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なんで4月1日生まれは1つ上の学年になるの?→2月29日生まれの人のため。歳は誕生日前日と当日の瞬間に取る。そうしないと4年に一度しか歳が取れない人がでてくるから。

今回は、2019年3月22日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」春の拡大SPのお話。


なんで4月1日生まれは1つ上の学年になるの?





これも、昔から不思議だったんですよねぇ。


なぜなんだろう?





なんで4月1日生まれは1つ上の学年になるの?


本日の3問目。


チコちゃんと岡村さんは、笑いながら開始。


チコちゃん「春です。」


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で、一番いつまでもお若いステキな大人ってだーれ?」


岡村さん「さっきはすいません。おかきとか言ってしまってすいません。」


岡村さんが謝りながら高畑さんを回答者に指名。


チコちゃん「お誕生日はいつ?」など、いくつかのやり取り。


チコちゃん「なんで4月1日生まれは一つ上の学年になるの?」


高畑さん「お腹の中にいた期間を考慮して。」


高畑さん「わ、わかりません。」


チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


高畑さん「言われたかった。ちょっと。」


チコちゃん「広末!」


広末さん「4月2日から、、、、何かが始まるから?」


高畑さん「市役所が?」


岡村さん「市役所が動き出す?」


国分さん「市役所ずっと動いてる気がするけど。」


街頭インタビューでも、正解なし。


カメラは4月1日生まれという方の元へ。


待っていたのは桑田真澄さん。


生年月日は1968年4月1日生まれ。


甲子園でKKコンビとして清原和博と共に活躍し、後にプロ野球選手としても長年活躍。


桑田さん「子どもの頃はすごくハンデありましたよ。小学校入学した時はすごく体格の差を感じましたし。勉強は全く理解力が違うので。何度か母親に「なんで前の学年に行かなきゃいけないんだ?」って言った事はありますね。」


そこでチコちゃんの疑問を桑田さんに。


桑田さん「どうしてだろう?ってずっと思ってましたけどね。あんまり考えた事ないですね。」


出張用チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」






桑田さん「ははは!ボーっと生きてるわけじゃなくて、もうそれは変えられないので現状を受け入れて、これから何ができるかっていう事を考えて生きて来たという事ですね。」


チコちゃん「そんな真面目に返されても。」


チコちゃんの答えは、「2月29日生まれの人のため。」


桑田さん「はいはいはい。そういうこと、、、ん?」


どういうこと?



2月29日生まれの人のため


解説してくれたのは、立正大学の長島弘准教授。


小学1年生は満6歳から入学する事に規定。


では、いつ満6歳になるのか?


日本の法律では、誕生日の前の日の最後の瞬間に歳を取ると規定。





正確に言うと前の日の23:59から24:00になる最後の瞬間。


あくまで「前の日」に年齢が加算。


そして学校教育法では、満6歳になった次の日以降の4月1日から入学と規定。


つまり、4月1日生まれの人は3月31日に歳を取り、満6歳になった直後の4月1日から入学。





4月2日生まれの人は4月1日の最後の瞬間に満6歳になるので、6歳になった次の日以降の最初の4月1日。






1年後の4月1日に入学となるそう。



なぜ、前日の最後の瞬間に歳を取ることに?


逆に、誕生日の当日に歳を取ると具合が悪い場合があります。


2月29日生まれの人。


当日に歳をとるという事になると4年に1度しか歳を取れない(2月29日は4年に一回しかないので)。


1968年2月29日生まれの飯島直子さんは現在12歳。





いきものがかりの吉岡聖恵さんは1984年2月29日生まれなので今8歳。


2月28日は毎年あるので、前日に歳を取るとしておかないとつじつまが合わない。




応答する日がないときは、その月の末日に満了するという決まり。





そのため、4月1日生まれの人は、上の学年に組み込まれてしまうことに。


拡大解釈すれば2月29日生まれの人の為に、4月1日生まれの人が上の学年になることになってしまったとのこと。



結論


というわけで、


「なんで4月1日生まれは1つ上の学年になるの?」は、拡大解釈すれば、


「2月29日生まれの人のため」


でした。



桑田さんに改めて説明


桑田さん「いい勉強になりました。ありがとうございます。」


そこで、4月1日生まれについてインタビュー。


Q. 4月1日生まれで良かった?


桑田さん「僕は良かったと思ってますね。例えば甲子園の記録とか、(15歳で)最年少優勝投手とか、よく言われるKKも無かったと思いますし。清原が先輩だったら、、、大変なことになってたでしょうね。」


チコちゃん「ボヤかしたー!」


桑田さん「僕たちの時代は超縦社会ですから、野球辞めてたかも分かんないですね。」


桑田さん「もし4月2日生まれだったら間違いなくKKは無かったですし、僕もピッチャーとして大成出来なかったんじゃないかなと思いますけどね。母親のおかげと改めてこういうお話を聞かせていただいてね、2月29日生まれの方のおかげだと心から感謝したいなと思います。」



塚原アナから補足


厚生労働省に記録が残っている、「生まれた日付別 出生数ランキング」





過去36年のデータから出生日が多い日と少ない日を並べると、4月2日生まれは第2位という多さ、逆に4月1日生まれは360位。


長嶋先生「昔は、親御さんが4月1日生まれになるのを避ける為に4月2日に出生届を出していたのでは?」


(注:本来は認められない行為とのこと)



補足


生まれたその日に亡くなった場合に誕生日の前日に歳を取らないと年齢がカウントされないからという事情もあるとのこと。



解説してくれたのは


立正大学の長島弘准教授。


長島弘准教授。


ナガシマ ヒロシ HIROSHI NAGASHIMA
長島 弘
所属 法学部 法学科
職種 准教授

■ 現在の専門分野
公法学, 民事法学

学歴・取得学位
1. 1988/04~1990/03 横浜市立大学大学院 経営学研究科 修士課程修了 経営学修士
2. 1982/04~1987/03 中央大学 商学部 会計学科 卒業 商学士
(大学HPより)




立正大学


立正大学(りっしょうだいがく、英語: Rissho University)は、東京都品川区大崎4丁目2番16号に本部を置く日本の私立大学である。1924年に設置された。大学の略称は立正大、立正。

立正大学は、1580年に設立された日蓮宗僧侶の教育機関飯高檀林を淵源とする大学である。

建学の精神(校訓・理念・学是)
立正大学は日蓮教学のひとつ、すなわち立正(正しき教えを立て国と社会の安寧や和平のために尽くす)の精神に学ぶことを建学の理念とする。また立正精神は次の三つの誓いに現されている。

真実を求め至誠を捧げよう
正義を尊び邪悪を除こう
和平を願い人類に尽そう
大学の名称は日蓮の代表文書で文応元年7月16日(当時のユリウス暦で1260年8月24日、現在のグレゴリオ暦に換算すると1260年8月31日)に時の最高権力者にして先の執権(得宗)である北条時頼(鎌倉幕府第5代執権)に提出した『立正安国論』に由来する。日蓮が真の持経者として社会に貢献する生き方を実践できたのは、日本の柱・日本の眼目・日本の大船になるという若き日の誓願に基づく「三つの誓い」を立てたためであるということが、流罪地の佐渡で著した『開目抄』に表現されているとして、第16代学長の石橋湛山(後の第55代内閣総理大臣)が、これを現代風に言い換えたものを建学の精神としている。また建学の精神に基づき「モラリスト×エキスパートを育む」をブランドビジョンとして掲げており、この立正精神を体得し、時代に適応した知識と技術を修め、人類社会に寄与することを目標としている。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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