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北海道で木彫りの熊が名物になったのはなぜ?→尾張徳川家が冬の生計のためスイスベルンから持ち込んで定着

今回は、2019年11月29日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!「ピアノの鍵盤はなぜ白黒?・子どもの肩こりの謎 ほか」のお話。


北海道で木彫りの熊が名物になったのはなぜ?





確かにどこの家にもありましたね。


でも、なぜ北海道土産に?



北海道で木彫りの熊が名物になったのはなぜ?


本日の4問目。


「目指せ寝正月!働き方改革のコーナー」





チコちゃん「北海道土産と言えば?」


岡村さん「山わさびの醤油漬け」


チコちゃん「なるほどね。おいしいわね。食べ物じゃない場合は?」


岡村さん「熊の木彫り。」


チコちゃん「なんで、北海道で木彫りの熊が名物になったの?」


岡村さん「開拓した際に木を伐採して、その木がもったいないので再利用できないか?と考え付いたのが木彫りの熊だった。」


CGもないので、そのままVTRへ。



木彫りの熊はなぜ北海道名物に?






木彫りの熊が生まれた生誕の地は北海道八雲町。


有名になったきっかけは、1960年。


国民の生活水準を改善する目的で行われた所得倍増計画。


この計画には地域産業の復興も含まれていました。


北海道各地で新たな観光資源が創出。





1960年からの10年間で観光客の数は3.6倍になり、北海道は空前の観光ブームに。


そんな中で観光客がお土産として手にしたのが木彫りの熊。





これが全国に広まって北海道土産の代名詞的な存在に。



なぜ北海道八雲町で木彫りの熊が誕生した?


その起源は、尾張徳川家。


という事で、世が世なら将軍様だったかもしれない尾張徳川家第22代当主徳川義崇さんを取材。


八雲町は旧尾張藩士の人たちが移住して開拓した町。


開拓当初は主に農業で生計を立てていました。


ところが北海道は雪が降るので冬場になると生活が途端に苦しくなります。


そこでそ徳川義崇さんの曽祖父にあたる第19代当主、徳川義親さん。





大正10年から11年にかけてヨーロッパの周遊旅行へ。


この際にスイスのベルンで木彫りの熊を見つけて持ち帰ったとのこと。


その時の実物がこちら。





これをモチーフにして木彫りの熊作りを冬場の生活の糧にしようと提案。


そして、所徐々に定着。


さらに後々にサケを口にくわえたりといった北海道独特のデザインが定番化。




木彫りの熊は時代の流れによって様々な姿に






・サケを背負った木彫りの熊
・スケート靴を履いたスケート熊
・ボウリングをするボウリング熊
・パンダになっちゃった木彫りのパンダ
・逆にサケに食われた木彫り熊



結論


というわけで、


「北海道で木彫りの熊が名物になったのはなぜ?」は、


「尾張徳川家が冬の生活のためスイスベルンから持ち込んだから」


でした。




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。


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