今回はチコちゃんに叱られる! ▽1+1の+▽ハロウィーンの謎▽バーコードの謎 初回放送日NHK総合テレビジョン10月16日(金)を紹介。
1+1の「+」はなんでこの形なの?

1+1の「+」はなんでこの形なの?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、計算が得意そうなステキな大人ってだーれ?」
チコちゃん「1+1の「+」はなんでこの形なの?」
チコちゃんの答えは、「etを速く書いたから。」
etを速く書いたから
【記号の雑学】なんで足し算の「+」はこの形なの?理由は「et」を速く書いたから!?「ー」「×」「÷」の歴史とニュートンの意外なケンカ
私たちが小学校で最初に習う「+(たす)」の記号。
「なぜ横棒と縦棒が交差した形をしているんだろう?」
「昔から世界共通でこの形だったのかな?」
そう思ったことはありませんか?
先日の『チコちゃんに叱られる!』では、東洋大学の小山信也教授がその起源をわかりやすく解明してくれました!
なんと、最大の理由は「ラテン語の『et』を速く書いたから」だったのです。
今回は、足し算の記号の誕生秘話から、「ー」「×」「÷」に隠された世界の数学者たちのドラマまでたっぷりお届けします!
チコちゃんの答え:etを速く書いたから!
番組で発表された気になる答えはこちら!
「『+』がこの形なのは、et(エト)を速く書いたから!」
もともと何千年も前の世界では、国ごとに数学者が独自のルールで計算式を書いていました。
かつてヨーロッパでは、ラテン語で「1と1は2」を意味する「1 et 1 sunt 2」と文字で書いていたのです。
「et(エト)」は日本語で「〜と〜」を意味する言葉です。
しかし、15世紀半ばに「大航海時代」がやってきます。
航海距離の計算や、貿易でのお金・商品の計算をする機会が急激に増えました。
すると、人々は「もっと速く計算式を書きたい!」と考えます。
そこで「et」を崩して書くようになり、やがて「t」だけに変化。
アルファベットの「t」と区別するために横棒を長く書いているうちに、「+」の形になったのです!
1489年にヨハネス・ヴィトマンが書いた算術書で
世界で初めて「+」が印刷され、世界中へ広まっていきました。
引き算の「ー」は「省略記号」の残りカスだった!?
足し算とセットで覚える「ー(ひく)」の記号。
こちらの起源は、ドイツ語の「Minus(ミーヌス)」にあります。
当時は紙が非常に高価で貴重な時代でした。
そのため、文字をできるだけ省略して書く文化が存在したのです。
そこで「Minus」と書く代わりに、Mの上に「ー」を書いて「ここから後ろの文字は省略」という目印にしました。
時代が流れるにつれて文字のMが消え、上の「ー」だけが残った結果、現在の引き算の記号になったのです!
掛け算の「×」が流行らなかった理由とライプニッツの怒り
掛け算の「×(かける)」は、1631年にイギリスの数学者ウィリアム・オートレッドの著書で初めて使われました。
由来には「十字架を斜めにした」「スコットランドの国旗」など諸説あります。
しかし、この「×」は当時のヨーロッパであまり流行しませんでした。
理由は簡単で、アルファベットの「x(エックス)」と形がそっくりで見分けがつかなかったからです!
有名なドイツの数学者ゴットフリート・ライプニッツも手紙にこう書いています。
「xに似ているから嫌いだ。ただの『・(ドット)』を数字の間に挟む」
そのため、現代でもヨーロッパの学校や論文では「×」ではなく「・」で掛け算を表すのが一般的なのです。
割り算の「÷」をめぐるライバル対立!「÷」「:」「/」の分裂
割り算の「÷(わる)」は、1659年にスイスの数学者ヨハン・ハインリッヒ・ラーンが考案しました。
分数の形(上が分子、下が分母)を抽象化してデザインした記号です。
あの有名な万有引力の法則で知られるニュートンも「÷」を好んで使いました。
しかし、ここで大問題が発生します!
当時、ニュートンと「微分積分をどちらが先に発見したか」で大ケンカをしていた宿敵ライプニッツです。
ライバルのニュートンが愛用する「÷」が許せなかったライプニッツは、代わりに「:」での割り算表記を提唱!
さらに現在パソコンなどでよく使う「/(スラッシュ)」も広まりました。
天才たちの仲の悪さが原因で、割り算の記号は国によってバラバラになってしまったのです。
日本に計算記号がやってきたのはいつ?
江戸時代までの日本は「算額」などに代表される和算の文化があり、漢数字などで計算をしていました。
現在使っている「+」「ー」「×」「÷」が日本に入ってきたのは明治時代です。
西洋の近代教育を取り入れる際、主にイギリスから計算記号が導入されました。
そのため、イギリスやアメリカで主流だった「÷」の記号が、そのまま日本の小学校で教えられるようになったのです。
まとめ:記号の形には人類の工夫とドラマが詰まっていた!
普段当たり前に使っている「+」や「ー」の記号。
そこには、文字を速く書くための工夫や、天才数学者たちのプライドをかけたドラマが隠されていました。
「+」はラテン語「et」を速く崩して書いた形!
「ー」は文字を節約するための「省略記号」が残ったもの!
「×」は「x」と見分けがつかず、ヨーロッパでは「・」が主流!
「÷」はニュートンとライプニッツのケンカで世界ごとに分裂した!
次に計算をするときは、ぜひ昔の数学者たちの工夫に思いを馳せてみてくださいね!
結論
というわけで、
「1+1の「+」はなんでこの形なの?」は、
「etを速く書いたから」
でした。
解説してくれたのは
東洋大学の小山信也教授。
小山 信也(こやま しんや、1962年[1]5月7日[2] – )は、日本の数学者。新潟県[1]新潟市[2]生まれ。東京大学理学部数学科卒業[1]。東京工業大学大学院理工学研究科数学専攻修士課程修了[1]。博士(理学)(慶應義塾大学・1994年)。東洋大学理工学部教授[1]。専門は数学、整数論、ゼータ関数論、数論的量子カオス、量子エルゴード性など[1]。
業績
数論的多様体のセルバーグ・ゼータ関数が、ラプラシアンの行列式によって表されることを証明した[3]。
ビアンキ多様体のマース波動形式の L∞-ノルムに対する評価を改良した[4]。
ピカール多様体に対する素測地線定理の誤差項を改良した[5]。
ジャッケ・ラングランズ対応の像を決定し、その応用として数論的コンパクト面の素測地線定理を改善した[6]。
ヘッケL関数の量指標アスペクトに関する凸評価を改善した。
ヘッケL関数の普遍性を、量指標アスペクトに関して証明した(見正秀彦との共同研究)[7]。
アイゼンシュタイン級数の量子エルゴード性を、ビアンキ多様体に対して証明した[8]。
量子エルゴード性のレベル・アスペクトが成立することを発見し、証明した[9]。
絶対ゼータ関数を定義し、基本的な諸性質を証明した(黒川信重、Anton Deitmarとの共同研究)[10]。
多重ゼータ関数のオイラー積表示などいくつかの実例を計算した(黒川信重との共同研究)[11]。
一般化された置換のゼータ関数の行列式表示を与えた(中島さち子との共同研究)[12]。
セルバーグ・ゼータ関数のオイラー積の収束性を、臨界領域内で初めて証明した(金子生弥との共同研究)。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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