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なんで卒業式で呼びかけをするの?→カリスマ校長の学校改革。子供に自主性を持たせるため。形式ばった式典を感動的なセレモニーに。

今回は、2020年3月11日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!▽ノーベル賞!リチウムイオン電池▽柿の種の謎の番組内容を紹介。


なんで卒業式で呼びかけをするの?





たしかに、「楽しかった運動会!」など、呼びかけますね。


なぜなんだろう?





なんで卒業式で呼びかけをするの?


本日の2問目。


チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、感情豊かで涙もろいピュアな大人ってだーれ?」


岡村さんのすすめで、山崎さんが回答者に。


卒業式の話題。


チコちゃんと山崎さんは、共に卒業式定番の「呼びかけ」を披露。


「楽しかった運動会!」「運動会!」


チコちゃん「なんで卒業式で呼びかけをするの?」


山崎さん「ずっと黙っていると思い出に浸れないから。」


チコちゃん「その超まともな答えでいい?」


山崎さん「どうしちゃったんだろう。芸人ともあろう人がね。申し訳ない。」


山崎さん「(呼びかけの)台本を書く組織と教育委員会の癒着ですかね。あれは。」


チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


叱られちゃいました。


チコちゃんの答えは、「カリスマ校長の学校改革」



カリスマ校長の学校改革


カリスマ校長とは斎藤喜博。





昭和を代表する教育者。


この学校改革がスタートしたのは昭和27年。


群馬県島小学校に赴任した事が最初。


それまでに見て来た学校と比較すると島小学校は、自主性のない子どもたち。


そして、疲れ切った教師という問題点が。


その状況を変える為に斎藤喜博校長が実施した学校改革。


子どもたちのために行った学校改革では、、





通信簿の5段階評価をやめる
運動会は子どもたちが計画・進行する
合唱を多く取り入れ大きく元気な声を出す習慣をつける

など。


そして教師のために行った学校改革では、





教師の休みを取りやすくする
教員会議の終了時刻を決め絶対にオーバーしない

など。



この結果、明るい子どもたちが増えた上に、教師たちは生き生きと授業を行えるよう。


そして校長が行った学校改革の集大成ともいえるのが卒業式。


現在では、感動的なセレモニーというイメージが強い卒業式。


昔の卒業式は必ずしもそうではなく、形式ばった堅い式典。





こんな形式ばった昔の卒業式を変えるために取り入れたのが「呼びかけ」。


校長が用意した台本に沿って「子どもたち一人一人が作り上げるイベント=卒業式」という演出。





そして昭和30年に日本で初めて島小学校の卒業式で呼びかけが誕生。



当時の卒業式の再現


番組では当時の卒業式に関わった卒業生や卒業生のお母さん(100歳)が集合。


その当時の卒業式を再現。





式には当時の卒業生や在校生、保護者が参加。


在校生、卒業生、教師で、台本にしたがって劇のように呼びかけ式の卒業式。


卒業証書授与のシーンでは、片手で受け取って、腕を外側に大きく回すという独特の動き。





まるで演劇。


そして呼びかけは保護者も参加。


最後は「蛍の光」を斉唱して終了。


こうやって生まれた卒業式の呼びかけ。


その後に教育者向けに勉強会を開いた斎藤校長は積極的にこの知見を広めました。


ここで学んだ先生たちが自分の学校に持ち帰った事で呼びかけはやがて全国に広がりました。



結論


というわけで、


「なんで卒業式で呼びかけをするの?」は、


「カリスマ校長の学校改革」


でした。



塚原アナから補足


島小学校のドキュメンタリー映画「芽をふく子ども」が制作され、モスクワ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したそう。



その後


卒業式の思い出について聞かれた持田香織さん。

第二ボタンが記憶に残っているとのこと。


チコちゃん「なぜ第二ボタンなのかを岡村から説明があります。」


岡村さん「あれはね、、一番無くてもいいボタンだったからです。」


2019年3月8日放送「卒業式で第二ボタンをあげるのはなぜ?」の話題




山崎さん「ピンマイクがつけやすいとかそういう事じゃないんですね?」



解説してくれたのは


解説は立教大学の有本真紀教授。


有本真紀教授


有本 真紀 (アリモト マキ)

ARIMOTO Maki


所属
文学部 教育学科

文学研究科 教育学専攻博士課程前期課程

文学研究科 教育学専攻博士課程後期課程

職名
教授

研究室電話
03-3985-4297
(大学HPより)



立教大学


立教大学(りっきょうだいがく、英語: Rikkyo University/Saint Paul’s University)は、東京都豊島区西池袋3-34-1に本部を置く日本の私立大学である。1922年に設置された。大学の略称は立大(りつだい)。

大学全体

池袋キャンパス本館(モリス館、東京都選定歴史的建造物)

1925年頃の立教大学正門
立教大学は日本聖公会系のキリスト教主義学校(ミッションスクール)である。もともとは米国聖公会の宣教師チャニング・ウィリアムズ主教が設立した聖書教育と洋学教育の私塾である立教学校が母体。設立当初の英語名称はSt.Paul’s School。

1922年、大学令による大学となり、文学部、商学部、予科を設置。キリスト教系大学としては同志社大学に次いで2番目に認可された[1]。第二次世界大戦前にはSt.Paul’s Collegeと変更。現在は正式な英称をRikkyo Universityとしているが、Saint Paul’s UniversityまたはSt.Paul’s Universityとも呼ばれる。

立教大学は早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京大学で構成される東京六大学(東京六大学野球連盟、日本最古の大学野球の対校戦)の一校である。

「St.Paul’s」は、立教大学の守護聖人が聖パウロであることに由来する。米国聖公会系の学校にはすべて「守護聖人」が存在している。

建学の精神
校歌に謳われるように、立教学院は自らを「自由の学府」と呼び[2]、建学の精神を端的に表す言葉として各所で使用している。モットーは「PRO DEO ET PATRIA(神と国とのために)」。

教育および研究
立教大学におけるキリスト教学とは他のキリスト教系大学にあるような聖職者養成を目的とした神学ではなく、純粋に学問としてキリスト教を研究する宗教学である。したがって信仰の有無は問われない。聖書学からキリスト教芸術やキリスト教の倫理学までキリスト教のうち広範な領域をカバーしている。
(Wikipediaより)




今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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