今回は、2019年1月4日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる！」お正月拡大版「大河ドラマ“いだてん”とコラボスペシャル」のお話。
なんでホコリは、灰色?
確かに、部屋の隅にある誇りはみんな灰色だよね。
なぜ、灰色なんだろう？
なんでホコリは、灰色?
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番お掃除している姿がかわいいステキな大人ってだーれ？」
ということで、綾瀬さんが指名され回答者に。
チコちゃん「お掃除は好き？」
綾瀬さん「はい。ほどほどに好きです。」
チコちゃん「ホコリの色はどんな色？」
綾瀬さん「白っぽいライトグレー。」
チコちゃん「日本語で言うと？」
綾瀬さん「薄い灰色。」
チコちゃん「薄いにこだわるわねぇ。」
チコちゃん「なんで、ホコリは灰色なの？」
綾瀬さん「ソファ、毛布、服が知らず知らずに舞っていてそれが基本的に灰色系。」
チコちゃん「えっ、、、」
岡村さん「部屋のもの全部灰色に統一してるの？」
綾瀬さん「いやいや違います。うちは白ですけど。」
綾瀬さん「白い毛に、空気中の汚れが混ざって灰色に見える。」
正解にいたらず、叱られちゃいました。
チコちゃんの答えは、いろんな色が混ざっているから。
岡村さん「いろんな色を混ぜたら最終的にグレーになるんや？絵の具とかも。」
阿部さん「絵の具のバケツ。」
綾瀬さん「確かに！」
いろんな色が混ざっているから
解説してくれたのは、ホコリ研究のエキスパート、土居陽子さん。
チコちゃん「どんな汚れもイ「チコ」ロよ。」とダジャレ。
ホコリの成分は、繊維くず 56.2%、砂埃 27.5%、毛髪 3%、食べ物 3.53%、その他 10%と、半分以上は繊維くず。
土井先生の上司「もっと笑顔にならんと。」
ナレーション「真面目な土居先生はかなり緊張していたようですが、お仲間の皆さんと協力し、自らセーターを着ては脱ぎ、着ては脱ぎを繰り返し検証実験を行ってくれました。」
床に溜まったホコリを集めてみると
灰色のほこり。
顕微鏡で拡大してみると、繊維くずの色は赤・黄色・白とカラフル。
ではなぜ灰色に見えるのか？
その理由は混色。
黄色と水色が細かく並んでいるチェック柄を遠くから眺めてみると緑色に。
同様にピンクと水色だと薄い紫色に。
細かい色が並びあっていると人間の目では識別が困難で網膜で色が混ざり合って別の色に見えるそう。
ホコリが灰色に見えるのもこの混色の原理。
色の基本要素は緑よりの青の「シアン」、赤紫の「マゼンタ」、「黄色」。
この3色で全ての色を作ることが出来ます。
言い換えれば、全ての色はシアン・マゼンタ・黄色で構成。
そしてこの3色を重ね合わせると灰色。
ありとあらゆる色が混ざり合うと灰色になるとのこと。
同様にホコリは様々な色の繊維が複雑に絡み合っているため、人間の目には灰色と認識されるそう。
本来は色鮮やかなはずなのに灰色に見えてしまうホコリ。
ナレーション「その悲しき一生とは？」
チコちゃん「ごゆっくりご覧ください。」
NHKひとり舞台：タイトルは「埃の告白」
女優の木村多江さんの一人舞台。
スポットライトの中の朗読劇。
ホコリ(木村さん)「私は・・・ホコリ。」
繊維くずが床に溜まった後、人間の動きによって空気の対流が生まれ、ホコリは徐々に部屋の隅に。
ホコリ「ちょっと～！あなたたちが動くとコッチは隅に追いやられるのよ～！」
ホコリ「この白い繊維、あなたが5歳の時、お父さんが買ってくれたうさぎのぬいぐるみのモノね。」
ホコリ「他にもいろいろな色があるけれど、私も元に集まると・・・。」
こんもりとした灰色のホコリ
ホコリ「はっ、また来たわ！天敵のロボット掃除機。あぁ～。次々と仲間が吸い込まれていく！角は苦手なハズだったのに～！」
ホコリ「えっ、平日なのに姑？誤解しないでたまたまお掃除が出来ていないだけ、彼女だって忙しいのよ。悪いのは私、私が溜まってしまったばっかりに。灰色なばっかりに。」
ホコリ「そして迎えた年末の大掃除。覚悟は出来てるわ！聞こえてくる！あの音はボーナスで買った吸引力の強いサイクロン式の掃除機！」
ホコリ「気にする事は無いのよ？私の体はあなたの洋服の繊維くずや髪の毛で出来ている。そう。私はあなたの分身。」
ホコリ「あなたなのよ。私はあなた。あなたは私。私はあなた、あぁ～！」
最後は、掃除機に吸い込まれれて、ゴミ箱へ。
ホコリ「私は、ホコリ。あなたの健康のためにも消えて方がいいのよね？」
バッタリと倒れて終了。
結論
というわけで、
「なんでホコリは、灰色?」は、
「いろんな色が混ざっているから」
でした。
解説してくれたのは
ホコリ研究のエキスパート、土居陽子さん
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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