のオシッコは白い?「尿素」と「尿酸」の大きな違い
では、なぜ鳥のオシッコはサラサラの透明ではなく、白いドロドロなのでしょうか?
その理由は、体内で発生する毒素(アンモニア)の変え方にあります。
項目 人間(哺乳類) 鳥類
毒素の変換 尿素(にょうそ) 尿酸(にょうさん)
水への溶けやすさ 水に溶けやすい 水に溶けにくい
排出の形 液体のオシッコ 白い結晶状のドロドロ
人間は毒性の強いアンモニアを肝臓で「尿素」に変えます。
尿素は水に溶けやすいため、たっぷりの水分と一緒に液体のオシッコとして排出されます。
一方、鳥はアンモニアを「尿酸」に変えます。
尿酸は水に非常に溶けにくく、結晶化して白いペースト状になります。
これが「白いフン」の正体です!
ここが本番!「卵の中」で命を守るトイレシステム
なぜ鳥はわざわざ水に溶けにくい「尿酸」を作るように進化したのでしょうか?
それこそが、今回の最大のキーポイントです。
人間の赤ちゃんはお母さんのお腹の中でへその緒を通じ、栄養をもらったり老廃物を捨てたりできます。
しかし、鳥の赤ちゃんは硬いカラで覆われた「卵」の中で育ちます。
卵の中のヒナも、生きている以上はもちろんオシッコをします。
卵の中には「尿膜(にょうまく)」という簡易トイレのような袋があり、ヒナはそこに排泄物を溜めていきます。
ここで想像してみてください。
もし鳥のオシッコが、人間と同じ「水に溶けやすい尿素」だったらどうなるでしょう?
卵の中は水分で満たされています。
水に溶けやすい尿素だと、せっかく尿膜に溜めても水分に溶け出して卵全体に広がってしまいます。
さらに恐ろしいことに、尿素は時間が経つと有毒なアンモニアに逆戻りしてしまう性質があるのです!
これではヒナが孵化する前に毒で死んでしまいます。
そこで鳥は、「水に絶対に溶けない尿酸」を排出する体を手に入れました。
尿酸なら水に溶け出さず、固まったまま尿膜の中に安全に留めておけます。
生まれた直後の卵の殻を割って覗くと、尿膜に溜まった白い尿酸の塊が残っているのが観察できるそうです。
まさに、命を守るための奇跡の適応ですね!
鳥だけじゃない!「白いフン」をする意外な動物たち
番組では最後に、鳥以外にも「白いフン」をする意外な生き物が紹介されました。
ハイエナ
ライオンなどが残した「獲物の骨」まで噛み砕いて食べるため、骨のカルシウム分がそのまま排出されて白いフンになります。
アオブダイ(魚)
サンゴに付着した海藻が大好物。
頑丈な歯でカルシウムたっぷりのサンゴごと噛み砕いて食べるため、フンが真っ白になります。
なんとアオブダイ1匹が1年間に排出するサンゴの粉は約1トン!
四国の一部の美しい白砂は、実はアオブダイのフンでできているという驚きの説もあるほどです。
まとめ:
一滴の白いフンに込められた生命の神秘街中で鳥のフンを見かけると少し困ってしまいますが、あの「白さ」は鳥が卵の中で無事に生まれ育つために獲得した、命の知恵そのものでした。
白と黒の混ざりものは「オシッコ+ウンチ」白いのは水に溶けない「尿酸」尿酸のおかげで、卵の中で毒が回らず安全に育てる!
次に白いフンを見かけたときは、鳥たちの進化の凄さにちょっとだけ思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
結論
というわけで、
「なんで鳥のフン(ウンチ)は白いの?」は、
「卵の中でヒナがオシッコ出来るようにするため」
でした。
解説してくれたのは
東京都市大学の北村亘教授。
所属
環境学部 環境創生学科
大学院環境情報学研究科 環境情報学専攻
職名
教授
学歴
国際基督教大学教養学部理学科 2003年 卒業
東京大学農学生命科学研究科生圏システム学専攻博士 2011年 修了
学位
博士(農学) 東京大学 2011年
(大学HPより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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