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なんで桜の下でどんちゃん騒ぎするの?→桜の木には田んぼの神様がいるから。春になると降りてきて開花、お供えのお酒を飲んじゃったから。。

今回は、2019年3月22日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」春の拡大SPのお話。


なんで桜の下でどんちゃん騒ぎするの?





花見の季節、確かに桜の木の下でどんちゃん騒ぎですね。


そのほかの木ではしないのに、なぜ桜だけ?





なんで桜の下でどんちゃん騒ぎするの?


本日の4問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、花を愛でるのが風流な大人ってだーれ?」


ということで、岡村さんが立候補。


チコちゃんが岡村さんに、お花見について質問し、切り出します。


チコちゃん「なんで桜の下でどんちゃん騒ぎするの?」


岡村さん「桜の花の下で踊る風習があり、それが現代のお花見に通じている。」


チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


と叱られちゃいました。


居酒屋さんでインタビューするも正解なし。


チコちゃんの答えは、「チコちゃんの答えは、桜の木には田んぼの神様がいるから。」


岡村さん「それは無理だ。」



桜の木には田んぼの神様がいるから


解説してくれたのは、江戸川大学の斗鬼正一教授。


古来から農耕民族として暮らして来た日本人。


特に稲作を中心に生活。


その中で、最も重要なのは田植えの時期がいつなのか?


田植えには気温が15℃以上である事が必要。





10℃以下で田植えをしてしまうと稲が育たない。


そこで、毎年春に温かくなると咲き始める桜を目印にして田植えの時期を決めていたとのこと。





桜の開花と田んぼの神様の関係性について


昔は、毎年春になると田んぼの神様が山から降りて来て豊作に導いてくれると信じられていた。


その神様が降りて来た印が、桜などの春の花々の開花と考えられていた。





そこで、桜が開花すると桜の木の下に酒などをお供え。





そして田んぼの神様を歓迎する儀式。


そこで、お供えしたお酒を誰かが飲み始めてしまい、いつしかどんちゃん騒ぎに。





これが、現代のお花見の始まり。


桜という名前にも田んぼの神様との関係性が


「サ」が「田の神様」、「クラ」が「神様が座る場所」という説。


田んぼに植える苗を早苗(さなえ)。





稲を植える女性を早乙女(さおとめ)。



「クラ」は座と書きます。





神様が座る場所とされる岩座(いわくら)






朝廷の儀式に使われる高御座(たかみくら)。




結論


というわけで、


「なんで桜の下でどんちゃん騒ぎするの?」は、


「桜の木には田んぼの神様がいるから」


でした。


(注)花見の起源は、貴族の文化が発祥とする説もあるとのこと。



解説してくれたのは


江戸川大学の斗鬼正一教授。


斗鬼正一教授。


斗鬼 正一(とき まさかず、1950年(昭和25年) – )は、日本の文化人類学者。専門は都市人類学、地域研究。江戸川大学社会学部現代社会学科文化人類学・民俗学コース教授。明治大学文学部講師。明治大学大学院講師。  日本テレビ「世界一受けたい授業」「月曜から夜ふかし」「ZIP」「Nスタ」、テレビ朝日「Qさま」「相葉マナブ」「モーニングバード」、TBSテレビ「アイアム冒険少年」、テレビ東京「所さんの世界のビックリ村」、フジテレビ「リアルスコープハイパー」などのテレビ番組、「週刊女性」などの雑誌、新聞書評で、日本、世界の文化に関する解説、論評多数。

経歴
神奈川県鎌倉市生まれ。1969年神奈川県立横浜翠嵐高等学校卒業、1973年明治大学政治経済学部経済学科卒業、1979年アテネフランセ英語科卒業、1975年明治大学大学院修士課程修了、1984年明治大学大学院博士後期課程単位取得満期退学、1982年研数学館講師、1987年江戸川女子短期大学講師、1990年江戸川大学社会学部専任講師。

専門分野
文化人類学、都市人類学、日本各地・世界諸民族の生活文化、東京、大阪、京都、静岡県新居町・舞阪、新潟県津南町、香港、ソウル、クライストチャーチ(ニュージーランド)等の都市人類学的研究、異文化コミュニケーション、多文化理解。
(Wikipediaより)




江戸川大学


江戸川大学(えどがわだいがく、英語: Edogawa University)は、千葉県流山市駒木474番地に本部を置く日本の私立大学である。1990年に設置された。大学の略称は江戸大。

大学の特色
江戸川大学在校生には、1人につき1台のノートパソコンが入学後に配布されている。そして、コンピュータの基礎教育、文章教育、コミュニケーション教育(専門講師を招いて)を積極的に行っている。また、大学敷地内には無線LANも配置されており、インターネットが常時利用できる。

教員には小倉淳(マス・コミュニケーション学科教授)、西條昇(マス・コミュニケーション学科准教授)、小林至(経営社会学科教授)、北原憲彦(経営社会学科教授)、斗鬼正一(現代社会学科教授)他、各分野において著名な人物(非常勤講師も含めて)が多く、同大学卒業生の専任教員もおり、学生との交流も盛んである。

それぞれの学科においての野外活動も多い。特に現代社会学科は、専任教員の専門分野が幅広く、現代社会の諸相を野外活動(フィールドワーク)を軸に研究する学科として、江戸川大学の特色が生かされた学科である。
(Wikipediaより)




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