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なぜ人間だけが料理をするの?→顔が平らだから。口から入る食べ物の風味が嗅覚に到達する事で美味しさを感じる

今回は、2020年1月3日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!▽麒麟(きりん)がくる!コラボSPお年玉・たこあげほかのお話。


なぜ人間だけが料理をするの?





確かに料理をするのは、人間だけですよね。


2足歩行で、手が使えるし、火が使えるから?






なぜ人間だけが料理をするの?


本日の8問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番料理が上手すぎるステキな大人ってだーれ?」


他局で長年料理番組をされていたという事で堺正章さんが回答者に。


チコちゃん「なぜ人間だけが料理をするの?」


堺さん「火を扱えるのは人間だけだから。」


チコちゃん「火を使わない料理もあるのでは?」


堺さん「人間の味覚は発達しているから。」


しかし、正解にたどり着くことができず、叱られちゃいました。


チコちゃんの答えは、「顔が平らだから。」



顔が平らだから


人間は他の動物に比べて人間は顔が平たい。





人間と料理との関係について。


およそ200万年前に火と出会った人類。





食べ物を焼いて食べるという料理を知ります。


以前の番組でも内容の紹介がありました。


火と出会う前、人類は硬くて苦い木の実を食べていました。





しかし、火を通す事で唾液の消化酵素で分解できるようになり、甘みを発見。


同時に、食材を焼いた時に立ち昇る「香り」も同時に発見。


この香りがポイント。



NHKスペシャル「食の起源」






人間が感じる美味しさについて40年以上に渡って研究しているゴードン・シェファード博士。


口から入る食べ物の風味が嗅覚に到達する事が美味しさを感じる原動力。


この考えを証明する為に、人間の口から鼻にかけての構造を3D模型で再現。





これによって食事中の香り成分がどのように動いているのかをシミュレーション。


まず口の中で食べ物を噛むと香り成分はノドの入り口付近に集まります。





ノド周辺の複雑な骨格が壁となり、食べ物の香りがそこに留まる事が明らかに。


また、食べている間に鼻から息を吐き出します。





すると、溜まっていた香り成分がその空気の流れによって一気に鼻の内部に到達。


そこで大量の香り成分が嗅覚センサーである嗅上皮(きゅうじょうひ)に衝突。


香りの情報が強烈な刺激として脳に伝達。


その結果、私たちは食べ物の風味こそ美味しさだと感じるようになるとのこと。


そしてこのような現象は人間特有のもの。


人間は風味を感じる嗅覚が他の動物に比べて突出して敏感。


その理由が人間特有の顔の構造。


他の動物に比べて顔が平たいというのが人間の特徴。


まだ恐竜がいた時代に、私たちの祖先であった原始哺乳類。


恐竜から身を隠せる夜に暗闇の中で嗅覚を頼りに生活。


しかし、巨大隕石の衝突によって恐竜は絶滅。


天敵の恐竜が姿を消した地球で昼間から食料を探せるようになりました。


そのため、人間の祖先は視覚が発達する一方で嗅覚は次第に退化。


その結果、恐竜時代前後では鼻の骨格が大幅に短くなるという変化が。


つまり顔が平らになりました。


長い鼻の構造では骨に邪魔されて香りが嗅上皮に届きにくい。





しかし、顔が平らになると香りが嗅上皮に直接到達。





さらに二足歩行によってノドの構造が大きく変化。


四足歩行から二足歩行になって体が垂直に起き上がります。


すると、喉頭(のどぼとけ)が他の動物に比べて下に。





これによって広がったノドの空間を通してより香りが嗅上皮に到達。





これも他の動物にはない人間特有の構造。


顔が平らになった事、ノドの構造が変わった事という2つの変化。


決して食事を美味しく食べる為に進化したわけではなく、進化の過程で偶然に獲得したもの。



結論


というわけで、


「なぜ人間だけが料理をするの?」は、


「顔が平らだから」


でした。



塚原アナから補足


美味しさの根源となる香り(風味)のそのほとんどは脂に溶けているという事。


この脂については1月12日放送予定のNHKスペシャル「食の起源」で取り上げるとのこと。



解説してくれたのは


明海大学歯学部の村本和世教授


村本和世 教授

専門分野
神経生理学

主要研究テーマ
化学感覚の統合機構に関する研究

提供できる教育内容
生理学、神経生物学、生物学

学位
博士(医学)1995年4月 東京大学
理学修士 1991年3月 上智大学
理学士 1989年3月 東京都立大学

主な業績又は職務実績等
口腔のはたらきと役割(2012年,単著,小児歯科臨床)
嗅覚(2014年,共著,In:基礎歯科生理学(第6版),医歯薬出版)
筋と運動,感覚,味覚(2014年,共著,In:ビジュアル生理学・口腔生理学(第3版),学建書院)
「におい」の生物学(2015年,単著,小児保健研究)
味とにおいの奏でる食のハーモニー(味わいの脳科学)(2016年,単著,日本顎口腔機能学会雑誌)
Non-neuronal cardiac cholinergic system influences CNS via the vagus nerve toacquire a stress-refractory propensity.(2016, 共著, Clin Sci (Lond))
Integration of olfactory and gustatory chemosignals in the insular cortex (2016, 共著, J Oral Biosci.)
日本味と匂学会研究奨励賞受賞(2007年),日本味と匂学会評議員・学会誌編集委員
歯科基礎医学会理事,日本生理学会評議員,日本神経化学会評議員
(大学HPより)



明海大学


明海大学(めいかいだいがく、英語: Meikai University)は、千葉県浦安市明海1丁目に本部を置く日本の私立大学である。1970年に設置された。大学の略称は明海(めいかい)、明海大(めいかいだい)。

1970年に城西歯科大学として学校法人城西大学の設置する城西大学の隣に設置されたのを起源とする[広報 1]。創立者は城西大学の創立者でもある水田三喜男[1]。1988年(昭和63年)4月に外国語学部と経済学部を設置、大学の名称を明海大学に変更した[2][広報 1]。名称の元となった浦安キャンパスの所在地の浦安市明海の地名は「あけみ」と読む。

建学の精神
社会性・創造性・合理性を身につけ、広く国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成をめざす[広報 2]

特徴
浦安キャンパス
日本で唯一の不動産学部がある。
資格取得で単位認定や奨学金の支給がある[広報 3]。
浦安キャンパス図書館は全国の大学に先駆けて、地元市民に一般開放した[3][4]。
坂戸キャンパス

坂戸キャンパス(歯学部)
城西大学と敷地を接しているが、明海大学とは別法人である。
敷地内には付属施設として明海大学病院がある。
歯科系以外に内科、耳鼻咽喉科、眼科が設置されている[広報 4]。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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