サイトアイコン チコちゃんに叱られる!

鏡で左右逆に見えるのは人それぞれの考え方、上下前後が決まって左右が決まり鏡は前後はひっくりかえるから。

今回は、2018年10月19日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。


なぜ鏡は、左右逆に見える?




たしかに、上下はさかさまでないのに、左右は逆ですよね。


でも、後ろから来る車をバックミラーで見たときは逆じゃない。


なぜなんだろう?





なぜ鏡は、左右逆に見える?


本日の3問目。


にらめっこの後の笑って始まるパターン。


ちこちゃん「鏡をしょっちゅう見てそうないかした大人ってだーれ?」ということで、泉谷さんが回答者に。


大きな鏡がスタジオに運ばれます。


そして塚原アナから泉谷さんにりんごが手渡されます。


泉谷さん「食えって言うんですか?」


チコちゃん「どっちかの手で持って。」


右手にりんごを持った泉谷さん。


鏡の中にりんごをもった泉谷さんが映っています。


チコちゃん「なぜ鏡は左右逆に見える?」


泉谷さん「なんで??」


チコちゃん「左右が逆に見えるのはなんで?」


泉谷さん「だからさ。光の具合で。。。」


チコちゃん「上下が逆にならない理由は?」


パニック気味の泉谷さん。


泉谷さん「二次元だから。」


というわけで、正解にいたらず、叱られちゃいました。


チコちゃんの答えは、


「分からない」


岡村さん「出たね!久しぶりにチコちゃん。これまた! 答え無いやつ出した!」


中川さん「まじでっ!」


チコちゃん「「分からない」って事が分かってるの。」


シーン。



(人それぞれの考え方なので)わからない。


解説してくれたのは法政大学文学部心理学科の吉村浩一教授。


鏡が左右逆に映る理由は未だにはっきりとした答えが出ていないとのこと。


この鏡が左右逆になる理由については哲学者のプラトンも取り組んだ疑問。





それでも答えには辿りつかず、2000年以上も謎のままの疑問。


ちなみに鏡が左右逆に見える謎は、頭がいい人ほど分からなくなるとのこと。



物理学の先生が鏡について説明


解説してくれるのは青山学院大学の講師、理学博士の小谷太郎博士。


出た光が鏡の面に反射して返って来て、その光を目が捉えるので自分の前に自分が立っているかのように見えます。





鏡の中に映る自分が挙げている手を右と答えたり、左と答えたりと実は解釈は人によってバラバラ。






これは、その人それぞれの心理学的な問題とのこと。


鏡の中の自分が右手を挙げているか、左手を挙げているか




結構、意見はばらばらです。



何を基準に私たちは右・左を決めているのか


前後も上下も揃って初めて、左右と言う概念が生まれるそう。


前後とは物の前と後ろ、上下とは物の上の下。





国語辞典(広辞苑)には「左」という用語の説明として「南に向いて立って東側が左である」


この説明文の「南を向く」という事は「人の前側を南に向ける事」で、これで前後が明確に。


次に「立つ」という事は「頭が上で足が下」を指しており、これで上下がきまります。


前後と上下という2つの条件があって初めて左右が決まるとのこと。





左右が決まらないものの例


無地で円形のお茶碗






お茶碗は上側と下側があるので、上下が区別できます。


でもこの場合は前後はないので左右が決まらない。


上下の条件は満たしても、前後の条件が揃わないので左右を決める事が出来ないとのこと。


だから鏡にうつしても左右逆になったと感じないそう。


鉛筆


鉛筆の場合、文字を書く方を前、反対側を後ろと区別可能。





しかし、上下が決めれない。


そのため、この場合も左右が決まりません。


だから鏡にうつしても左右逆になったと感じないとのこと。


人間の体は?


お腹側が前で背中側が後ろ、頭が上で足が下と前後上下が決まります。





鏡に映った右手を左手だと思う理由は、


鏡の世界の自分は上下は入れ替わっていないが、前後に関してはひっくり返っているから。





ナレーション「右手にリンゴを持って鏡の前に立ちます。鏡の中の自分がリンゴを持っている手。あの手はリンゴを持っているのですから間違いなく右手のはずです。ところが私たちは鏡の中の人物は左手でリンゴを持っているように見えてしまいがちです。」


前後・上下の2つの条件がそろって初めて左右が決まります。





鏡では前後が逆になるので左右が逆になっているように感じるそう。





前後が逆になったので、左右が逆に感じる人もいるとのこと。





でも、これは、人それぞれで感じ方が違うとのこと。


例外


これが当てはまらない場合があるそう。


車の中のバックミラー内に映る後続車。





右ウィンカーを出して車線変更をしても、そのまま右に行ったと感じます。


鏡の中で右手が左手に見えるなら右ウィンカーは左ウィンカーに感じるはずですが、そうでないとのこと。


このようにシチュエーションによって左右を逆に思ったり、思わなかったり。


現状では、心理学的には誰もが納得出来る説明できないとのこと。


ナレーション「何が分からないのか分かりましたか?」


この辺は心の働き方の違いで全員が同じに感じるわけでないらしい。


結論


というわけで、


「なぜ鏡は、左右逆に見える?」は、


「(人それぞれの考え方なので)わからない。」


でした。



解説してくれたのは


解説してくれたのは、法政大学文学部心理学科の吉村浩一教授。


吉村浩一教授


吉村 浩一(よしむら ひろかず、1951年7月29日[1]- )は、認知心理学者、法政大学教授。 大阪市生まれ。1975年京都大学教育学部教育心理学専攻卒、80年同大学院博士課程満期退学。1989年「左右反転視の世界 知覚順応過程の実証的研究」で教育学博士。1980年京都大学教養部心理学教室助手、1983年金沢大学文学部専任講師、86年助教授、2000年明星大学人文学部教授、2003年法政大学文学部教授。知覚・認知心理学専攻。
(Wikipediaより)



法政大学


法政大学(ほうせいだいがく、英語: Hosei University)は、東京都千代田区富士見2-17-1に本部を置く日本の私立大学である。
1920年に設置された。
大学の略称は法大(ほうだい)、法政(ほうせい)。

法政大学は、1880年4月設立の東京法学社(のち東京法学校)[1] および1886年設立の東京仏学校を前身とする、私立総合大学である。明治初期の頃、近代国家にふさわしい制度づくりの必要性や、自由民権運動が高揚する時代背景などから、近代的な法治システムや権利義務等を教育する、フランス法系の私立法律学校として創設された。なお、現存する日本の私学の中では最古の法学部を有する[2]。また、1920年に大学令準拠の旧制私立大学に昇格した一校であり、東京六大学の一校としても知られる。現在では、15学部・大学院17研究科を抱える総合大学となっており、「スーパーグローバル大学」に選定されている[3]。創立者のほかに、初代教頭のギュスターヴ・エミール・ボアソナード (Gustave Émile Boissonade) と初代総理(総長)の梅謙次郎を学祖としている。

本部および多くの文系学部生が通う市ケ谷キャンパスは、東京都千代田区に位置する。旧江戸城外堀や皇居、北の丸公園、靖国神社付近に立地しており、都心の緑地に囲まれている。昭和後期に入ると郊外へとキャンパスを広げ、現在はサテライトキャンパスを除き、市ケ谷・小金井・多摩の都内3キャンパス体制となっている。

ランキング
大学志願者数ランキングでは、2017年・2018年に2位(東日本1位)[4][5]、後期日程を除くと2007年〜2014年・2016年に3位[6]、2017年・2018年に2位(東日本1位)となっている[7](法政大学は後期日程の入試を行っていない)。また、併願をカウントしない実志願者数でも2018年に2位となっている[8]。

Times Higher Educationによる世界的大企業のCEO(最高経営責任者)輩出ランキング2013において、世界の大学中第100位(日本国内の大学では第9位)と評価されている[9]。

グローバルなキャリア形成に力を入れており、国際教育プログラムとして独自の制度が用意されている。留学制度・海外派遣制度が充実しており、海外への留学生数は国内全大学中4位となっている[10]。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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