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エイプリルフールってなに?→時代遅れの人たちをからかう日。1年をキリスト教の祝日スタートに変更し戻したことで大混乱

今回は、2019年3月22日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」春の拡大SPのお話。


なんで4月1日はウソをついていい日になったの?





そういえば、疑問に思ったことなかったですね。


誰が始めたんだろう?





エイプリルフールってなに?


本日の2問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で、ウソをつくのが苦手なステキな大人ってだーれ?」


というわけで国分さんが回答者に。


チコちゃん「なんで4月1日はウソをついていい日になったの?」


国分さん「偉い人が大きなウソをついた日。」


チコちゃん「その偉い人って誰?」


国分さん「ザビエル!」


チコちゃん「ザビエル!ボーっと生きてんじゃねーよ!」


チコちゃん「広末!」


広末さん「モハメド・アリ?」


岡村さん「蝶のように舞い蜂のように刺す?」


チコちゃん「蝶のように舞ってんじゃねーよ!」


街頭インタビューでも正解なし。


チコちゃんの答えは、「時代遅れの人たちをからかう日」


どういうこと???




時代遅れの人たちをからかう日


解説してくれたのは、早稲田大学の堀越宏一教授。


フランスが1年の始まりを1月1日と決めなおしました。


その時に、その新しい風習に馴染めなかった時代遅れの人たちをからかったのがエイプリルフールの起源とのこと。



元々は、1年の始まりは1月1日


紀元前1世紀頃の古代ローマで、1年の始まりは1月1日に決められました。





しかし、9世紀頃のローマ・カトリック教会は、「1年をキリスト教の祝日スタートに変更しなさい」という命令。





当時、暦や時間は神様が決めるものとされており、教会がこれを決めるのは当然。


さて、国を挙げてキリスト教を信仰していたフランス。


命令通りに1年の始まりは1月1日からキリスト教の祝日スタートに変更する事に。


ところが、どの祝日をスタートにするのかフランス国内でも地域によってバラバラに。





ある地域では、キリスト教の誕生を祝う12月25日(クリスマス)。


また、ある地域では、3月下旬~4月下旬の復活祭だったり、3月25日の受胎告知の日だったり。


そんな暦が500年も続きました。


しかし、ヴァロア朝第12代フランス国王シャルル9世からあるお達しが。


「1年を1月1日スタートに戻しなさい」





こうして1年の始まりは1月1日へ。


ところがフランス全土に広まるのが遅れたため、それまでの祝日を元に新年を祝い続ける人々が。



どうしてエープリルフールがうまれた?


そこで生まれたのが、一年の始まりはキリスト経の祝日だと思っている人に、ある贈り物をするという風習。





新年の挨拶と見せかけて、嘘であると通知する嘘の新年の手紙や、嘘のお祝い付きのプレゼントで時代遅れの人たちをからかうように。





この事から復活祭や受胎告知の日が近くキリのいい4月1日に新年を祝うという嘘を言い合う事が恒例に。





そこから4月1日は嘘をついても良い日=エイプリルフールへと変化。



実は、エイプリルフールの起源にはいろいろな説があって調べれば調べるほど本当のことが分からなくなるそう。



エイプリルフールの起源について諸説


4月の魚説






4月にはサバが「バカみたいに」沢山釣れる。


だまされるバカな人→「4月の魚」と呼ぶように。


そこから4月になった時に、誰かを騙す風習が出来たという説。



魚にだまされた説






4月1日は漁の解禁日。


魚が釣れずに「魚にだまされた」→だまされる日になったという説。



ちなみに、エイプリルフールと魚を結びつけることが多いというフランス。


4月1日に魚の形に切った紙をバレないように背中に貼り付けるという遊びがあるそう。





その他






いろいろな説があるとのこと。


イギリスの公共放送のBBC


現代も世界中でネタになることの多いエイプリルフール。


イギリスの公共放送のBBCは毎年エイプリルフールキャンペーン。


・2008年4月1日のエイプリルフールでは「空を飛ぶ新種のペンギンが発見された」





・1957年の4月1日にはスパゲッティが木からなっているというニュース。





当時、イギリスでスパゲッティはあまり知られていない存在。


信じてしまう人が続出して、BBCへ「自分も育ててみたい」と電話が殺到。


その問いにBBC側は「スパゲッティの小枝をトマトソース缶に差して祈ってください。」と返答したとのこと。



結論


というわけで、


「エイプリルフールってなに?」は、


「時代遅れの人たちをからかう日」


でした。



解説してくれたのは


早稲田大学の堀越宏一教授。


堀越宏一教授


堀越 宏一(ほりこし こういち、1957年 – )は、西洋史学者、早稲田大学教授。

1981年東京大学文学部卒、92年同大学院西洋史博士課程満期退学、1992年ナンシー第二大学大学院人文科学研究科歴史学専攻修了、博士号取得。1993年川村学園女子大学文学部助教授、1996年東洋大学文学部専任講師、98年助教授、2005年教授、2012年早稲田大学教育学部教授[1]。
(Wikipediaより)




早稲田大学


早稲田大学(わせだだいがく、英語: Waseda University)は、東京都新宿区戸塚町一丁目104番地に本部を置く日本の私立大学である。1920年に設置された。大学の略称は早稲田(わせだ)、早大(そうだい)。

江戸時代末期の蘭学校である北門義塾(柳田藤吉の創設)が明治5年に閉校。その隣地に、意思を受継いだ大隈重信が明治十四年の政変による下野後に設立した東京専門学校を前身とする。日本の私立大学では慶應義塾大学(「早慶」の慶)などと共に最も古い段階で大学令に基づく大学となった(詳しくは旧制大学参照)。2011年時点で、10の学術院のもと13学部・21研究科(大学院)を設置している。国際交流が盛んで、特にアジアからの外国人留学生が多い。 大隈重信が明治を代表する政治家であり、イギリス流の政治経済学を中心とする大学をモデルに設計されていることから、政治経済学部を中心に政界・財界に多くの逸材を輩出しているのをはじめとして、研究、法曹、文学、理工学などや、出版、新聞などの分野でも国内外を問わず多くの卒業生が活躍している。英国の教育専門誌『タイムズ・ハイアー・エデュケーション』による2017年の日本版ランキングでは、私大1位に認定された[1]。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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