今回は、2019年6月14日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。
虹を見るにはどうすればいい?
確かに虹って、時々見ますね。
雨上がりの日によく見る気がしますが、見るにはどうしたらいいんだろう?
虹を見るにはどうすればいい?
本日の1問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、いつも七色にキラキラ輝いている大人ってだーれ?」
岡村さん「俺輝いてない。花ちゃんからいこうか?」
杉咲さん「(小声)で私ですか?」
藤本さん「いや。もうちょっと声張ってよ!」
てなやり取りで、杉咲さんが回答者に。
チコちゃん「虹って見たことある?」
杉咲さん「ありますよ。」
チコちゃんは写真でしか虹を見た事がないとのことで、虹が見たいとのこと。
チコちゃん「虹を見るにはどうすればいいの?」
杉咲さん「晴れている時に水をまくと虹が出る。」
チコちゃん「私、自然の虹が見たい。」
杉咲さん「雨上がりに晴れると虹が出る。」
チコちゃん「どうやってそこに行くの?」
杉咲さん「行く? 行った事無いですよ。」
最終的に、「ラッキー(運)」ということでみなさんの意見が一致したところで、、、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
と叱られちゃいました。
ふなばしアンデルセン公園で街頭インタビューでも、正解なし。
ナレーション「「バブル時代の六本木は虹色に輝いていた。」だの、「レインボーブリッジ封鎖できません。」だの、昭和・平成・令和とわたしくも3代を生きる女になってしまいました。」
チコちゃん「虹をかける森田。」
チコちゃんの答えは、「雨の中で太陽が見えたら太陽に向かって走れ そして雨を抜けたとき振り返ればそこに虹が見えるだろう。」
藤本さん「めっちゃヒット曲の歌詞みたいな。」
岡村さん「大黒摩季やな。」
雨の中で太陽が見えたら太陽に向かって走れ そして雨を抜けたとき振り返ればそこに虹が見えるだろう。
虹を幸運のシンボルかのように思っている私たち。
しかし、「虹は運がいい人だけが見えるものではない。」とのこと。
科学的な現象なので場所・タイミングなどの条件が揃えば虹は狙って見えるそう。
虹を見る為の条件とは?
1.雨と晴れの境目に立つ
2.影が出来るほどの太陽の強い光を背負う
3.自分の影が見える方向の空を見る
の3つ。
雨には必ず端っこ(雨と晴れの境界)が存在しています。
雨が降っている際に雲の切れ間などで境目が見えた際にはそこに向かって急いで移動。
太陽を背にして振り返ると虹が見えるそう。
虹が見えるか検証
スタッフは、虹が見えそうなタイミングがあれば先生に連絡をお願いします。
すると東京にいるスタッフさんへ電話。
雨雲がお台場方面を通過しているという気象レーダーの動きから、虹の出現チャンスがありそうとの事。
お台場、フジテレビ本社付近。
空を見上げると雲の切れ間があるよう。
雨雲と晴れの境目を目指して東の方角へ。
虹が出来る仕組みについて解説
虹とは雨や霧などの水滴に反射した太陽の光。
太陽の光は白く見えますが、赤・緑・青などの様々な色が混ざって白く見えています。
この白い光が空気中の水滴に当たると水滴の中で屈折したり反射したりして人間の目に届きます。
この時に色によって曲がる角度などが少しずつ違います。
そうして、混ざり合っていた光が分離して七色の帯になって見えるのが虹。
海ギリギリの所まで移動したスタッフ。
雨雲の端っこは遥か遠くになってしまい断念。
しかし、ほぼ同じ時間帯に虹が御茶ノ水で見れたという情報あり。
ナレーション「最初から御茶ノ水だと教えてもらえていたら、、。先生に言われた通りお台場に来たのに、、。」
筆保先生に電話して、不満げ。
先生「それはツイてませんでしたね。ふふふ。」
次は、雨の予報が出た日に研究室に来るように指示をもらいます。
そして4月上旬。
この日は午後から雨という天気予報。
春先の天気は雨の日と晴れの日が交互に入れ替わりやすいので虹が見えやすい時期。
ちなみにこの日の天気は細かい雨雲が西から東にながれていく予報。
晴れと雨の状態が繰り返し起こる(=晴れと雨の境目が出来やすい)好条件。
雨雲レーダーを参考に雨雲の切れ目が出来そうな場所を目指して東京赤坂から神奈川方面へ車で移動。
しかし、神奈川方面に向かう途中で田園調布方面に車から明るい空を見つけます。
予定通りに神奈川方面に向かうか? それとも、目の前の雲の切れ間を追うか?
目の前の雲の切れ間を目指して移動開始。
結局、こちらでは、虹は見れず。
ナレーション「虹はありませんでした。」
しかし、この時SNSでは、最初に行く予定であった神奈川県の真鶴、湯河原、秦野などの各エリアで多くの虹の出現報告。
先生「いや~つくづくツイてませんね。はははは。」
結論
というわけで、
「虹を見るにはどうすればいい?」は、
「雨の中で太陽が見えたら太陽に向かって走れ そして雨を抜けたとき振り返ればそこに虹が見えるだろう。・・・運が良ければ。」
解説してくれたのは
横浜国立大学の筆保弘徳准教授
ホームページ
筆保 弘徳 (フデヤス ヒロノリ)
FUDEYASU Hironori
所属組織
教育学部 学校教育課程 理科教育
職名
准教授
研究分野・キーワード
気象学:台風
出身学校
– 1998年03月 岡山大学 理学部 地学科 卒業
出身大学院
– 2003年03月 京都大学 理学研究科 地球惑星科学専攻 博士課程 修了
– 2000年03月 岡山大学 理学研究科 地学専攻 修士課程(博士前期課程) 修了
取得学位
博士(理学) – 京都大学
修士(理学) – 岡山大学
(大学HPより)
横浜国立大学(よこはま こくりつだいがく、英語: Yokohama National University)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79番1号に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。
大学全体
横浜国立大学は、横浜経済専門学校(1923年創立の横浜高等商業学校を前身とする)、横浜工業専門学校(1920年創立の横浜高等工業学校を前身とする)、神奈川師範学校(1876年(明治9年)創立の横浜師範学校を前身とする)、神奈川青年師範学校の4つの旧制官立教育機関を母体として、1949年、新制国立大学として発足した大学である。前身の一つである横浜師範学校の沿革を含めると、1876年以来の140年以上の歴史を有する。学内には、横浜国立大学工学部の前身、横浜高等工業学校初代校長鈴木達治の功績を顕彰した「名教自然の碑」[1]がそびえ立つ。
新制としての発足以降、学部・大学院共に整備・改組が順次行われ、現在は5学部5研究科(連合学校教育学研究科を除く)を擁している。日本を代表する大都市の一つである横浜を基盤とし、学部増設に力点を置いた規模拡大路線をとらず、少数精鋭化と大学院教育研究の重点化を進めてきた。近年は国際研究拠点としての環境整備に力を入れている。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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